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ジワジワきてます、「天然にがり」のパワー。米も野菜も果物も! ― ライフ物産株式会社 ―

ジワジワきてます、「天然にがり」のパワー。米も野菜も果物も! ― ライフ物産株式会社 ―

全国にはさまざまな伝承農法がありますが、「海水」や「にがり」を使った栽培もその一つ。ミネラルたっぷりの海水を畑に散布したり、土壌に天日塩を混ぜこむことで植物がより元気になることは昔から知られていました。 その中で、塩害の心配の無いと言われている「にがり」が今、農業で改めて注目されています。先達の知恵と経験が科学的根拠に裏打ちされ、じわりじわりと脚光を浴び始めているのです。中でもライフ物産(株)が販売する『アジマース』は、海水を太陽光で蒸発させて作る天日塩田にがり。この『アジマース』を使って、人も植物も安心の農業に取り組む松本さん、伊藤さんに会いに、海と太陽の街、和歌山県有田市に向かいました。

【取材協力】
柑王/伊藤寛正さん
松本農園/松本智行さん
ライフ物産株式会社/代表 三田和義さん

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《まずは基礎知識》~そもそも、にがりとは?なぜ、畑にいいの?

海水から塩を取り出す過程で、最後に残る液体がにがり。独特の苦味から「苦汁」とも言われます。
そのにがりがなぜ、農業資材として関心を集めているのでしょうか。
それはズバリ、バランスよく含まれた微量要素が植物本来の能力を最大限に引き出してくれると考えられるから。植物にはマグネシウム以外のその他の微量要素のバランスも重要です。
海水には地球上に存在する100以上の元素のうち、マグネシウムや硫酸イオン、植物必須微量要素を含め70種類以上が含まれ、「天日濃縮塩田にがり」は初めに結晶した食塩や硫カル(石膏)以外のそれらの成分がほぼ完全に移ると言われています。
つまり、にがりとは生命を育む海そのもの。
にがりを与えることで「稲の根が生き返り、冷夏でも収量が他の田んぼより増加した」「(農作物は)夏バテしなくなった、」「食味が上がった。」「菊菜の葉が厚くなった。」「さくらんぼの艶が良くなった」などの事例が続々報告されているようです。
土中の自由活性菌やその他微生物や植物内の酵素の働きを活発にすることで、果実の旨みや色・ツヤをUPさせたり、害虫を激減させる効果も確認されているようです。

にがりについて

にがりと菌製剤との混用でヘドロ化した培養土がきれいに復活。

編集部:伊藤さん、松本さんが天然にがりを使い始めたきっかけはなんですか?
伊藤さん:私のところではみかんや甘夏、レモンなどの柑橘類を生産しているのですが、もう一歩品質向上したいなと思っていた時、ご近所さんに地元の手づくりのにがりを貰ったんです。試しに1000倍希釈で散布してみると、自分が考えていた良い結果に近づいたんですよ。それで「にがりって面白いな」と思い始めたんです。でもそのにがりは生産量が少なくて、充分には使えないので困ったなと思い、農業用にがりを扱っているライフ物産(株)の三田さんに問合せたんです。
編集部:農業用にがりの中でも、『アジマース』を選んだのはなぜですか?
伊藤さん:インターネットや農協で情報を集め、4種類のにがりに絞り込み、最後に残ったのが『アジマース』。決め手は硫マグが残っていて濃度が濃いのと他の液肥と混合できたことかな。他社のは混合が難しく、とくに困ったのがリン酸の液肥と一緒に使うと凝固してしまうこと。『アジマース』はマグネシウムは多いですが、カルシウムが硫酸カルシウム(石膏)として析出してしまっているので凝固しない。だから液肥と混ぜることができ、一度の散布で済むんですよ。
編集部:効果を実感されたわけですね。松本さんは伊藤さんに勧められて?
松本さん:私の場合は父のみかん畑を手伝いつつイチゴにも力を入れていたのですが、なかなかうまくいかず悩んでいました。有名な菌製剤を使っても思い通りに実ってくれない。それで伊藤さんに相談に乗ってもらったんです。
伊藤さん:もうびっくりしましたよ。その菌に10万円も使ってるって聞いて「なんでそんなことしてんの?」って(笑)
松本さん:最初は、何を言われているのかわかりませんでした。「ちゃんと産毛が生えてるか?」とか言われて、「産毛? この人、何言うてるんやろ?」とか(笑)。今でも知らないことはたくさんありますよ。そのとき培地の一部で生育が止まって、枯れ死しそうになっていたんです。
伊藤さん:「土壌環境に合わない菌をいくらやっても意味ないよ」とアドバイスしたんです。
松本さん:そうなんですよ。渡された菌を使うと生育の勢いが全然違う。『アジマース』も教えてもらい、その繊維質分解菌と一緒にイチゴに与えてみたら…ヘドロ化していた土壌が復活して生育が追いつきさらに驚きました。しかも私がやったのは、菌製剤の希釈液を株元に注入したのとイチゴの実が3分ほど色づいた頃から、2000倍希釈の『アジマース』を定期散布したことくらい。それだけでヘドロが分解して土がきれいになったんです。おかげで培地の管理が楽になりました。比重も乗ってMサイズで標準100g(1パック)なのが115gに増え、色づきも早くなりました。それから培養土も研究してECの低い堆肥を使ったり、施肥も研究して、今は大きさも、秀品では50~60gそれ以外なら80~90gの子供のこぶしくらいの物もできるようになって、卸先からは新宿の有名なフルーツパーラーにも提供していると聞いています。

※ライフ物産注:生育が戻ったのは、培土のヘドロを菌製剤が分解したためと考えられます。

ライフさん提供のイチゴ畑

培地のヘドロ化による生育障害解消

無農薬イチゴもにがりのおかげ。生産が追いつかないほどの人気に

伊藤さん:『アジマース』を散布し始めて、柑橘系も秀品率が上がりました。木の先端でも奥深くでも、同じ時期に同じ品質のものを収穫できる。酸素濃度が落ちないのと、微生物を活性化する能力も優れています。使い始めて7年になりますが質も量も年々良くなってきてますね。
松本さん:イチゴで無農薬を実現できたのもにがりのおかげだと思います。和歌山県内のみで育成する奨励品種『まりひめ』も、おかげさまで収量が追いつかないほどの人気です。
以前はマニュアル通りに作っているだけだったのが、伊藤さんにいろいろ教えてもらっているうちに、イメージが湧くようになってきました。「もうちょっとパンチのあるものにしたい」とか「もっと味を乗せたい」とか。最初のうちは知らないことばかりで頭がパンクしそうでしたけど(笑)、にがりを使い始めてから「イチゴが大きくなって、おいしくなってる!」と成果が出てやる気がわきます。うどんこ病やダニも「にがりで減るよ」と教えてもらい、やってみたらそこら中に充満していたのが目立たなくなりました。10月から6月まで、週に一度の散布するだけで大きくなり、甘み・旨みもUPしました。

松本さん収穫中

「おいしいイチゴを作って、イチゴ嫌いな子どもを好きにさせたい」と松本さん

伊藤さん:近隣の農家にも情報を提供し、口コミで広がっています。にがりは自然のものだから、作物の種類を問わず、安心して勧められるんですよね。とくに『アジマース』はベトナムの塩田で作られているというのがいい。北大西洋で沈み込み、2000年近くかけて1500m以下の深海を流れ北東太平洋で湧昇する海洋深海流、そこからインド洋に向かう海流の南太平洋海域の清浄でミネラル豊富な海水です。そこで作られた塩はフランス料理でも使われている。そんなロマンやストーリーにも魅力を感じています。
※注:この海域に到達するまでには大きな陸地も無く、窒素燐の栄養塩の消耗も激しいため、化学汚染や有機物の少ない清浄な海水が得られます。
松本さん:農薬を減らすこともできたわけですが、最初から有機にこだわるということではなかったんです。自分の体にいいものを使いたいと思った結果、にがりに行き着いたという感じ。
伊藤さん:秋はハダニで悩んでいる農家も多いと思うけど、そんな人にはぜひおすすめやね。マスクも手袋もいらんしね! ただ、あんまり徹底していなくすると、今度は違う種類のダニが発生することがあるから気をつけて。

伊藤さんインタビュー

「にがりのことも関連資材のことも、知っていることはなんでも話しますよ」と伊藤さん

希釈して葉面散布するだけ!カンタンで低価格だから続けられる

1l中にマグネシウム120g、ナトリウム・ホウ素・マンガン・亜鉛などの微量要素が110gと、濃度が自慢の『アジマース』。ヨーロッパでも評価の高い上質なベトナムの塩田で取れた苦汁をプールに数カ月貯蔵し、比重1.3近くまで濃縮した熟成にがりです。電気分解を行うイオン交換膜分離や加熱蒸発(せんごう)ではなく、太陽光のもと、自然蒸発のみで仕上げる製法が最大の特徴です。
希釈して葉面散布するだけという使いやすさも好評。水稲での使用が多く、田植え後は活着が良くなり、成長期には茎が壮健に。収量増加や食味の向上にも役立ち、甘み・粘りのあるおいしいお米が出来上がります。イチゴやトマト、ナスなどの果菜や葉物野菜、根菜、大豆、ネギ、花卉にもオススメです。
『アジマース』を使った農家からは、「賀茂ナスの色、と艶が良くなった」「ブドウが丈夫になり、収穫後に揺すっても房から実が離れない」と喜びの声が届いています。

みかんの木

和歌山県有田市のみかん生産量は全国一!その一端を支えているのが天然にがりです

副資材無添加植物堆肥が主力製品のライフ物産(株)ですが、農家から「良いにがりを探せ」との要望を受けてこの「天日塩田にがり」が最高と判断して持って行って喜ばれて、販売を開始。これからも生産者から生産者へ、ミツバチのように飛び回って農家の喜んでくれる良い資材を供給することで、自分では出来なかった農業にかかわってゆけるのが何より楽しい。と話す三田代表。
伊藤さん、松本さんもにがりを使った農法を楽しみながら研究し、同志の輪を広げたいと考えています。
「にがりもすごいけど、菌製剤やトレハ・フルボ・液肥なんかとの組み合わせの+αの効果はその先があってやばいで!」と太鼓判を押す伊藤さん。
天然にがりにはまだまだ知られざるパワーと可能性がありそうです。

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