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私たちの暮らしと密接に関わる「まち農」とは!?

私たちの暮らしと密接に関わる「まち農」とは!?

住宅地の中に、豊かな緑が顔をのぞかせる。
こうした街の中にある農業や農地には、農産物の生産のみにとどまらない、さまざまな恵みがあり、その重要性が徐々に再認識されつつあります。
本稿では、私たちの生活と密接に関わっている街の農業・農地の役割について解説していきます。

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「まち農」とは?

「まち農」という言葉をご存知でしょうか。正式には「都市農業」と呼ばれ、「市街地及びその周辺の地域において行われる農業」(都市農業振興基本法)と定義づけられています。
人口が密集する大量消費地からほど近い場所で農業をする上での需要面、流通面の利点は言うまでもありませんが、このほかにも住みよい地域社会を構築する上で重要な6つの機能を果たしています。
【「まち農」の多面的な機能については、こちらのサイトをご覧ください】

そんな「まち農」の魅力を、名づけ親であるランドブレイン株式会社(※注1)は次のように説明します。
※注1 同社は農林水産省事業「都市農業機能発揮支援事業」の受託事業者です

-まず、「まち農」と命名した背景

「都市農業」という言葉は、どこの地域までがいえるのかが曖昧でもあり、なかなか浸透していないのが現状でした。そこで私たちは、シンプルでわかりやすく、暮らしに寄り添った柔らかい雰囲気で、まちの中にある農業という意味を込めて「まち農」とネーミング。「まち」を象徴する住宅と農業を象徴する野菜のマークを組み合わせ、暖かさや優しさ、「まち」と農業の調和を表現したロゴマークも作成しました。

-都市が抱える課題と、それに対する「まち農」の役割

都市部ではヒートアイランド現象による気温の上昇が問題になっていますが、「まち農」の緑地や水面がヒートアイランド現象を緩和することが期待されます。また、自然との触れ合いの少ない都市部で、農業体験の場や地域産の農産物を提供し、農業や食を学び理解を深める機会を作り出しています。建築物が密集している都市部では、「まち農」があることで火災時の延焼が防がれる効果も期待されるなど、さまざまな機能により都市住民へ豊かな暮らしをもたらしています。

-「まち農」が秘める可能性

「まち農」は、2015年に成立した「都市農業振興基本法」において、まち(市街化区域)の中に残る農地について、「宅地化すべきもの」から「あるべきもの」へと転換しました。「まち農」は、農産物の供給にとどまらず、さまざまな地域の課題を解決する役割を秘めている可能性があると注目されています。

この言葉通り、「まち農」には農産物生産以外に、私たちの生活を豊かにしてくれる様々な恵みを備えています。
同社では2020年度、「まち農」が持つ役割の重要性と可能性を広く知ってもらおうと、「まち農×くらし」「まち農×流通」「まち農×観光」の3本立てでトークイベントを実施予定です。各界で活躍する有識者の話を聞いたり、会話をするなどして、それぞれのテーマで「まち農」が果たす役割の重要性や可能性について理解を深めてもらう目的。
「まち農」と私たちの生活との関わりについて、それぞれ紹介していきます。

「まち農」の可能性をひも解く

「まち農」×「くらし」

農業・農地が住民の生活に密接に関係し、身近にあるものとして認識することで、くらしの豊かさを感じることが本イベントのコンセプト。

「くらしの中に農があるっていいね!」を軸に、それぞれの暮らしや活動を通じた実体験からまち農の良さや好きなところを共有し、もっとその「いいね!」を多くの人に感じてもらうにはどうしたらよいかを考えてもらうことを目的にしています。

「まち農」×「流通」

都市で営まれる農業は、農家と消費者が近いという利点により、農業生産物の流通、販路に多様な可能性があります。
本イベントでは、「まち農」の農業生産物の流通の現状や課題、新しい取組などについて共有し、農家、消費者等いろんな立場からおもしろい流通を考える機運醸成を目指しています。

「まち農」×「観光」

農業・農地を身近にある観光資源として認識することで、観光素材や手段としての農業・農地利用の可能性があります。
本イベントは、観光素材としての「まち農」に絡む現状や課題、新しい取組などについて共有し、「観光」としての農業の視点を幅広くもってもらうことが目的。
食だけでなく、交流の働きも有していることから、「まち農」の魅力についてトークを行い、その魅力を最大限、都市住民や外国人観光客等へ伝えていくための可能性を考えることを軸としています。

都市が抱えるさまざまな課題に対し、効果が期待されている「まち農」。
都市住民により豊かな暮らしをもたらす上で、今後も重要な役割を担ってくることでしょう。

「まち農」の大切さに触れてみませんか

ランドブレイン株式会社では、「まち農」の機能や役割を広めるため、こうしたトークイベントの開催をはじめとするプロジェクトを予定しています。

同社ではこのほか、「まち農」の認知度向上と魅力の訴求を目指し、パンフレットやマンガなどを作成。
「まち農アイドル」さぁやさんによる情報発信を後押ししています。

【さぁやさんのTwitterアカウントはこちら】

【さぁやさんのInstagramアカウントはこちら】

イベントの実施日程は後日、「まち農」ポータルサイトに掲載予定。
「まち農」に興味のある方、よく知らないという方もこの機会に、私たちの生活と密接な関係にある農業や農地の大切さに触れ、「まち農」を盛り上げていきましょう。
【「まち農」ポータルサイトはこちら】

開催決定!
11月8日(月) 18:00~20:00
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詳細はこちらから

【イベントに関する問い合わせ】
ランドブレイン株式会社 
〒102-0093東京都千代田区平河町1-2-10
平河町第一生命ビル7階
Tel:03-3263-3811 / FAX: 03-3264-8672
mail:toshi-nogyo@landbrains.co.jp

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