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ITの力で切り拓かれ始めた、農家の未来。「スマート農業」という選択

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ITの力で切り拓かれ始めた、農家の未来。「スマート農業」という選択

全国で今、ITを活用した「スマート農業」が広がっています。
岡山県内でパナソニック製のクラウド型統合環境制御システム『Smart菜園’s クラウド』を導入し、成果を上げ始めているのが農業組合法人『鏡野町水耕生産組合』。組合のリーダー的存在として活躍する小原恒亮さんに話を聞きました。

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難しいハウス内の温度調整作業を改善複数機器を一括統合

トマト農家・小原恒亮(おはら こうすけ)さんが、スマート農業に取り組み始めたのは3年ほど前。ハウスの建て替えを考えていたタイミングで国の補助事業が利用できたこともあり、地区の仲間たちと一体となり大掛かりな再建に着手することになりました。

小原農園の主・小原恒亮さん

そしてハウス再建に合わせて新たに導入したのがパナソニックの『Smart菜園’s クラウド(スマート サイエンス クラウド)』。農業ハウス向けに最適な栽培環境を設定できるクラウド型統合環境制御システムです。

小原さんが『Smart菜園’s クラウド』を選んだ一番のポイントは、複数機器の統合制御ができることでした。それまでは、広大なハウス内の環境を適正にコントロールするためにはカーテンやファン、天窓など個々の機器操作を一つ一つ手動で行わなければならず、その作業の時間差によってハウス内に環境のムラが生じてしまうことが大きな悩みでした。

24時間365日、いつでもどこでも理想のハウス環境を

「長年の経験に培われた知恵や技術が不可欠な農業とITは親和性が低い」と考える農家は決して少なくありません。しかし、実は過度な作業負担や人材不足といった課題を抱える農業こそ、IoT技術が大いに発揮されうる分野です。

折しも、ハウス再建のタイミングで隣家のハウスも引き継ぐことになった小原さんは1.8倍に広がったハウスの管理に「スマート農業」を導入するなら今しかないと考えたそうです。

慣れた手つきでスマホを操作する小原さん

新たに導入したシステムは、環境情報(温度・湿度・CO2など)を基に、広大なハウス内の天窓やカーテンなどの制御機器を一括コントロール。天候などの急激な変化にも、スマホなどで状況を確認しながら、設定を変更して制御を行うことができます。

さらに心強いのは、機器の操作に不慣れな方のためのサポート体制がとても充実していること。専門オペレーターが必要に応じて閲覧画面を共有しながら密にサポートしてくれるので、情報閲覧や入力操作なども戸惑うことはありません。

また、アクセス権限の設定によって、指定した自治体や営農支援団体とも情報共有できるので、蓄積されたデータを基に病気の発生を予防・相談したり、栽培に関するアドバイスを受けることもできます。まさに『痒い所に手が届く』手厚いサポートに、頭が下がるばかりです、と小原さんは感激しきり。

スマート農業の導入に合わせて掲げた「収量1.5倍」という目標の達成も現実味を帯びてきました。鏡野町のキレイな水と小原さんの愛情を与えられて育った絶品トマトが、わたしたち消費者のもとに届くのも、もう間もなくです。

[問い合わせ先]

パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社

アグリ事業SBU

https://agri.panasonic.com/smartsaienscloud/

〒571-8502 大阪府門真市松葉町2番7号
TEL:06-6905-5845(代表)
E-MAIL:smartsaien@ml.jp.panasonic.com

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