蚊連草ってなんだ?
蚊連草はハーブの一種で、「ローズゼラニウム」(センテッドゼラニウムの仲間)と「シトロネラ」という蚊が嫌うニオイを出すと言われている2つの種類のハーブをかけあわせて作られたそうです。
いくつかの書籍や園芸店、オンライン園芸店などを確認しましたが「蚊よけ草」「蚊取り草」などと言った名前で販売されていました。
蚊連草は、蚊が嫌がる「シトロネラール」という成分を含んでいて、それが蚊を寄せ付けない効果を生むと考えられています。
蚊連草の栽培方法
まずは、蚊連草の栽培方法を確認しましょう!
※ センテッドゼラニウムの仲間全般に共通する栽培方法となります。
蚊連草×日当たり
蚊連草は日光が大好き!
日がたっぷりあたる場所へ置くようにしましょう!!
一方、寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまうので冬場は室内へ入れるのがいいそうです。
目安は気温2.5度。これを下回る前に早めに室内へ入れましょう。
室内で日当たりが確保できる窓際菜園にはピッタリかも!?
蚊連草×水やり
蚊連草は、乾燥にとても強い植物です。
水のやりすぎは徒長(茎が無駄にひょろひょろ伸びること)の原因にもなるのでNG。
土に指を第2関節まで入れて確認します。
中がまだ湿っていれば水やりは不要です。
蚊連草×土、肥料
蚊連草はあまり土を選びません。
多湿が苦手なので、排水性の良い土を選ぶのが良さそうですね!!
また、肥料の与えすぎはやはり徒長の原因になります。
様子を見ながら薄めの液体肥料を2週間に1、2回程度あげればいいでしょう。
蚊連草を窓際菜園で育ててみた
蚊連草の栽培方法を確認したところで、実際に窓際菜園で育ててみました。
窓際菜園では「土を使わない」と決めているので、ヤシガラへ植え替えます。
植え替えの方法はこちらをどうぞ。
「日当たりが好き」な蚊連草ですが、窓際の日光でうまく育ってくれるのでしょうか。
ヤシガラへ植え替えたのは、暑い暑い2020年の7月28日でした。
それから窓際に置き、週に1回ほど液肥のパッケージに記載されている規定量の2倍に薄めたものを水やりがわりに与えていました。
やっていたのはこれだけです。
そう
週に1回の水やりだけ
そして8月24日、こうなりました。
高さは倍ほどになったでしょうか。
一番高い部分は、15センチほどにまで成長しました。
困りました。
書くことがありません。
それほどに、育てるのが簡単なんです。
「家庭菜園やるんだけど、すぐに枯らしちゃう」
という人にもおすすめです。
1週間に1回水やりすればいいんですから。
蚊連草はいい香り! 活用方法は? 増やし方は?
蚊連草はハーブの一種。
株を少し揺すったり、手で葉っぱをこすったりするとレモンのようなミントのような、爽快で清涼な香りがします。
このいい香り、乾燥させると薄くなるので利用するには生の葉を使うそうです。
香りづけとして使う場合、ジャムやゼリーなどがまだ熱いうちに蚊連草の葉を入れると香りが移りやすいでしょう。細かく刻んでクッキーやケーキ、パンなどに使う方法もあるようです。お好みでどうぞ。
蚊連草は挿し木で増やそう!
蚊連草は他のハーブと同じように挿し木で増やせるようです。
そこまで難しくないので、たくさん増やして来年の夏は窓際に蚊連草で「蚊バリア」を作りたいものです。
蚊連草は栽培が簡単だし葉っぱも可愛いのでオススメ!
土を選ばず、手間もあまりかからない蚊連草。
蚊よけ効果があるか今年はまだ確認できていませんが、香りもよく葉っぱの形がかわいいので観賞用としてもじゅうぶん楽しめます。
手軽に増やすこともできるので、僕のような家庭菜園初心者の方には特にオススメですよ!
アラフォー主夫の窓際菜園、次回をお楽しみに!!