ハナエチゼンの特徴と美味しい食べ方を紹介
ハナエチゼンは漢字で書くと華越前と記載され、コシヒカリよりも収穫時期も早く、その分だけ速めに花を咲かせることで名づけられた福井県の米の銘柄ブランドです。
コシヒカリの良い点を受け継いでいて福井県内での作付面積も多い米になります。
8月の下旬には収穫に入り、本格的な秋の台風シーズンに到来する前に収穫が出来る点でも優れ、9月上旬には新米が出回り、多くの店舗で購入することも可能です。
また地元ならではのおいしい食べ方もご紹介します。
ハナエチゼンの産地
ハナエチゼンの産地は、コシヒカリの故郷である福井県の農業試験場で生まれた銘柄で、水田が広がる県である福井県を産地とします。
越前がかつての福井県の嶺北地方の旧国名であったため、それに基づいたネーミングを行っています。
交配された品種は「越南122号」を母にし、コシヒカリの系統である「フクヒカリ」を父にして誕生した品種です。
それぞれの良い特徴を継承しており、福井が誇るブランド米としても地元を始め、他県にも出荷されています。
ハナエチゼンの特徴
その特徴はコシヒカリの系統を受け継いでいるため、粘りや旨み、甘みも見られ、少し硬めの口に含んだ時の噛み応えが存在します。また見た目も白く艶を感じさせる品種で早く花を咲かせるため、収穫も早いです。
他にも収穫が早いだけでなく、大風が吹いても倒れにくい点も見られ、それだけ収穫量も増える優れた特徴もあります。
炊いた時には硬めのごはんになりますが、冷めても粘りがある点でも優れ、おにぎりの他に寿司などの寿司飯に利用するのにも適しております。
他にも中華の定番であるチャーハンにする上でも、パラパラとあっさりした噛み応えが見られるので、そういった料理にも優れています。
ハナエチゼンの味
まずごはんの持つ独特の匂いが見られ、炊いたご飯にも芯が残るため噛み応えを感じることができます。
色も鮮やかな白色で食べれば食べるほどあっさりとして、粘りがそれほど強くない印象があります。ご飯の米粒が歯に引っ付かないで離れていくので、のど通りも良いです。
なお冷めると粘り気が生まれ、それによっておいしさが増幅していきます。温かいご飯として食べられるだけでなく、寿司飯に使うと良く、米粒の一粒一粒が存在感があります。
もちろん米の持つ甘みも感じ、食感よく食べることもできる銘柄がハナエチゼンでおかずにも良く合います。
ハナエチゼンを返礼品としている自治体
そんな『ハナエチゼンの新米』の予約がふるさと納税でも始まっています。
なかでもおすすめの自治体4選をご紹介します!!
1.【坂井市】特A米ギフト用 三国町産米4種食べ比べ300g×9個:10,000円
地 域 | 寄付金額 |
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10,000円 |
こちらは福井県産の特A米を4種食べ比べできるセットになります。真空パックのキューブ米は2合ずつ計量されていて重宝します。毎日食べるお米は、どなたにでも喜ばれるのでギフトにも最適です。
基本セット
・特A コシヒカリ 300g × 4個
・特A ハナエチゼン 300g × 2個
・特A あきさかり 300g × 2個
・特A カグラモチ(もち米) 300g × 1個
※ご希望の品種を合計9個お選びいただけます。(備考欄に内訳をご記入ください)
※指定がない場合は、基本セットでお届けします。
2.【鯖江市】ハナエチゼン 20kg(5kg × 4袋):20,000円
地 域 | 寄付金額 |
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20,000円 |
米穀店三代目店主・お米マイスターが厳選!!
令和4年産「ハナエチゼン」受付開始!
株式会社黒田米穀燃料は、地元で愛される信頼と実績の米穀店であり、福井県産コシヒカリでは県内最大規模の品揃えを誇ります。
三代目店主であり、お米マイスターでもある黒田昌弘氏が厳選したお米のみを扱います。
・ハナエチゼン 20kg(5kg × 4袋)
3.【あわら市】定期便 低農薬 ハナエチゼン 5kg×3ヵ月:30,000円
地 域 | 寄付金額 |
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30,000円 |
稲の生育に適した環境で日本有数の米所である福井県、九頭竜川の清らかな水を引き込み、自然豊かな大地で低農薬にこだわって育てたおいしいお米です。
粘り、甘み、旨味を兼ねそろえた『ハナエチゼン』
光沢のある白さで、粒ぞろいがよくしっかりとした食感の食べ応えのあるお米。冷めてもおいしくいただけますよ。
・ハナエチゼン5kg×3ヵ月
ハナエチゼンの美味しい食べ方
味付けが濃い料理に合う
ハナエチゼンは食べた時にあっさりとしているため、味付けが濃いおかずと食べるとご飯の旨みがちょうど良くなります。例えば漬物や佃煮などと一緒に食べることでおいしく戴くことが可能です。
またチャーハンや寿司飯、炊き込みご飯などで味が付いている調理でも、ハナエチゼンの良さを引き出すことができます。
福井は山海の珍味も多いですが、塩や甘辛さなど味が濃い料理も多く、地元の郷土料理としても親しまれているおかずにもよく合います。
どんぶりものやお寿司にもおすすめ
ハナエチゼンをおいしくあじわうためには、丸みを帯びた米の形状をしますが、米の芯が感じられる食感のため、どんぶりやお寿司におすすめできます。
他にももっちり感や甘み自体も強く感じられない淡白さが存在するため、カレーライス、チャーハンで食べると優れています。
地元を始め、首都圏で開店しているお寿司屋さんの中には、ハナエチゼンが寿司飯に最適だとしてお取り寄せで注文されることが多いぐらいです。一般的なご飯は温かいご飯しかおいしさが感じられない銘柄が多い中、冷めてもおいしいのがハナエチゼンになります。
ハナエチゼンのおいしい炊き方
ハナエチゼンのおいしい炊き方は、まずは水で研ぐ必要はないので浸して洗う点に重点をおきます。白いとぎ汁が出てきますが、その白さが目立たなくなるまで繰り返し洗います。
あとは重要なポイントは水加減で、新米であれば瑞々しさが残っているので1割減で古米であれば表記通りに水を入れます。
あとは炊飯する前に2時間程、浸して置き、その後に炊飯スイッチを入れる様にします。
ハナエチゼンは多少、芯が強い銘柄なので水を気持ち多めにした方が柔らかに炊くこともできます。好みに合わせて調整を行うと良いでしょう。
まとめ
今回のハナエチゼンのご紹介は参考になりましたか?
ぜひふるさと納税を活用して「ハナエチゼン」を堪能してみましょう!