3種類の買い方から選べる『資材購入サービス』が魅力。 ”使うだけ得する” ことにこだわったアプリ

『AGMIRU』画面イメージ
『AGMIRU』を一言で表現すれば、営農活動を支援する便利なサービスを集めたスマートフォン用のプラットフォームアプリです。ひとつのアプリで資材の購入から生産や収支の管理、作物のネット販売まで、さまざまなサービスを利用することが可能となります。
「農業経営に関するITサービスには、可視化したり管理するものはいくつもありますが、実益に直結すると農業者が実感できるものはほとんどありません。それでは便利さや効率化を謳っても、導入が広まらないのは当然です。『AGMIRU』では『原価が下がる』『収入が上がる』『楽になる』という3点が、サービスを利用すること自体に紐づいていることを重視しました」
そう話すのは、開発に携わったリデン株式会社取締役の上原郁磨(うえはら・いくま)さんです。

上原郁磨さん
『AGMIRU』は国の「農業競争力強化プログラム」の一環で、農業資材の比較検討サイトとして2017年の夏にスタートし、会員登録数は約4800件にも及びます。パートナー企業が展開するサービスとの連携など、順次リニューアルが進んでいる『AGMIRU』。まずは2019年9月より提供されるサービスの中から『農業資材購入サービス』について伺いました。

『農業資材購入サービス』の仕組み
「それぞれのニーズに合わせ、次の3つの購入方法から選べるのが特徴です」
①オーソドックスに店舗間の “価格を比較”
必要な農業資材を、価格や納期、成分を比較しながら購入することができます。
IoT機器やドローンなどの最先端の製品も充実させる予定とのことです。
②全国から希望者を募って欲しいアイテムを “共同購入”
地域の枠を越え、全国規模での共同販売を実現。ロット買いによって、一人一人の支出を抑えることができます。
③求めている農業資材や課題を “相談して購入”
農業資材に対する希望条件を登録することで、複数の資材業者より見積もりや提案を受けることができます。資材の特徴や、アフターサービスなどを含む見積提案を比較して最適な資材を探すことができます。
「農業資材は見た目は同じようでも機能や効用に差があることが多く、値段だけを強調し、安い資材に生産者を導くシステムでは、最適な資材を見つけることができません。こうした農業界特有の事情から、農業者のリクエストに資材業者が応えるという提案型を採用しています」と上原さん。
このほかに『天気情報サービス』や『市況情報サービス』が、リニューアル第一弾として同時期にスタートします。『市況情報サービス』では、農作物の最高値や最安値はもちろん、もっとも多く取引されているボリュームゾーンをチェックすることも可能です。
データの自動連携で、いろいろなサービスがもっと便利に使える

サービスの全体イメージ
オープンイノベーションで各社のさまざまなサービスが追加されていく『AGMIRU』ですが、最大の特徴は一つのサービスに記録されたデータをほかのサービスと同期することができる点です。
例えば『会計・青色申告サービス』では、『AGMIRU』 のデータベースに記録されている『農業資材購入サービス』での購入履歴や、『生産管理サービス』を使って記録した作付け状況や農薬の使用記録が自動で連携しています。それ以外に追加したい情報は、質問に答えるだけで簡単に確定申告の書類作成が可能です。

『会計・青申サービス』の仕組み
「これらの支出や収入の履歴、生産管理履歴、確定申告履歴などからリースや融資に関する査定を効率化してくれるのが『保険・金融サービス』であり、すでにいくつかの金融機関が提携先として加わる予定になっています」と上原さんは展望を語ります。
今までの農業の “あたりまえ” を変え、さらなる農業の発展を
「農業者の皆さんには、まずは使いたいと思うサービスからご利用いただき、徐々に活用範囲を広げていただければと思っています。『AGMIRU』を使うことで、今までの農業の “あたりまえ” をアップデートして、より充実した農業経営を行っていただきたいと考えています。そして日本の食文化が今以上に豊かになれば、一消費者としてとても嬉しいですね」と、上原さんは農業者に向けてメッセージを送りました。
これから事業の拡大や、経営の効率化を図るときは、『AGMIRU』は強い味方となるでしょう。登録は無料。まずはお手元のスマートフォンからチェックしてみましょう。
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リデン株式会社
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