現場によって異なる搾乳の手順
搾乳手順の「前絞り」について補足です。前搾りには搾乳刺激を与えることと、乳房や生乳の異常を見つける目的以外にも、「乳頭内に溜まっている生菌数の高い生乳を搾り捨てる」目的もあります。
前搾りは一つの乳頭につき手で5回ぐらい絞ります。牛の乳頭は4つもあるので1頭につき約20回。それが数十頭も続くと、慣れないうちは手が痛くなることがあります。自分も腱鞘炎や毛根管症候群にならないように気をつけています。
※※※次回予告(毎月第3水曜日更新予定)※※※
牛たちの習性が面白い⁉ 次回はウシカワがいる現場の搾乳室についてです!