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規格外の就農者が登場「有機農業はもうかる。しかも楽」

吉田 忠則

ライター:

連載企画:農業経営のヒント

規格外の就農者が登場「有機農業はもうかる。しかも楽」

新規就農者で、農薬や化学肥料を使わない有機農業をやりたがる人は少なくない。ではなぜ有機農業なのか。おいしい野菜ができる。作物が安全で安心。環境に優しい。いろいろな動機はあるだろうが、「もうかるから」という理由で有機農業を選ぶ人はそう多くはない。今回はそんな珍しい例を取り上げたい。茨城県つくば市で2015年に就農した伏田直弘(ふしだ・なおひろ)さんだ。

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「丸っこいマーク」が付加価値になる

最初に伏田さんの強烈な一言から紹介しよう。
「あの丸っこいマークのシールが貼ってある野菜はそんなに多くない。マークの意味を消費者に知ったもらったうえで、一般的な農法で作った野菜と同じような値段で店頭に出せば、きっとこっちを買う。そんなことが世の中にほかにありますか。ビジネスチャンスとして素晴らしいじゃないですか」

ここでいう「丸っこいマーク」とは、JAS法に基づいて、有機栽培で作ったという認定を受けた農産物に貼ることができる「有機JASマーク」を指す。

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