サボイキャベツってどんなキャベツ?
サボイキャベツはフランスが原産で、縮れた肉厚の葉っぱが特徴です。その見た目から別名「ちりめんキャベツ」とも呼ばれています。フランスやイタリアでは広く愛されてきた野菜ですが、日本ではまだまだ簡単に手に入らない冬野菜です。国産品が出回るのは11~2月。普通のキャベツよりも水分が少なく、生食よりも加熱料理に向きます。葉は硬く弾力性がありますので、それがクッションとなり輸送にも適しています。最近では日本から香港やシンガポールに野菜が輸出されていますが、サボイキャベツはそのような状況にまさにぴったりな品種です。

葉脈が美しいサボイキャベツ