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柑橘栽培をするなら、美しい瀬戸内で-しまなみ海道・大三島(おおみしま)-【農業体験ツアー・見学あり】

柑橘栽培をするなら、美しい瀬戸内で-しまなみ海道・大三島(おおみしま)-【農業体験ツアー・見学あり】

瀬戸内の美しい島々と、それらをつなぐ橋が織り成す海の道『しまなみ海道』。広島県との境にある愛媛県の大三島(今治市)では、柑橘栽培にゼロから取り組む新規就農者が増えています。一人ひとりの“やる気”と向き合う“本気”の受け入れ体制について、サポート事業を行う『JAおちいまばり』の皆さんに伺いました。
最後に農業体験イベントや見学に関する告知もあり!

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地域農業を元気にする『JAおちいまばり』の取り組み

温暖で、一年を通して晴れの日が多い大三島は、柑橘栽培にピッタリの環境です

『JAおちいまばり』は、愛媛県の東予地方に位置する今治市(立花地区を除く)と越智郡上島(かみじま)町を事業エリアにしています。
今回訪ねた大三島は今治市に属していて、愛媛県では最大の島。歴史が古く、国宝をはじめ多くの文化財を持つ『大山祇(おおやまづみ)神社』が有名です。

「今治は温暖な気候に恵まれており、JAの売上としては柑橘類が7割を占めています。紅まどんな、甘平(かんぺい)など多品種生産が一つの特徴です」と営農企画課長の米田栄治(よねだ えいじ)さん。

『JAおちいまばり』では、高齢農家の労働支援のため収穫などを手伝うチームを編成したり、あるいは農業生産法人を立ち上げて水田を借り受けて管理したりと、柑橘類はもちろん地域農業を元気にするさまざまな活動を行っています。陸地部には大型直売所『さいさいきて屋』もあり、多くの人でにぎわっています。

「技術指導」+「園地確保」の両輪で新規就農をサポート

地域農業を元気にする活動の一環として、近年力を入れているのが新規就農サポート事業です。2017年から大三島の上浦地区に研修生を受け入れ、2年間かけて丁寧に技術指導。すでに1期生が3人巣立ち、現在2・3期生の計5人が、国の支援金制度も活用しながら学んでいます。

機械化できないのがミカン栽培。摘果などの作業を一つひとつ学びます

なるほどと感心したのは、技術指導とあわせて園地の確保も推し進めていることです。地域に多くある荒廃園地を、行政手続きも含めて利用できるようにし、苗の新植を行うなどして再整備。今後はこうして息を吹き返した園地を修了生に渡す、というところまでのトータルな就農支援予定です。

「大三島は傾斜地、気候など地の利に恵まれています。それを生かしながら研修生の皆さんが豊かな生活を営んでいけるよう、就農後ももちろん支援を継続します」と、サポート事業の審議役を務める阿部 和平(あべ かずひら)さん。受け入れにあたっては、その人のやる気もしっかりと見極めています。

一人ひとりのライフスタイルに合わせて丁寧に指導

研修生に柑橘栽培を丁寧に教える岡本勇人さん

「どのようなライフスタイルを目指すのかは人によって違います。だから一人ひとりに合わせた柔軟な指導を心がけています」と話すのは、実際の指導を担当する岡本勇人(おかもと はやと)さんです。ただし共通しているのは、“従業員”ではなく“社長”を育てること。それぞれが独立した自営就農ができるよう、ありとあらゆることを指導します。

ご夫婦での就農希望や単身での移住、Uターンなど、研修生の背景はそれぞれ。北海道や大阪府など、中四国県外から移住して来られた方もいます。園地で摘果作業に勤しむ研修生の皆さんにも話を聞きました。

「草刈りのやり方から各種ミカンの特徴まで、初歩の初歩から教えてもらえます」(大和田理恵さん・自称25歳)
「何度聞いてもそのつど丁寧に教えてもらえるのがうれしいです」(白石 健紘さん・27歳)
「愛媛のミカンの将来は僕が背負います!」(萬田 圭亮さん・31歳)
「移住者の自分たちに対しても、近所の方が声をかけてくださるなど、島暮らしを通して人々の温かさを感じています」(丸山 克己さん・49歳)

北海道、沖縄県、東京都、大阪府など全国各地から研修生が集まってきます

その感想や意気込みからは十人十色の個性とともに、和気あいあいとした仲のよさも伝わってきました。また、すでに就農している北海道出身の森喜朗さん(31歳)は「今でも何でも相談できるので心強いです。人間らしい生活ができているなと感じます」と笑顔を見せました。

ロケーションよし、アクセスよし。移住者が多い大三島

風光明美なしまなみ海道はサイクリストたちの聖地になっています

皆さんの話を聞いていると、大三島という島の魅力も就農する上で大きなポイントになっていることが分かります。
この島に来て感動するのは、何と言っても多島美を身近に望むロケーション。しまなみ海道は世界で高い評価を受けているサイクリングコースでもあり、海岸線に沿った景色の素晴らしさは折り紙付きです。
 
また、本州と四国へは高速道路でアクセスできるため、広島市や松山市が日帰り圏内であることも魅力でしょう。新幹線の新尾道駅にも車で1時間足らずで着きます。「大三島は以前から移住者の多い島です。それだけ共感しあえる仲間が多く、また地元の方が温かく受け入れてくれる土壌があります。就農するとはその土地に住むことですから、思い切ってとびこんでみてください」(米田さん)

まずは「新規就農・農業体験ツアー」に参加してみませんか? 2019年は12月中旬に開催されます(参加無料)。収穫体験、宿泊、農家との情報交換会(希望者のみ)、さらにサトイモやイチゴの収穫体験など、盛りだくさんの内容で行われる予定です。
なお、個別対応の見学も可能なので気軽に問い合わせてみましょう。

さいごに
大三島での就農支援はいわば一つのモデルケースです。「ここでの成功事例を愛媛県全体に広げていけたらと考えています。愛媛県での就農に興味があれば、場所や作物に限らず相談していただけるとうれしいですね」とJA全農えひめ営農支援課の斉藤正幸(さいとう まさゆき)さん。この選択肢の幅広さにも、魅力を感じました。

多々羅大橋をバックに左から米田さん、岡本さん、阿部さん、斉藤さん

◆愛媛県での就農・移住をもっと詳しく知りたい方はこちら

◆JAおちいまばりをもっと詳しく知りたい方はこちら

◆愛媛新規就農者支援プログラムの特設ページはこちら

お問い合わせ先
越智今治農業協同組合(JA おちいまばり)
営農進行部 営農企画課
〒794-0081
愛媛県今治市阿方甲246-1
TEL:0898-34-1874

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