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“小さな田舎町”の大きな魅力。宮城県丸森町で若者が活躍する理由とは

“小さな田舎町”の大きな魅力。宮城県丸森町で若者が活躍する理由とは

豊かな自然と四季折々の美しい景観に彩られた宮城県丸森町。人口1万4000人ほどのこの町では6月1日現在、県内最多19人もの地域おこし協力隊が同町を活躍の場に選び、地域を盛り上げるべく奮闘しています。彼らは何を願い、町への移住を決断したのか。そこで手にした“理想の生活”とは―。協力隊員として活躍する3人の若者に話を伺い、町が持つ魅力や可能性を探りました。

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“価値ある生き方”を追った先に丸森町があった!

仙台市出身・佐藤公恵さん

「いらっしゃいませー」。職員の活気ある声と、住民の和気あいあいとした談笑が飛び交う丸森町大内地区の直売所『いきいき交流センター大内』。店内には同地区で収穫されたミニトマトやホウレンソウなど色とりどりの農産物がずらりと並び、地元高校生とタイアップして開発したオリジナルスイーツの数々も目を引きます。「ここはお客さんとの距離がとても近いです。物を売るだけでなく、住民同士の交流の場としての役割もあります」とは、地域おこし協力隊として勤務している佐藤公恵さん。普段は農産物の陳列やレジ打ちなどしながら、自宅の畑で農産物の生産も手掛けています。「将来は多品目を取り扱う農家として、生産から販売、加工までを手掛けたいと考えています。そのため、生産や販促に携わることができる今の仕事はとても勉強になりますね」。

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住民と談笑しながらレジを打つ佐藤さん

もともと、東京都でOLとして働いていた佐藤さんですが、ほどなくしてこの先の人生に疑問を持ち始めたといいます。「自分にとって本当に価値のあることをやっていきたい」。丸森町に出会ったのはそんな時でした。初めて目にした緑豊かな里山の景観、澄んだ空気と住民の温かさに心打たれて移住を決意。「農業をやりたくて生活拠点を探していましたが、丸森町は私が思い描いていたイメージにピッタリでした」。

毎日の楽しみは、自宅庭のベンチに腰かけて飲む一杯のビール。「これからの季節は、庭からの景観を眺めながら口にするビールがもう最高。夜の星空も本当にきれいで、何ものにも代えがたいこの町の財産」と興奮気味に話します。
自然と共存する生活こそが、佐藤さんが見出した“一番価値のある生き方”。「これからも土に触れながら、生産、販売の両面で地域を活性化させていきたい」と意気込んでいました。

“住民の温かさ”に惹かれて移住を決意

神奈川県出身・三浦昌志さん

首都圏で生まれ育った三浦昌志さんが丸森町への移住を決めたのは転職がきっかけ。「人と交流できる仕事がしたくて、東北地方にも住みたかった。そんな折に地域おこし協力隊の制度を知ってこの町に初めて訪れました」。大学生時代に携わっていた震災ボランティアで東北地方へ出向く機会が多かった三浦さん。「活動を通して、東北の人々の温かみを感じていました。実際に丸森町を訪れた際も町の方々から温かい言葉をいただき、ここで暮らしていくことを決めました」。

現在は『大内まちづくりセンター』を拠点として広報活動に従事。地域のニュースや自らの農業体験談を盛り込んだ『大内農業新聞』を毎月発行しているほか、ホームページやSNSなどを通して、町内外に地域の魅力を発信しています。

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「近隣住民との交流が楽しい」と話す三浦さん

「昌志は私たちの息子」と、近隣住民からも愛されている三浦さん。「取材や交流を通して、町や住人のことがどんどん好きになっていきました。そんな町の魅力をどんどん伝えていきたいです」。“第2の故郷”を愛する思いが、三浦さんの言葉の端々から伝わってきました。協力隊に就任してはや1年半。「今後も町に定住することは決めています。そのうえで、今携わっている広報活動は続けていきたいですね」。

すべては“大好きな東北のために”

名取市出身・柴田北斗さん

2018年1月から、町内での起業支援『まるまるまるもりプロジェクト』の一員として活動している柴田北斗さん。普段は丸森町を拠点に「ヒトラボ東北」の代表として、キャリアカウンセリングを軸に事業を営んでいます。「相談者がこれまでどんな人生を歩んできたのかを棚卸をしながら、今後のキャリア設計を一緒に考えています」。それは単に仕事の斡旋に終始するものではありません。「私の考える“キャリア”の定義とは、人のあり方そのものを指しています。仕事の紹介を前提としたこれまでのキャリア支援とは違い、その人の生活や生き方を一緒に模索することが身上です」。

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「大好きな東北に貢献したい」と話す柴田さん

3年以上にわたって、大手人材系企業でキャリアコンサルタントとして活躍してきた柴田さん。ここでの経験は言うまでもありませんが、“大好きな東北に貢献したい”という強い思いもまた、この活動の根幹を支えています。その上でなぜ、同町を生活の拠点に選んだのか。柴田さんはひとえに、町民の度量の深さに心ひかれたからだと話します。「本プロジェクトにも言えることですが、やりたいことを応援してくれる懐の深さに感銘を受けました。住民同士の垣根も低いので、すぐ打ち解けられると思います」。
今後もキャリア開発のプロの道を追求したいと意気込む柴田さん。「一人ひとりが豊かで幸せな人生を送れるようになり、東北がそんな人々であふれる豊かな場所になる」。そんな世界の実現に向けて、自己研鑽も惜しまない覚悟です。

丸森町を一緒に盛り上げませんか。あなたの「やりたいこと」を応援します

多くの地域おこし協力隊が活躍する丸森町では、町のさらなる発展のため、直売所、畜産の両枠で協力隊を募っています。
直売所枠では、福島県との県境にある直売所『あがらいん伊達屋』への派遣となります。地場産品の販売のみならず、農産物の生産や加工、それらを振る舞うカフェの経営など、多岐にわたる業務を行っています。地域おこし協力隊として3年間の任期満了後は、店舗経営者の道があります。

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アットホームな直売所 あがらいん伊達屋の皆さま

畜産枠では、町営放牧場の指定管理者『農事組合法人丸森町酪農振興組合』への派遣。畜産農家から預かった牛の育成が事業のメインです。2020年には子牛育成センターの開設も予定されているなど生産基盤の強化が図れており、それに伴って正社員も併せて募っています。

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町の畜産業を支える丸森町営牧場

★☆★応募条件等はこちら★☆★

丸森町では、あなたの“ありたい姿”の実現を応援しています。「丸森町の自然の中で暮らしてみたい」、「協力隊の先輩たちと一緒に、地域を盛り上げる活動をしてみたい」。こうした想いを持っていただけた方、地域おこし協力隊に志願してみてはいかがでしょうか。

なお、丸森町は2019年6月15日に仙台で開催される「就農FEST」に参加します。
詳細はこちら

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【丸森町地域おこし協力隊に関する問い合わせはこちら】
宮城県丸森町役場農林課農政班 担当:木皿
TEL:0224-72-2113
FAX:0224-72-3041
Mail :nosei@town.marumori.miyagi.jp
宮城県伊具郡丸森町字鳥屋120番地
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