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耕起作業を大幅にスピードアップ! 高性能でコストパフォーマンスに優れた『Rubber Type Disc Harrows』が登場

耕起作業を大幅にスピードアップ! 高性能でコストパフォーマンスに優れた『Rubber Type Disc Harrows』が登場

大規模農家はもちろん、高齢化や担い手不足などで任される農地が拡大している農家にとって、「作業の効率化やスピードアップ」は悩みの種。そんな方にご紹介したいのが、三菱マヒンドラ農機株式会社が輸入・販売を開始するトルコのHISARLAR(ヒサルラー)社製の耕起作業機械『Rubber Type Disc Harrows(ラバータイプディスクハロー)』です。時速7~15kmの高速作業で、手間と時間がかかる土づくり(耕うん・整地・残渣処理・緑肥の混和など)の効率化を支援します。この機械の特徴や最適な作業などについて、市場開発統括部 事業開発課 前田篤志さんに話を伺いました。

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拡大する圃場、限られたヒトと時間…。求められているのは生産性の高い農業機械

まず伺ったのは、誰にとって嬉しい作業機械なのか…ということ。そこには、農業界の現状も大きく関わっていました。

人口減少や少子高齢化を遠因とする農家の担い手不足は深刻で、近隣の農家が廃業し、その農地を引き継ぐことで大規模化する農家が増えています。

当然、圃場面積が増えても人手がすぐに確保できる訳ではありません。また、近年は天候不順の影響もあり、圃場での作業時間を十分に確保できないという声も聞かれます。

三菱マヒンドラ農機株式会社

同じ作業を短時間で終わらせるには、何かしらのリソースを投入するしかありません。そんな方たちの力強い味方が、生産性の高い農業機械です。

今回、三菱マヒンドラ農機が日本市場に投入するHISARLAR(以下 ヒサルラー)社製の『Rubber Type Disc Harrows(以下 ラバータイプディスクハロー)』は、耕起作業を大幅にスピードアップする製品です。

セールスポイントは、「作業速度」・「耕起性能の高さ」・「手ごろな価格」

一般的なロータリー、パワーハロー、プラウと比べて「作業速度が速い」のが最大のポイントです。

ロータリーが時速1.5~3.5㎞であるのに対し、『ラバータイプディスクハロー』は時速7~15kmでの高速作業を実現。耕起系の作業機械では最速です。さらに、PTO(Power Take Off 車両駆動用のエンジン動力を作業機の駆動のために取り出す機構)も使わないので、燃料費の削減にもつながります。

三菱マヒンドラ農機株式会社

ポイントの2つ目は、「耕起性能の高さ」です。

日本でよく使われるロータリー耕は砕土性や均平性に優れますが、水分量の多い土壌では耕耘爪が底面をたたくことで硬い耕盤層を作りやすいという弱みもあります。

三菱マヒンドラ農機株式会社

『ラバータイプディスクハロー』は播種・移植床の粗整地や鎮圧作業はもちろん、一度に「切る・刻む・混ぜる・砕く・均す」の作業を素早く行え、収穫後の残渣などを切断混和することで有機物のスムーズな分解を促します。

車速を変えることで、仕上がりを変えることができ、下層と表土の効果的な混合を実現。根張りを弱める耕盤層を作りづらいのも大きな特徴です。

1台で4つの作業仕上がり
高速作業 トゥースローラー無 8km/h~
土、残渣物、空気を混ぜ、ふわっとした仕上がりになる。
高速作業 トゥースローラー有 8km/h~
土、残渣物、空気を混ぜ、ふわっとした仕上がりになると同時に、表層を鎮圧しゴロゴロした土塊を破砕できるので、後作業が楽になる。
低速作業 トゥースローラー無 ~8km/h
残渣をしっかり切り込み、表層・中層の鎮圧ができる。耕盤、播種深度が安定する。
低速作業 トゥースローラー有 ~8km/h
残渣をしっかり切り込み、表層・中層の鎮圧を行うと同時に、トゥースローラーによる表層鎮圧、砕土ができる。耕盤、播種深度が安定する。

ポイントの3つ目は「手ごろな価格」で、コストパフォーマンスに優れることです。

耕起作業機械を必要とする農家の方からは、「国産製品は安価だが、性能に満足できない…、高性能なドイツやフランスメーカーの輸入製品は高くて買えない。その中間の製品があったらいいのに…」といった声が多く聞こえます。

『ラバータイプディスクハロー』は、まさにその声に応える製品で、国産でもなく、高価な輸入製品でもない「第3のディスク」なのです。

三菱マヒンドラ農機株式会社

『ラバータイプディスクハロー』は直装式でディスク自体も上下左右の角度をつけて真横に配列しているため、全長が短くコンパクト。また、一本シャフトのディスクハローと違い、各ディスクが独立しています。

三菱マヒンドラ農機株式会社

各ディスクを支える弾性ラバースプリングは、表土の形状に最適に追従するばかりでなく、ディスクの過負荷安全装置としても作用するため、石の多い圃場でも安心して利用することができます。

構造が複雑なPTO駆動方式と違い、牽引することでディスクが回転するシンプルな構造のため、「販売店に修理に来てもらわないとどうにもならない…」という状況にはならず、セルフメンテナンスで対応できることも多いといいます。

「残渣物が詰まらない」・「燃料費が削減できる」・「作業を省力化できる」など、テストユーザーからも高評価

日本市場への投入に向けたテストユーザーの評価についても伺いました。

福岡県の水稲農家(水稲20ha・麦15ha)では、これまでプラソイラで作業していた収穫後の田んぼの表層混和で活用。「プラソイラでは、藁が詰まって困っていました。『ラバータイプディスクハロー』を使ってみて、藁詰まりの問題は解消。作業のスピードが上がるので、燃料費の削減にもつながります。田植えと時期が被る麦跡処理でも使いたい」と高評価。

三菱マヒンドラ農機株式会社

北海道の複数の耕種農家では、「小豆殻の切断や緑肥の混和も一発でOK。これまではプラウで作業していましたが、『ラバータイプディスクハロー』は詰まらないので、作業時間を短縮できた」、「最大のメリットは作業の省力化でした。砕土性も良かったので、これなら春先の作業にも利用できるかも」、「砕土性と混和性が共に良かったです。2行程すると、より綺麗に仕上がりました。時速10kmの作業で、ストレスもありません。トゥースローラーのすき込み性能が良く効いている」といった点を評価。

テストユーザーの方々も『ラバータイプディスクハロー』の強みを実感いただけたようです。

三菱マヒンドラ農機株式会社

日本の圃場を知る三菱マヒンドラ農機とヒサルラ社が連携

トルコのヒサルラー社は、三菱マヒンドラ農機が業務提携するインドのマヒンドラ&マヒンドラ社のグループ企業です。そのため、輸入商社のように外国産の作業機械を右から左にそのまま輸入して販売するのではなく、日本の圃場で何度もテストを行い、そこで生じたリクエストなど、細かなところまでカスタマイズして販売します。

三菱マヒンドラ農機株式会社

市場開発統括部の前田さんは、このプロジェクトを進める中で何度もトルコに赴き、そこで現地のエンジニアが持つ「より良い製品にしたい」という思いに胸を打たれたと話します。多岐にわたるテストとフィードバック。生産性の高い農業機械を待ち望む農家と、そのニーズに合った製品を作り上げようというエンジニアたちの情熱。

近いうちに、全国各地から「こういう耕起作業機を待っていた!」という農家の声が聞こえてきそうです。
 
◆型式/小売価格(税別)
HDH20R-56-2(ディスク・20枚)/165万円
HDH24R-56-2(ディスク・24枚)/184万8千円
HDH28R-56-2(ディスク・28枚)/204万6千円

※海外からの輸入品のため、大幅な為替の変動などの影響により価格は変更する場合があります。また、沖縄・離島は別途運賃が発生します
 

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【関連製品】

作物の生育環境を整える上で欠かせないながらも、これまで手間と時間がかかっていた「土づくり」。今回の取材では『ラバータイプディスクハロー』を使うことで、耕うんや整地、残渣処理や緑肥の混和といった耕起作業が大幅にスピードアップできることが分かりました。
このほか、同じく三菱マヒンドラ農機グループが輸入・販売を行うヒサルラー社製の『Deep Chisel(ディープチゼル)』を使用することで、作物の根張りや水の浸透を良くするために欠かせない「心土破砕」、「粗耕起」の作業を1台で完結でき、より短時間での「土づくり」を可能にします。「作業をもっと省力化できないか」とお考えの方は、併せて検討してみてはいかがでしょうか。

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