今回、このプログラムに参加する「令和3年度の新規入塾生」を募集します。あなたも農業ビジネスの実践力を身に着け、チャレンジしてみませんか。
地方×農業はイノベーションの可能性に満ちている
『みえ農業版MBA養成塾(以下 養成塾)』の塾長である、三重大学大学院地域イノベーション学研究科の西村訓弘教授は次のように話します。
「変化の激しい今の時代、その変化や矛盾が最も表出しているのは『地方』です。言い換えれば地方は今、最もイノベーションを起こしやすい場所と言えます。地方からイノベーションを誘発するための鍵は、地方で起きている変化を適切に読み取り、地域にある要素を新結合させることです」
「あらゆる産業の中で最もイノベーションを起こしやすい分野が『農業』です。世界に通用するビジネスとして農業はまだまだポテンシャルがあります。これまで異業種で活躍してきた人達が新規参入し、活躍できる、数少ない産業のひとつでもあります」
養成塾では、農業経験の有無を問わず、農業ビジネスで地域からイノベーションを起こす人材を育成していきます。
『みえ農業版MBA養成塾』の特徴
養成塾の特徴は大きく3つあります。
[1]県内トップレベルの先進的農業法人などでインターンシップとして働きながら、本格的に農業ビジネスを学べる実践的環境を提供します。
[2]経営戦略や財務会計はもとより、6次産業化やマーケティングの手法などをトータルで学ぶプログラムを提供します。
[3]三重大学大学院地域イノベーション学研究科と連携し、地域社会や農業を含む企業の現場における課題や対応策を学生たちと議論・演習できる機会を提供します。
収入面の不安を解消し、経営力を身に着けるための実習環境を提供
講義と実習がおおむね1:9の割合であり、講義では、農業ビジネスの“マネジメント”を中心に学んでいただきます。
実習では以下の2点をねらいとして、研修先から一定程度の賃金を得ながら学ぶ「雇用型インターンシップ」の形式をとっています。
- 新規就農を目指す方の多くが直面する、研修期間中の収入面の不安を少しでも解消し、就農に向けてサポートすること
- インターンシップの受け入れ法人側も、貴重な戦力となる人材を育てる覚悟を持って指導にあたること
インターンシップの受け入れ法人は、様々な経営スタイルを実践する県内トップレベルの農業法人などを選抜しています。
研修者が希望するインターンシップ先を選択し、その法人で働きながら、OJTで農業技術や経営などを学ぶことができます。
お問い合わせ
三重県農林水産部 担い手支援課 担い手育成班
〒514-8570
三重県津市広明町13
担当:中西、松田
TEL:059-224-2354
FAX:059-223-1120
E-mail:ninaite@pref.mie.lg.jp