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1.石川県ってどんなところ?

北陸新幹線の開業によって交通の利便性が高くなった石川県。その県土は南北に細長い形をしていて、北の能登地方と南の加賀地方で地形の特徴が異なります。能登は低い山地と丘陵地が大部分を占め、加賀は対照的に険しい山地が広く発達しています。標高2702メートルで県内最高峰の白山も加賀に位置します。加賀の西部ではこれらの山から流れる河川によって沖積平野が広がっています。
気候は日本海型で、冬には日照率が低く、雪の降る日が多くなります。加賀の山間部は特に積雪が多く3~4メートルにも達する豪雪地帯です。さらに、年間の雷発生日数は日本で一番多くなっています。

石川県基本データ
総面積 4186.21km2 全国35位
総人口(※) 1,132,656人 全国34位

※ 2021年1月1日時点(住民基本台帳より)

石川県イメージ
兼六園の雪吊り

2.石川県の農業の現状は?

石川県の2020年の農業産出額は約535億円で全国43位です。そのうち米は約281億円でおよそ半分を占めます。以下、野菜が約101億円で全国45位、鶏が約35億円で全国38位、鶏卵が約34億円で全国31位、果実も約34億円で全国41位と続きます。いずれも量は多くありませんが、個性ある農業を行っているという特徴があります。石川県能登半島に広がる「能登の里山里海」は、2011年に日本で初めて世界農業遺産に認定された地域の一つです。
また2020年に県は「石川県の特色ある農林水産物を創り育てるブランド化の推進に関する条例」を制定するなどして、ブランドや個性にさらに磨きをかけるべく力を入れています。


石川県農産物分布図
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石川県農産物分布図

3.石川県の代表的な農産物は?

石川県の米は県内の作付面積の半分以上を占める「コシヒカリ」を主として、県オリジナル品種の「ゆめみづほ」や「ひゃくまん穀」などを生産しています。野菜には「加賀太きゅうり」「金沢一本太ねぎ」など15品目の加賀野菜、「中島菜」「沢野ごぼう」「金糸瓜(きんしうり)」などの17品目の能登野菜があります。出荷量全国4位の「クワイ」も加賀野菜の一つです。また、果実では県が開発したブドウ「ルビーロマン」や日本ナシ「加賀しずく」があるほか、県産の「最勝柿」を使った干し柿「ころ柿」が人気の特産品となっています。畜産では黒毛和種の「能登牛」のブランドが知られています。


石川県農産物グラフ
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石川県農産物グラフ

4.石川県の就農状況は?

農業の担い手不足の課題に、石川県では「公益財団法人いしかわ農業総合支援機構」を立ち上げ、農業人材を幅広く育成する「いしかわ耕稼塾」を設置するなどして、支援を行っています。さらに、首都圏などのレストランに県産食材の魅力を伝える「いしかわ百万石マルシェ」や、三越伊勢丹との連携など、販路開拓への取り組みも多彩です。またJAでも新規就農の検討に役立つ就農相談や就農前の研修、経営を軌道に乗せていくためのサポートなどを受けることが可能です。
ほかにも、前述の世界農業遺産「能登の里山里海」を次世代へと継承するため、JAはくいでは「のと里山農業塾」を開講し、環境保全型農業の普及に努めています。


石川県農業就業者数
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