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野菜栽培の研究歴65年! 優秀品種へ送られる賞を数多く受賞した研究者が注目する『こっこりん®』。その使用方法や効果とは。

野菜栽培の研究歴65年! 優秀品種へ送られる賞を数多く受賞した研究者が注目する『こっこりん®』。その使用方法や効果とは。

鶏の糞を1200度で焼成するとどんな化学変化が起こるか、知っていますか? 天然ミネラル100%のJAS有機肥料『こっこりん®』の成分は、窒素がわずか0.5%未満で、水溶性カルシウムが45%以上を占めています。こうした特徴に着目し、さまざまな角度からそのパワーの秘密を探っている研究者がいます。根張りを良くする、茎を強くする、回復力を高めるなど、観察・検証した事象の数々。これらはカルシウムのなせる業なのか? 圃場を見学しながら、『こっこりん®』が野菜の発育に与える影響をいっしょに考察しました。

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ベテラン研究者と『こっこりん®』の出会い

65年、野菜栽培を研究し続けている大ベテラン

千葉県野田市。全体で約30aの研究用圃場『日暮農園』。その持ち主、日暮菊雄(ひぐらし・きくお)さんは、野菜栽培の研究歴65年という大ベテランです。

1934(昭和6)年に千葉県の農家に生まれ、戦後、民間の農事会社に就職し、研究チームの中心人物として、各種野菜の品種改良の分野で活躍。その功績で全日本野菜品種審査会などの審査による栄誉ある賞を幾度も受賞しています。

1996(平成8)年に定年退職した後は、自ら農園を作って研究を継続。10種類以上の野菜、また同じ野菜でも複数の品種を育てながら新品種の開発、土壌改良や各種肥料の研究に取り組んできました。その日暮さんが2014年の冬に出会ったのが『こっこりん®』です。

朝田ケミカル株式会社

黒カビが生えていない玉ねぎを持つ日暮さん

連作障害の畑で15年ぶりにタマネギが結球

当時、『こっこりん®』が製品化されて間もない頃。どう使えばどんな効果があるか、実際の使用例もまだ少ない段階です。製造・販売元の朝田ケミカル株式会社のスタッフから話を聞いた日暮さんは、連作障害研究用の畑で『こっこりん®』がどんな作用を及ぼすか試してみました。

その畑ではこれまで、さまざまな肥料を代わる代わる使い、連作障害によって壊れた土壌が回復可能かどうかを、タマネギの生育により検証していました。過去15年間、タマネギが結球しない試験圃場です。

ところがその年の暮れ、『こっこりん®』を使い定植すると、翌春3月にはタマネギが結球したのです。その事象に興味を引かれた日暮さんの研究は、以来、「『こっこりん®』の効用を生かす使い方」が中心となります。

『こっこりん®』の土壌改良への大きなはたらき

「これは肥料と言えばいいのか、土壌を浄化する農薬のようなものと言えばいいのか。長年研究をやってきて、こんな資材は初めてだ」

出会ってから4年半。日暮さんは『こっこりん®』に対して、そのような感想を持っています。

カルシウム不足による土壌成分バランスの崩れが連作障害の原因になりうるため、『こっこりん®』に含有される必須ミネラル、中でも45%を占めるカルシウムが土壌の循環に良い影響を及ぼすのか、他の有機肥料との相性が抜群に良くなるそうです。

そんな『こっこりん®』には球状・細粒・微粉末の3タイプがあるため、使い方も多面的です。

朝田ケミカル株式会社

『球状のオリジナルこっこりん®』8,250円/『こっこりん®細粒』11,000円/『こっこりん®ミクロン』2,200円(いずれも税込)

『こっこりん®細粒』を使って、根を茎を皮を強く

『こっこりん®細粒』を苗の段階で土にすき込む

特に愛用するのは素早く土に溶け込み、分解されて栄養分を行きわたらせる細粒タイプ。苗を植え、マルチシートを張る時に根元に入れ込みます。日暮さんは「『こっこりん®』を入れると根が丈夫に育つんだ」と確信を持っています。

以前、オクラのセンチュウ対策試験をしたところ、『こっこりん®』を入れた畝の根は引き抜くのが大変なほど、強く大きく真っ白に育ちました。それに対して、そのすぐ隣の、『こっこりん®』を入れなかった畝の根にはセンチュウがまとわりつき、根こぶだらけになっていました。

ジャガイモなどでも同様の現象が見られ、日暮さんは「『こっこりん®細粒』を使用すると、根張りの力が強くなるから、たとえセンチュウがついたとしても野菜が丈夫に育つ」と言います。

朝田ケミカル株式会社

オクラの根元に『こっこりん®細粒』をまく日暮さん

2回に分けてまくことで茎が太くなり作物の日持ちも良くなる

根張り効果に目を見張った日暮さんは、こっこりん®を使用することで茎や皮も丈夫にすることを発見しました。取材に伺った7月中旬は夏野菜のトマト、キュウリ、ナスなどの最盛期。愛用の細粒タイプは苗を植える時と、成長期の2回、入れるのが日暮流。茎が太くなり、作物の日持ちも良くなるそうです。

「稲の苗の倒伏を防ぐのにも効果があると聞いたので、茎が丈夫になるのかも」と日暮さん。ちなみにイモ類や玉ねぎなどの皮も丈夫になり、傷がつきにくくなるため、1回、2回と使う度に黒カビが少なくなってきれいになり、貯蔵性が高まるそうです。

朝田ケミカル株式会社

茎も実もしっかりとしています

『こっこりん®ミクロン』で応急処置にも活用

弱った時も回復力アップ

また、夏は台風や大雨による被害も心配です。日暮さんは雨や風でダメージを受けた時も、『こっこりん®』が役立つことに気づきました。

活用するのは液肥の素となる『こっこりん®ミクロン』。約5000倍の水で溶いて葉面などに噴霧します。すると疲労回復したかのように元気を取り戻すと言います。

朝田ケミカル株式会社

左:『こっこりん®ミクロン』使用 右:『こっこりん®ミクロン』不使用

葉面散布を毎日、1週間

この液肥タイプの試験例として見学したのは、病気にかかり発育不良になったシシトウです。苗の小さいうちに葉が黄ばんで萎縮している状態でした。2つの苗を移し、片方に1日1回、1週間にわたって散布を続けてみたところ、弱っていた茎や葉がみるみる回復し、黄ばみも消え、生育状況もよくなりました。

野菜自体が丈夫になり生育状態が良くなるため、病気もある程度防いだり、初期段階なら治癒できるのではないかというのが、ここまで研究を続けてきた日暮さんの見解です。

朝田ケミカル株式会社

今ではすくすくと成長するししとう

新たな発見の可能性

永年の間、野菜の栽培研究に携わってきた超ベテラン研究者も、『こっこりん®』が野菜栽培に与える影響の検証をライフワークの一つに選び、実証を重ねています。日暮さんの取り組みと同じ問題を抱える生産農家は、一度試してみると新たな発見を得られる可能性があるでしょう。

土壌と水質を改善し、農作物にとって健康的な生育環境を整えることこそ、生産農家の支援に繋がる。そう信じ、独自の技術でJAS有機肥料『こっこりん®』を開発し、普及に努める朝田ケミカル。

この水溶性カルシウム45%の植物への吸収性が高く、人や環境にも安全でやさしい肥料が、今後どのように役立てられるのか。その普及は日本の農業の常識を大きく変えていくかもしれません。

朝田ケミカル株式会社

日暮さんと朝田ケミカル株式会社 代表取締役の真田一伸氏

 
朝田ケミカル株式会社
〒100-0005
東京都千代田区丸の内三丁目4番1号 新国際ビル
TEL:03-5962-9901

ホームページはこちら

★☆★『こっこりん®』のパンフレットはこちらをご覧ください★☆★

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