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1.三重県ってどんなところ?

三重県の北東部には養老山地、北~中部には伊勢湾に沿って伊勢平野、その西側に鈴鹿山脈や布引山地の山々が連なり、さらにその西側に上野(伊賀)盆地があります。県の中~南部には台高山脈や紀伊山地の一部があり、山裾が熊野灘(なだ)の沿岸に迫るという地形です。
県内の主要な水系は、愛知との県境を流れる木曽川・長良川・揖斐(いび)川の3河川のほか、鈴鹿川・雲出(くもず)川・櫛田(くしだ)川・宮川・新宮川(熊野川)の5水系で、それぞれ伊勢湾や熊野灘に流れ込みます。
三重県の気候は、海岸沿いや平野は四季を通じて温暖、山地は冬季にかなりの積雪があり、盆地は寒暖差が大きいのが特徴。また県南部の尾鷲(おわせ)地方の年間降水量は4000ミリを超え、国内有数の多雨地帯です。

三重県基本データ
総面積 5,774.49km2 全国25位
総人口(※) 1,800,756人 全国22位

※ 2021年1月1日時点(住民基本台帳より)

三重県イメージ
伊勢志摩のリアス式海岸

2.三重県の農業の現状は?

温暖な気候とバラエティー豊かな自然に恵まれている三重県は、地域の特色が感じられる農畜産物を県内外に送り出しています。立地的にも大阪府や愛知県が隣接しており、大阪や名古屋などの大消費地が近いことは、農林水産物の販売面でのメリットです。
三重県の2020年の農業産出額は約1043億円で全国31位。産出額上位の内訳は、畜産が約40%、米が約26%、野菜が約14%です。
また、地方創生にもつながる6次産業として、三重県で農業に関わる人が行っている事業のひとつ「農家レストラン」の年間販売金額は約24億9300万円で全国トップ。農家民宿や観光農園にも力を入れています。


三重県農産物分布図
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三重県農産物分布図

3.三重県の代表的な農産物は?

三重県の農畜産物の中でも、中勢(ちゅうせい)・伊賀地域で生産されている松阪牛・伊賀牛はとても評価が高く、ブランド牛として有名です。ちなみに2019年の三重県の肉用牛の飼養頭数は全国で23位。そのほか、収穫量全国1位を誇るナバナ(主に葉茎を食するもの)、作付面積が全国1位のサツキやジャノヒゲ(常緑多年草の一種)、生産量全国3位のお茶(伊勢茶)をはじめ、米・トマト・みかん・熊野地鶏など多彩な農畜産物があります。なかでも三重のサツキの国内シェアは大きく、生産量でも約40%を占めます。
また県土の64%を占める森林では、良質なヒノキやスギなどの木材も生産されており、林産物であるヒラタケの2019年の生産量は134トンで全国5位です。


三重県農産物グラフ
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三重県農産物グラフ

4.三重県の就農状況は?

三重県の農業就業人口は2019年までの5年間で約59%減少し、この数年の減少幅は小さめで推移しています。また販売農家数も減っており、2015年までの10年間で約36%減少。さらに全国的な傾向と同様に、三重県でも65歳以上の農業就業人口が75%を占め、高齢化が進んでいます。
ここ数年の三重県の新規就農者数は、年間140人ほどで推移していて、約8割が農家出身者ではない人です。また新規就農者の7~8割は農業法人に就農し、いわゆる雇用就農者となっていることから、三重県は2018年4月に三重県農業大学校に「みえ農業版MBA養成塾」を開設して、農業のビジネス化や収入アップに取り組んでいます。


三重県農業就業者数
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三重県農業就業者数

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