「立梅用水」の恵みを生かした中山間地域での農業&地域課題研修に参加しませんか?※満員につき受付終了※|マイナビ農業

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「立梅用水」の恵みを生かした中山間地域での農業&地域課題研修に参加しませんか?※満員につき受付終了※

「立梅用水」の恵みを生かした中山間地域での農業&地域課題研修に参加しませんか?※満員につき受付終了※

三重県の中央部に位置する「多気町」は山々に囲まれた内陸の町で、温暖で穏やかな気候が特徴です。水稲の他、古くからカキやミカン、地域のブランド食材である「伊勢いも」などの栽培が盛んで、世界に名だたる「松阪牛」の一大生産地としても知られています。町は大きく旧多気町(多気町東部)と旧勢和村(多気町西部)に分けることができ、今回の『あぐトリ』の舞台となるのは旧勢和村地域にある丹生(にゅう)地区や波多瀬(はたせ)地区。地域の歴史を学んだり、ハクサイの収穫、キムチや大豆味噌、米粉のパンケーキ作りなど、多彩な体験ができるプログラムを用意していますので、奮ってご参加ください。

もうすぐ開設200周年を迎える「立梅用水」で潤った町

今でこそ農業が盛んな多気町ですが、200年以上前の江戸時代、丹生地区周辺の農家は水利がなく、とても苦しい生活を余儀なくされたといいます。その様子を見かねた村の地士・西村彦左衛門が私財を投じ、紀州藩を説得して作り上げたのが1823年に完成した「立梅(たちばい)用水」です。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

一級河川の櫛田川に設置された立梅井堰から引き込まれた水は約28kmに及ぶ用水路を通じて広大な農地に供給され、そのおかげで村では米作りを中心とする農業が栄えました。今では利水にとどまらず防災や観光・地域活性化、小水力発電など多面的に活用され、2014年には農業用水で全国初の国「登録記念物」、世界「かんがい施設遺産」にも登録されています。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

立梅用水を中心にその周辺にはいくつもの見どころがあり、築300年の西村彦左衛門生家もその一つ。大正10年まで酒屋を営んでいた西村家の軒先には今も杉玉が吊るされ、当時の面影を残しています。この生家は現在、「一般社団法人ふるさと屋」として地域の人口減少と高齢化による農業・農村の衰退という課題解決に取り組み、獣害や見守り、防災などの対策を行う農村福祉事業と事業を支えるさまざまな収益事業の中核となっています。

勢和地域をくまなく巡る10日間。体験型のプログラムを準備

今回、多気町で行う『あぐトリ』は2022年1月17日から1月28日(うち22日・23日は休日)まで10日間に及ぶプログラムで、〈1日目〉のオリエンテーションに始まり、〈2日目~5日目〉は丹生地区・波多瀬地区でのハクサイ収穫作業を体験します。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

土日の休日を挟んで〈6日目〉は、先述したふるさと屋で立梅用水の歴史を振り返る紙芝居や井堰を見学する予定です。ちなみにこの紙芝居の演者となるのが、受け入れ農家でもある農事組合法人 元丈(げんじょう)の里営農組合の組合長を務める高橋 幸照(たかはし ゆきてる)さん。素人とは思えない迫真の演技は一見の価値あり。随所に工夫が凝らされた独自の世界観に引き込まれること請け合いです。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

〈7日目〉はふるさと屋にて大豆味噌作りを、〈8日目〉は6次産業化の拠点となる「元丈の里 ゆめ工房」に場所を移して、キムチや米粉のパンケーキ(たきパン)作りを体験します。この地域では春から秋は米作りに取り組み、その裏作としてハクサイや大豆、麦を栽培しており、これらの農産物を使った6次化(加工・販売)を学べるのがポイントです。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

米粉を使ったパンケーキミックスの「たきパン」は、ふるさと納税の返礼品としても人気を集めています。原材料となる「レンゲ米」は、水稲の植え付け前にレンゲ畑を作り、それを緑肥として土にすき込むことで水田全体に窒素を行き渡らせる農法(レンゲ農法)で作ったお米で、安全・安心な米作りでも付加価値向上に取り組んでいます。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

終盤の〈9日目〉は立梅用水の現地視察を行い、〈10日目〉には全体の振り返りを行って一連のプログラムを締めくくります。

詳細・参加申し込みはこちら<〆切 1/13(正午)>

『あぐトリ』をキッカケに魅力ある町・多気町をより深く知ってほしい

「10日間のスケジュールは大枠では決めてはいるものの、まだまだ調整中。ふるさと屋では週末に五平餅の販売イベントを行っているので、希望があればその体験もいいなと思っていますし、すぐそばには薬草足湯が楽しめるレストラン兼直売所の『元丈の館』もあるので、薬草薬樹公園の見学などを組み込むことも可能です」とは受け入れ農家の高橋さん。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

ふるさと屋 事務長の稲葉 基文(いなば もとふみ)さんもこう続けます。「立梅用水の小水力発電『彦電』や太陽光などの再生可能エネルギーを活用した超小型モビリティ『コムス』も体験できます。普通自動車免許があればOKなので、『コムス』で町の風景を楽しんでもらいたいですね」。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

小型EVの他、ICTを活用した獣害対策などにも取り組む多気町は、新しい農業が学べる場所でもあるのです。

最後に高橋さん、稲葉さんに「どんな方に参加してほしいですか?」とお聞きしたところ、こんなメッセージをいただきました。

「多気町という町や人と出会って、農業にも関心を持ってもらえたら…。最初から定住を考えるのは難しいかもしれませんが、この地域を気に入ってもらい、長く関わりを持ちながら最終的に定住となればいいですね。多気町には空き家もありますし、人も温かいので心配はいりません。ただ、やはり大切にしてほしいのは積極的に地域とのコミュニケーションを図ること。また、農業で生計を立てるのは大変で、作物を“つくる力”はもちろん、それをどう売るかを考える“売る力”も必要です。その辺りを実際に体感してもらえたらと考えています」。

一般社団法人全国農協観光協会(多気町)

みなさんが『あぐトリ』で訪れる1月は用水をボートで下ることも、咲き誇るアジサイを目にすることもできない寒い季節ですが、これを機に多気町という町に興味を持っていただき、暖かくなってから再び町を訪れるのもいいかもしれません。この町、人の魅力は一度訪れただけでは決して味わい尽くすことはできません。『あぐトリ』をプロローグに、より奥深く多気町の魅力を探る準備をしませんか。

詳細・参加申し込みはこちら<〆切 1/13(正午)>

研修の要綱・問い合わせ

 

研修要綱 ※満員につき受付終了※

日程:2022年1月17日(月)~1月28日(金)
研修場所:三重県多気郡多気町(勢和地域)
宿泊場所:地域内では、多気町指定管理施設の「勢山荘」や、少し移動に時間を要しますが、民間の「ホテルエコノ多気」があります。※研修コーディネーターが車で送迎します。
持ち物:「農作業ができる動きやすい服、靴」・「筆記用具」・「マスク」・「飲食代の現金」
応募条件:60歳未満の、将来的に農業をはじめ一次産業に関わりたいと考える方で、3大都市圏内の都市地域(※)、政令指定都市にお住まいの方ならどなたでも応募可能です。なお、研修の全日程に参加できることが必須です。※詳しくはお問い合わせください。
補助:現地までの往復の旅費、1日あたり1万円の宿泊手当、農業研修時の手当(研修地域の最低賃金の半額程度を目安に稼働時間分)

研修概要

本研修は、農林水産省の令和3年度農山漁村振興交付金(地域活性化対策(人材発掘事業))の一環として、一般社団法人全国農協観光協会が主体となって企画している研修プログラム「あぐトリ」のひとつです。

「あぐトリ」とは、農業体験や地域の課題解決に向けたワークや取り組みなどを通じて地域の生活を体感し、その土地に移住したり関わって生きていったりするきっかけを作る、短期研修プログラムです。プログラムを通し、農あるくらしで関係人口を創出し、持続できる地域づくりを目指していくことが目標です。

研修先は、経済産業省や農林水産省などが定めた全国津々浦々の「スマート定住条件強化型モデル地区」を中心に全国10地区から選べます。各地域が抱える課題の解決に向け、多様な取り組みを積極的に行っているエリアであるのが特徴です。研修内容も就農研修がメインだったり、地域課題を解決する研修があったりと地域の実情に応じてさまざまです。

「地方に移住したいけれど実際どんな地域なのかわからず不安」「新規就農したいけれどどこで何をすればいいかわからない」、そんな方におすすめのプログラムです。

問い合わせ・申し込みはこちら

一般社団法人全国農協観光協会
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