簡単に施工ができて効果抜群の防止ネット
「当社の獣害防止ネットシステム『イノシッシ』は北海道から九州まですべての都道府県で納入実績があります」と語るのは同社の吉岡脩祐さん。自治体はもちろん、森林組合やJA、さらには民間企業まで幅広く採用されているとのことです。
その理由ですが、まずは施工が簡単なこと。専門業者の手を借りるまでもなく設置できる安全構造になっているのです。それでいて効果は高く「獣害がほとんどゼロになった」という声も多く寄せられています。
「農家の方からは『設置が楽だった』とおっしゃっていただいています。例えば防止ネットを固定する支柱は地面に打ち込みやすいようにセパレート式にしているのですが、こうした工夫が喜ばれていますね」
獣害防止の効果が高いのは、野生動物の習性に即した特殊な設計を施しているからです。柵自体に近づけないよう下部に「スカート」と呼ばれるパーツを設置。これは潜り込み防止にもなるとのことでした。
豚コレラ対策の問題にもしっかりと対応可能
施工が簡単で効果が高いというだけでも大きなアドバンテージです。それ以外にも、メーカーであるため全国の自治体に、より地域にあった商品を提案し納入できる・アフター体制が万全・自然災害等に対応した保険を用意していることなどがあげられます。
また、最近では豚コレラ対策として養豚業の方たちからのニーズが高くなっていると吉岡さんは言います。
「豚コレラは感染した野生のイノシシが豚舎に侵入することで感染が広がると言われています。そのため田んぼや畑の周りに設置している簡易的な柵では侵入される可能性が高いです。決して下部から侵入されることのないように、野生動物の潜り込みを防止する機能が必要です。なぜなら一頭も豚舎の中に入れるわけにはいきませんから」
その切迫したニーズに対して、全国に納入実績がある同社の獣害防止ネットシステムが応えてくれると注目が集まっているそうです。
農林業や畜産業に従事する方たちに安心をもたらし、国の取り組みにも力添えをしている近江屋ロープ株式会社。同社が提供する製品の社会的使命の高さがうかがえます。
営業部 農林環境課 係長 吉岡脩祐さん
農林業に貢献したいとの思いから2009年に近江屋ロープに入社。仕事のモットーは「人と人との信頼関係を大切にすること」。全国の自治体ご担当者様からのご連絡をお待ちしています!
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