農×地域創生!京都最北端の町で、12日間の研修に参加しませんか?【手当・補助あり】|マイナビ農業

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農×地域創生!京都最北端の町で、12日間の研修に参加しませんか?【手当・補助あり】

農×地域創生!京都最北端の町で、12日間の研修に参加しませんか?【手当・補助あり】

京都府の最北端・京丹後市丹後町宇川地域。ダイナミックな日本海や棚田、灯台など自然と歴史文化が豊かなまちですが、近年は高齢化と人口減少が深刻な問題となっています。2019年には地域唯一のスーパーが閉鎖。「まちをなんとか元気にしたい」と、老若男女問わず住民が奮闘し、地域を盛り上げようと奔走しています。そんな宇川で農業と地域おこしをミックスさせた12日間の研修がスタート。一体、どんな体験ができるのでしょうか。

あなたもきっと、色とりどりの自然の豊かさに驚くはず。山と海に囲まれ、清流の恵みを受けた丹後町宇川地域

京都府の最北端、丹後半島の北東部に位置する京丹後市京丹後町宇川地域。地名にも由来する清流「宇川」を筆頭に、「丹後松島」と名高い海岸線に広がるジオパークや、棚田百選にも選ばれた「袖志の棚田」など、日本の美しい原風景がぎゅっと詰まっています。

また、海水浴場やキャンプ場、釣り場などのアクティビティが体験できる場所も豊富。そのほかにも、湯質に定評のある低張性アルカリ性温泉の宇川温泉や、紺碧の海に真っ白な外観の映える経ヶ岬灯台など観光名所としても人気のあるエリアです。

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山のトンネルを抜けると、すぐに美しい海が見えます。この先の青さはぜひ現地で確認してくださいね

恵まれた自然環境の一方で、近年は高齢化と人口減少が深刻な問題になっています。宇川地域は、人口がおよそ1300人、高齢化率はおよそ43%(国内の平均高齢化率が28.1%)※。住宅総数792軒のうち205軒が空き家で、2019年には地域唯一のスーパーが撤退するなど、過疎化の一途をたどってきました。

こうした状況に危機感を持ち、住民が団結し、持続可能な地域づくりを進めています。活動を牽引する宇川スマート定住促進協議会の小倉伸会長は「いまが過渡期です」と顔を引き締めます。

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宇川スマート定住促進協議会小倉伸会長

 

あるものを生かし、ないものはつくる!

地域活性を目的とした事業のひとつが2020年から始まった「宇川金曜市」です。もとは保育園だった場所を週に一度の”地域マルシェ”として活用。地元産の野菜や惣菜などを販売し、スーパーの代わりとなる商業施設であると同時に、住民の貴重なコミュニケーションの場にもなっているそうです。
今回の研修では、この金曜市の運営に携わります。

コロナ禍で幾度と中止になったこともありましたが、ようやく軌道に乗り始めました。「今後はいかに地産地消と持続可能性を追求できるかが鍵となります。これからもにぎわいを創出できるよう知恵を絞っていきたい」と小倉さんは意気込みを話します。

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宇川金曜市として利用される元保育園の宇川アクティブライフハウス。どこか懐かしい気持ちになります

 
 
小倉さんとともにこの「宇川金曜市」を盛り上げるべく活動しているのが事務局長の小林文博さんです。生まれも育ちも宇川だという小林さんは、元中学校の教員。退職後、縁があって地区の役員になったころ地域唯一のスーパーが撤退、かつての活気ある時代を知る一人として、「自分を育ててくれた宇川のために何かしたい」という思いが芽生えたと言います。

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事務局長の小林文博さん。金曜市運営の休憩時間には、小林さんに移住後の暮らしについても相談してみましょう

小林さんは、普段から移住者の就職や生活の相談にも乗っています。
山あいゆえに広い土地を確保できない宇川では、農業の担い手を探しているものの、まとまった収入を新規就農一本で確保することは難しい。逆に言えば、四季折々に合わせた様々な仕事ができるということです。移住者の中には、初夏は田植えをし、夏はキャンプ場の運営、秋は収穫…というように、生業をひとつに絞らない人が珍しくないそうです。副業や複業が珍しくない時代。時代を先取りしたフレキシブルな生活は、都市部よりも宇川のほうが実践しやすいかもしれません。
 

とはいえ「移住したからと言って、人生の楽園が待っているわけではありません。冬は寒いし、となり近所のおばちゃんはうるさいですよ」と笑顔で釘を刺す小林さん。それでも、「住民の人懐っこさが宇川の魅力。ぜひ一度来てみて、この研修を宇川への移住を考えるきっかけにしてほしい」と訴えます。

※2018年時点(住民基本台帳、令和元年版高齢社会白書より)

農業研修先は、元会社員の農家・酒井さん。伝統的な京野菜の出荷に携わりながら、農業の魅力を尋ねてみましょう

農業研修は、酒井満雄さんのもとで行います。酒井さんは、もとは金融機関で働いていたサラリーマン。定年退職後に、実家で保有していた田畑を継ぎ、現在は16aほどの圃場でピオーネを、11aほどの圃場で海老芋を育てています。
 
圃場は清流「宇川」にほど近く、水の恵みをふんだんに受けて育っている作物はどれも評判の味。特にピオーネは贈答用としても喜ばれ、リピーターも多いそう。昨年から育てているという京野菜・海老芋は、手作業がほとんどのため手がかかりますが、高級食材ゆえ料亭などの販路があり、重要な収入源になっているそうです。

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海老芋が育つ酒井さんの圃場

研修では地元の京野菜・海老芋の出荷に携わります。海老芋を磨いたり包装したりするまさに「総仕上げ」の作業。酒井さんやほかのアルバイトの方たちと一緒に作業するので、未経験でも安心です。

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美しい縞模様が特徴の海老芋

酒井さんに農業のどんなところが好きか尋ねると、「種から育てて大きくなっていく過程がとにかく面白いです。どうしたらよりよい作物になるだろうかと考えながら育てている時が、わくわくして一番楽しい」と話してくれました。
研修の合間には、会社員を経た酒井さんだからこそ感じる農業の魅力や大変さなども聞くことができます。ぜひお楽しみに。

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酒井満雄さん

今回の研修では農作業の他にも、イノシシやシカ、サルなどの鳥獣被害対策とジビエとしての有効活用について、地元の猟師から直接お話を聞くことができます。また、京丹後市が運営する食肉処理施設の見学も。まさに農業と地域創生を掛け合わせた、宇川地域でしか経験できない研修です。

ICTを活用した多岐にわたる地域活動。農業×地域創生の最先端の生活を垣間見ませんか。まずは12日間の研修に参加してみましょう

宇川地域で取り組まれている持続可能な地域づくりは多岐にわたり、「宇川金曜市」のほかにも興味深い活動がたくさんあります。たとえば、文化や歴史の継承のために有志の住民が文献を研究してWikipediaを編集したり、交通の便を改善するためにUberEatsのアプリを活用した住民ドライバー制度を導入したりと、ICTを活用した住民ひとりひとりによるバラエティ豊かな活動が展開されています。

そのほかにも、地域の女性たちが中心となって結成された「宇川加工所」では、地元産の農林水産物を活用した加工品の開発と販売を行っています。旬の味を楽しめることから、「宇川金曜市」で販売される主力商品でもあります。

京丹後市 丹後市民局の小西晋哉さんは「定住を促進するためのこれらの取り組みが始まってから、移住者は少しずつ増えています」と力を込めます。国の様々な制度を活用して生活をスタートすることができるので、まずは研修に来て地域を知ったうえで、相談してほしいとのことです。

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京丹後市 丹後市民局 小西晋哉さん

宇川の魅力について小西さんは「山も海も川もあり、農業も林業も漁業もできること。こんな地域は珍しいと思います」と話します。研修の合間に地域を探索しながら、自分に合った生業を探してみるのもいいかもしれませんね。

自然の恵みが豊かで、未来の可能性あふれる京丹後市丹後町宇川地域。隣近所の人と手を取り合いながら、あなたも地域を元気にしていく一人になりませんか。まずは12日間のショートステイに参加してみましょう。

研修の詳細はこちら

お申込みはこちら〆切 11/16(正午)

研修の要綱・問い合わせ

研修要綱

日程  :2021年11月18日(木)から2021年11月29日(月)
研修場所:京都府京丹後市丹後町宇川
宿泊場所:京丹後市内のコテージなど
持ち物 :長靴・作業用の汚れても良い服・寝間着・農業用手袋・防寒着・雨具・マスク
応募条件:60歳未満の、将来的に農業をはじめ一次産業に関わりたいと考える方で、3大都市圏内の都市地域(※)、政令指定都市にお住まいの方ならどなたでも応募可能です。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予防接種法に基づいて各自治体で実施された新型コロナワクチンの接種を2回終えた方または事前にPCR検査を受検された方に限ります。詳細は事前面談でお話しいたします。
なお、研修の全日程に参加できることが必須です。※詳しくはお問い合わせください。
補助  :現地までの往復の旅費、1日あたり1万円の宿泊手当、農業研修時の手当(研修地域の最低賃金の半額程度を目安に稼働時間分)
備考  :体温調節のしやすい服装のご用意をお願いします。

研修概要

本研修は、農林水産省の令和3年度農山漁村振興交付金(地域活性化対策(人材発掘事業))の一環として、一般社団法人全国農協観光協会が主体となって企画している研修プログラム「あぐトリ」のひとつです。

「あぐトリ」とは、農業体験や地域の課題解決に向けたワークや取り組みなどを通じて地域の生活を体感し、その土地に移住したり関わって生きていったりするきっかけを作る、短期研修プログラムです。プログラムを通し、農あるくらしで関係人口を創出し、持続できる地域づくりを目指していくことが目標です。

研修先は、経済産業省や農林水産省などが定めた全国津々浦々の「スマート定住条件強化型モデル地区」を中心に全国10地区から選べます。各地域が抱える課題の解決に向け、多様な取り組みを積極的に行っているエリアであるのが特徴です。研修内容も就農研修がメインだったり、地域課題を解決する研修があったりと地域の実情に応じてさまざまです。

「地方に移住したいけれど実際どんな地域なのかわからず不安」「新規就農したいけれどどこで何をすればいいかわからない」、そんな方におすすめのプログラムです。

お問い合わせ・特設ページはこちら

一般社団法人全国農協観光協会 『あぐトリ』詳細とお申し込みはこちら

 

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