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1.福井県ってどんなところ?

福井県は東側の嶺北(れいほく)と西側の嶺南(れいなん)の2つの地区に大きく分けることができます。嶺北の東部は高い山地になっていて、岐阜県との県境にある油坂(あぶらさか)峠から一級河川の九頭竜川が日本海に向かって流れています。その流域には盆地や平野が形成されており、県随一の穀倉地帯である坂井平野もその一つです。嶺南は北部の若狭湾に面した海岸がリアス式海岸になっており、南部は山地となっています。
気候は四季の変化がはっきりしていて、季節に合わせた行事も豊富です。冬は曇りや雪の日が多く、湿度は高くなっています。年間平均気温は14.8度で、夏の日照時間は比較的長い傾向にあります。

福井県基本データ
総面積 4,190.52km2 全国34位
総人口(※) 774,596人 全国43位

※ 2021年1月1日時点(住民基本台帳より)

福井県イメージ
国の名勝・天然記念物に指定されている東尋坊

2.福井県の農業の現状は?

2020年の福井県の農業産出額は約451億円で全国44位でした。福井県では古くから水路網が発達しており、米の栽培が盛んで、産出額は県内の約6割である約284億円。耕地面積のうち水田が占める割合を示す水田率は90.8%で全国4位です。また全国でも比較的圃場(ほじょう)の整備が進んでいる県の一つでもあります。
一方で、野菜や果実、畜産の産出額は低くなっています。野菜、果実とも全国46位、畜産は44位です。しかし、地域に根差した伝統野菜「福井百歳やさい」など特徴的な野菜も栽培されています。
また、総農家数のうち販売農家数の割合が60.9%と、全国平均の58.8%に比べて高くなっています。


福井県農産物分布図
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福井県農産物分布図

3.福井県の代表的な農産物は?

福井県は米の栽培が非常に盛んです。日本で最も作付けが多い「コシヒカリ」は、福井県が発祥の地です。近年では新たなブランド米として「いちほまれ」が開発されました。
穀類の栽培も盛んで、2019年全国1位の収穫量を誇る六条大麦の他にもさまざまに栽培されています。2020年のソバの収穫量は全国7位です。
また、果樹では梅の収穫量が多く、福井梅としても知られており、「紅サシ」や「福太夫」などの品種が栽培されています。
畜産では、平安時代から名前が知られていたという「若狭牛」や、県内養豚農家で肥育された「ふくいポーク」などのブランド畜産物を売り出しています。特に若狭牛では、高い基準で認証されたものを「三ツ星若狭牛」としてブランド化しています。


福井県農産物グラフ
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福井県農産物グラフ

4.福井県の就農状況は?

福井県でも就農人口は減少傾向にあり、新規就農者が求められています。2018年の新規就農者数は91人で、近年は90人前後で推移しています。
県では2014年に「ふくいの農業基本計画」を策定し、県内の農業支援を行ってきました。就農支援では、園芸部門の入門研修が受けられる「ふくいアグリスクール」や、2014年に開校した研修施設「ふくい園芸カレッジ」などがあります。ふくい園芸カレッジでは、新規就農希望者を対象とする「新規就農コース」や、ICTを活用した大規模施設園芸を目指す人を対象とした「スマート園芸コース」などのコースがあり、さまざまな希望に合わせた研修が受けられるようになっています。


福井県農業就業者数
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福井県農業就業者数