「水やりも病害虫対策もちゃんとしているのに思うように収穫ができない…」
その理由は、摘葉をしていないからかもしれません。摘葉とは不要な葉を取り除くことで、風通しや日光の当たりをよくする作業です。風通しがよければ病気の感染予防になり、日光の当たりが良ければ光合成が十分にでき、果実や野菜の食味が上がります。また、必要部分に栄養がいきわたるというメリットもあります。
今回は、そんな栽培に欠かせない作業である摘葉・整枝に使いやすいハサミをご紹介します。
現場の声を反映
明治43年から110年続くハサミの製造メーカーである株式会社近正は、野菜や果樹の生産者から寄せられた意見を参考に使い勝手の良い上質なハサミを製造、販売しています。
「TP-530S」、「LP-400」ともに超軽量タイプが特徴で、特に女性や高齢者の生産者の方に作業疲労の軽減効果があります。
切れ味が良くストレスを感じることなく作業が行え、超軽量仕様で生産者への負担を和らげ、効率の良い作業が行えます。
サビに強くお手入れ簡単
生花用ハサミや園芸用ハサミの専門メーカーである株式会社坂源の「収穫王」は、本来は収穫用のハサミですが、刃先が細いので摘葉・整枝作業にも向いています。刃部はフッ素樹脂加工してあるので汚れが付きにくくサビにも強いので長く使え、お手入れも簡単です。
サイズに合わせたハサミを選択
主に刈込鋏、鉈等の園芸刃物を製造している五十嵐刃物工業株式会社は、伝統技術を活かしながら、現代の製造方法で材料から製品までを一貫して自社で製造しています。職人により一丁一丁丹念に仕上げたブランドも展開しています。
左から、20mm以下、10mm以下、8mm以下の一般花木、果樹の剪定に最適なハサミです。
茎や枝の太さなど、サイズに合ったハサミを使用することで、スムーズに作業ができます。
刈込鋏(かりこみばさみ)ですが、小さいサイズのものになります。女性も使いやすい軽量でコンパクトなところが特徴です。狭い所の刈込も楽々です!
便利なはさみを使ってしっかり摘葉・整枝をして、栽培を成功させましょう!