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【福島県川内村】自然と文化が融合した村、ワイン産地への夢も。移住・就農者への支援も充実

【福島県川内村】自然と文化が融合した村、ワイン産地への夢も。移住・就農者への支援も充実

福島県双葉郡川内村。福島県東部の阿武隈高地の山々に囲まれ、春はツツジ、夏は緑の木々、秋は深い趣を見せる紅葉、冬は満点の星空と雪と、四季の移り変わりを感じることができる美しい村です。また、詩人・草野心平にも愛されるなど、自然と文化が融合した村です。現在は、ワイン用ブドウの栽培に力を入れており、ワイナリーの建設も計画中。また、ハウスブドウの栽培にも意欲的に取り組み、産地化を目指しています。川内村の農業の取り組みや、移住・就農者への支援、さらに、エゴマの6次化に取り組む企業にもお話を伺いました。

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大自然が魅力の川内村とは、どんな場所?

川内村を訪れると、緑や空気だけでなく、川が奇麗なことに驚かされます。村を流れる清流には、イワナやヤマメが生息し、美しく清らかな水が溢れています。平伏沼は、モリアオガエルの繁殖地として、国の天然記念物にも指定されています。

『かわうち草野心平記念館 天山文庫』

詩人である草野心平も、この村を愛し、カエルを主題に数多くの詩を残しました。村には、茅葺屋根の趣のある建物『かわうち草野心平記念館 天山文庫』があります。草野心平が愛したこの村の自然を感じようと、毎年多くの観光客が訪れます。その他にも、楢生川で体験できるイワナ釣りをはじめ、温泉、夏には天山祭りやBON・DANCEというイベントも開催され、多くの人でにぎわいを見せています。

ワイナリー建設を目指し、ワイン用ブドウ栽培に挑戦中! 生食用のハウスブドウも推奨

ワインを核とした関連産業の育成と振興を目的として、2017年に川内村が筆頭株主となり『かわうちワイン株式会社』が設立されました。川内村役場農政係の石井さんに、現在のワイン用ブドウの生育状況、今後の計画を伺いました。

「2017年、2018年は枝作りの時期となりましたが、今年ワインとなるブドウが育つか、それとも来年になるのか、日々成長を待ちわびています。将来、ワイナリーをこの村に建設することも計画しています。この事業が、地域の活性化につながっていけばと思います」と語ってくれました。

川内村役場農政係の石井さん

村ではこれまで、水稲やそばが基幹農業でした。震災を機に、水稲用のハウスを利用した生食用ブドウ栽培が行われるようになりました。現在30戸もの農家で、ハウスブドウ栽培に取り組んでいるそうです。ハウスブドウ栽培は、効率的にハウスを使うことができ、栽培も比較的手が掛からず、新規就農者にもおすすめなのだそうです。

新たにハウスブドウ栽培を始める方は、福島県より栽培の指導を受けることもできます。「川内村の人は本当に面倒見が良いです。私も村外から来たのですが、皆さん気にかけて、優しく接してくれます」と石井さん。何より、川内村の人たちが、親身になって教えてくれるそうです。

ワイン用ブドウとハウスブドウは、来年2020年に本格的な収穫を迎える予定です。川内村は、奇麗な水と温かな人のつながりを強みに、おいしいブドウを村全体で実らせ、ブドウの産地化、村の活性化を目指します。

手厚い移住、子育て支援。独自の就農支援も視野に入れ、住みやすい村へ

川内村の自然や人に惹かれて、東京都や千葉県から移住された方もいます。東日本大震災による東京電力福島第一原発事故により、避難を余儀なくされていましたが、2016年に避難指示が解除されました。

震災前、人口は約3000人でしたが、現在は約2500人。川内村に戻った人たちは、農業を再開し、店を開くなど、新たな生活を送っています。村では、移住者や1人親世帯、子供がいる世帯への支援に力を入れています。例えば、母子家庭または父子家庭で、川内村に移住すると、50万円を支給します。その他、家賃補助などもあります。

村公式キャラクター『モリタロウ』

新規就農者への村独自の支援も現在検討しています。移住、就農を考えている方は、ぜひ一度川内村を訪れてみてはいかがでしょうか。

エゴマの生産から搾油、販売まで行う6次化を実現! 川内村から全国へ

「この村は、何を作っても良いものができる。思っている以上においしく育ちます」。そう語ってくれたのは、『農業生産法人緑里』の柳田さん。

現在、社員は10名で、水稲28ha、エゴマ約8ha、りんどう0.4haを栽培しています。中でもエゴマは、昨年、搾油施設を自社に設けたことで、生産から搾油、販売まで一貫して手掛けることができるようになりました。

独自のエゴマ油製品は、エゴマ油、パスタ用のオイル、サラダ用のオイルなど多岐にわたります。道の駅や各店などで販売していますが、今後販売経路をより拡大し、約6tのエゴマ油を広い範囲で販売していくことを目標に掲げています。

社員は、男女半々で、作業は主に男性が稲作、女性は植付や加工を担当しています。勤務時間も午前8時から午後4時半と定めているため、子供がいるお母さんも活躍されています。また、近年では作業の省力化を目指して、ドローンなどのスマート農業技術を導入しています。効率的に作業することで収穫量を増やすだけでなく、より品質の高いものを作るように心掛けているそうです。

最近『農業生産法人緑里』では、学生に農業体験の場も提供しています。今年、福島大学の学生は、緑里のほ場で6月と8月、エゴマの定植、除草、りんどうの収穫などを体験しました。その他にも、福島県農業短期大学のインターンシップやワーキングホリデーの受け入れなども行い、若者に農業や川内村の魅力を知ってもらう機会を提供しています。

一生懸命農作業に取り組む学生の姿を見て、楽しく指導することができたそうです。今後の目標は「いろいろな野菜を作ること。本当に川内村で作ったものは何でもおいしいです」と柳田さんは話します。
その瞳の奥には、さらに多くの人に農業と川内村の魅力を伝えていくという意気込みを感じました。

なお、川内村は10月5日に東京で開催される『マイナビ就農FEST』に参加します。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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【お問い合わせ先】
川内村役場 産業振興課農政係
住所:〒979-1292 福島県双葉郡川内村大字上川内字早渡11-24
電話:0240-38-2112
Fax:0240-38-2116

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