日本の田舎、福島県西会津町。自然の恵みを肌で感じながら、農ある暮らしを体験してみませんか※満員につき受付終了※|マイナビ農業

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日本の田舎、福島県西会津町。自然の恵みを肌で感じながら、農ある暮らしを体験してみませんか※満員につき受付終了※

日本の田舎、福島県西会津町。自然の恵みを肌で感じながら、農ある暮らしを体験してみませんか※満員につき受付終了※

福島県会津地方の西端、新潟県に境する西会津町は日本屈指の米どころ。飯豊連峰を仰ぎ阿賀川が蛇行する盆地は、豊富な水と肥沃な土壌に恵まれ、昼夜の寒暖差が激しい気候が良質な米を育みます。また、健康な土づくりによるミネラル野菜の栽培促進とブランド化にも町を挙げて取り組んでいます。四季の移ろいを肌で感じ、旬の農産物で食卓を満たす、豊かな田舎の暮らしがここにあります。充実した支援があり移住者が増えている西会津町で、今回2週間の農業体験が実施されます。理想とする農ある暮らしを見つけに行きませんか。

自然の恵みを実感する。日本の田舎、西会津町

西会津町(福島県耶麻郡)は、総面積298.18㎢のうち86%が山林(2021年10月1日時点)の、自然に抱かれた山あいにある、人口約6000人の町。日本百名山の飯豊山(いいでさん)を望み、四方を囲む山々から流れる水が田畑を潤し、阿賀川が支流を集めて日本海へと注ぎます。日本海型気候に属し、夏は青空が広がり、冬は深い雪に覆われ、季節の移り変わりをはっきりと実感することができます。

西会津町には米どころの条件がそろっています。肥沃な土壌、昼夜の寒暖差、山からの流水、そして冬の豪雪です。雪は微量要素を土壌に染み込ませ、土中の温度を保ち微生物の働きを助けます。野菜も然り。健康な土づくりによる旬の農作物が「西会津ミネラル野菜」としてブランド化され、菌床からつくるシイタケとキクラゲは食味と形に優れ、町の特産品となっています。

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美しい十五夜と緑広がる棚田

一足延ばせば山歩きやキャンプで自然にふれることができ、町を巡れば会津の西の玄関口として賑わった宿場町の名残がそこかしこに。奈良時代から信仰を集める大山祇神社、廃校を活用した西会津国際芸術村など、歴史や文化を感じる町でもあり、伝統行事やイベントも多く人の交流も盛んです。交通の便も良く、高速道路、国道、鉄道が町を横断して東京から陸路で約300km(4時間弱)。農ある暮らしは、意外と手が届くところにあります。

先進農家に学ぶ、生命力あふれる米づくり

研修生受入れ先の橋谷田ファームは、人にやさしい米づくりで自然と向き合っています。代表の橋谷田淳(はしやだ・あつし)さんは、この地で200年続く農家の12代目。以前は建築士として働き、家業を継いで19年になります。就農した翌年に散布した殺虫剤で倒れたことがあり、結婚して子どもができたことを機に、農薬と化学肥料を極力減らして有機肥料を使う農業に切り替えました。有機JAS認証、農業認証GLOBAL G.A.P.を取得して、20haの圃場で「特別栽培米」と「有機栽培米」をつくり、持続的な農業生産を実践しています。

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橋谷田ファーム株式会社 代表取締役の橋谷田淳さん

「過保護にせず自分の力で育った稲が、生命力の強い米になります」と橋谷田さん。稲を収穫した後の精米加工でも自然界にない環境はつくりません。乾燥は30℃以下で2泊3日、昼間に温度をかけて夜間は休ませ天日干しのようにゆっくりと。籾摺りは米を傷めないように粗熱が取れるまで待って行います。砕けたものや着色のあるものを取り除いて袋詰めされた米は、炊き上がりが白くツヤツヤで香りと食味がよく、西会津町のふるさと納税の返礼と直販で毎年完売しています。

「機械を使って、昔の人がやっていた米づくりに回帰しているところです」と橋谷田さん。SDGsが叫ばれる以前から、人にやさしい栽培技術を研鑽してきたことが、環境配慮型農業を先取する結果になりました。今回の研修では、精米加工を体験しながら食味計や土壌検査機でデータを取り、次年度に繋げる水稲栽培の技術を学ぶことができます。

 

健康な土づくりで、野菜本来の力がみなぎる

西会津町では健康な土づくり事業として「西会津ミネラル野菜」の栽培普及に取り組んでいます。畑の土壌分析を行い、その結果に基づいて堆肥やミネラル資材を施して本来あるべき状態にバランスを整えた土で栽培するミネラル野菜は、日持ちが良く味が濃いと評判。夏のキュウリ、トマト、アスパラガス、冬はキャベツ、長ネギ、ホウレンソウなど、様々な野菜が栽培され、町内の直売所「ミネラル野菜の家」のほか、首都圏のスーパーマーケットにも流通しています。
町では、園芸用パイプハウスリース事業(※1)や、ミネラル栽培土壌分析支援事業(※2)を行うなど、ミネラル野菜栽培に取り組む生産者への支援も充実しています。

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野菜本来の味がすると評判の西会津ミネラル野菜

今回の研修では、ミネラル野菜生産者のもとで、土壌のミネラルバランスの整え方、加工品(六次化)も学びます。このほかにも、菌床キノコの栽培、豪雪地帯ならではの雪室貯蔵施設の見学を含む高付加価値農業の座学が予定されています。町の強みを生かした新しい農業ビジネスを学ぶことができるでしょう。

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雪を利用した天然の冷蔵庫・雪室貯蔵施設


※1)園芸用パイプハウスリース事業:認定機関での研修修了を条件に町が整備したパイプハウスを12年の期間で貸し付け、期間終了後は無償で譲渡します。リース料はパイプハウスの整備に要した経費の30%程度を12年間の分割で納入します
※2)ミネラル栽培土壌分析支援事業:販売農家またはそれを目指す人に対して、新たなほ場の土壌診断に要する経費について当初3年間全額を支援します

来てみたら、きっとよさがわかる。晩秋の西会津町でショートステイしませんか

近年、西会津町の自然や文化に魅かれ、移住する人が増えています。空家を利用して民宿やカフェを営む人も多いなか、西会津町農林振興課の伊藤千佳子さんは「支援を充実させているので、ぜひ農業でも移住してほしいです」と移住就農者を熱望。国や県の事業に加え、農林振興課では新規就農者あんしんサポート事業(※3)で研修費や機械購入の助成を行っています。町役場には、「にしあいづ移住・定住総合支援センター」が設けられ、住まい、仕事、暮らしの相談に応じています。研修が終わった後も、ぜひ気軽に相談してほしいということです。

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西会津町 農林振興課 伊藤千佳子さん

西会津町の主な就農支援についてはこちら

また今回の研修では温泉宿泊施設に宿泊することができます(※4)。研修中はしっかりと農業を学びながらも、お休みの日は西会津の恵まれた自然や温泉を楽しみ、リフレッシュすることができそうです。

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町の温泉宿泊施設「温泉健康保養センター ロータスイン」。露天風呂もあります

 

豊かな自然に温泉、そして美味しいご飯。

西会津町の人には当たり前の暮らしも、移住者には感動の連続です。研修生受入れ農家の橋谷田さんの妻、幸美(ともみ)さんは、沖縄生まれ東京育ち。家族で移住した猪苗代町で橋谷田ファームの米を購入していたことがきっかけで、橋谷田さんと結婚しました。

「家の窓から見る景色が絵のように美しく、季節や気象によって移り変わるようすに毎日感動しています。何よりうちのお米がおいしくて。旬のものが身近にあり、食を通して四季を感じます」と、西会津町に住んで17年経った今も、移住したばかりのような新鮮さを語ってくれました。趣味で日本ミツバチの養蜂を始めて蜜が採れたのも、目の前が無農薬の有機圃場だからこそ。自然と共生する、それが橋谷田家のスタイルです。

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幸美さんが採取したハチミツ

就農を考えている人に向けて、橋谷田さんは「自分のやりたいことを形にできるのが農業。衣食住のうち、重要な要素である食の価値を構築できることがやりがいです。西会津町は農業の自由度が高いので、やりたいことが実現できると思います」と魅力を語ってくれました。

稲刈りが終わると冬の足音が聞こえます。町はそろそろ冬支度。橋谷田ファームでは、冬期は農業機械の受託整備や耐雪型パイプハウスの除雪を仕事に、3人の従業員を通年雇用しています。一年を通して自然と向き合い、恩恵を受けながら、持続可能な生活を健やかに送っているといいます。

日本の田舎、西会津町へ来てみたら、サステナブルで自分らしい、農ある暮らしの形が見つかることでしょう。


※3)新規就農者あんしんサポート事業:年齢等の要件により国の農業次世代人材投資事業に該当しない方を対象に最長5年間に渡り年間100万円を上限に資金を交付(※5)。さらに就農5年以内に必要な機械等の整備に要する経費について50%以内(1回限り上限200万円)を補助します。
※4)原則、町の温泉宿泊施設「温泉健康保養センター ロータスイン」を利用していただきますが、人数などによっては変更となる可能性もあります。
※5)①営農研修費補助 年額100万円 最長2年間 ②経営安定補助 年額100万円 最長3年間

研修の詳細はこちら

研修の要綱・問い合わせ

研修要綱

日程  :2021年11月22日(月)から2021年12月3日(金)※満員につき受付終了※
研修場所:福島県西会津町
宿泊場所:温泉健康保養センター ロータスイン(福島県耶麻郡西会津町登世島字下小島187)※研修参加人数などによって変更となる場合もあります
持ち物 :長靴・作業用の汚れても良い服・寝間着・農業用手袋
応募条件:60歳未満の、将来的に農業をはじめ一次産業に関わりたいと考える方で、3大都市圏内の都市地域(※)、政令指定都市にお住まいの方ならどなたでも応募可能です。
なお、研修の全日程に参加できることが必須です。※詳しくはお問い合わせください。
補助  :現地までの往復の旅費、1日あたり1万円の宿泊手当、農業研修時の手当(研修地域の最低賃金の半額程度を目安に稼働時間分)
備考  :あたたかい服装、体温調節のしやすい服装をご準備ください。

研修概要

本研修は、農林水産省の令和3年度農山漁村振興交付金(地域活性化対策(人材発掘事業))の一環として、一般社団法人全国農協観光協会が主体となって企画している研修プログラム「あぐトリ」のひとつです。
「あぐトリ」とは、農業体験や地域の課題解決に向けたワークや取り組みなどを通じて地域の生活を体感し、その土地に移住したり関わって生きていったりするきっかけを作る、短期研修プログラムです。プログラムを通し、農あるくらしで関係人口を創出し、持続できる地域づくりを目指していくことが目標です。
研修先は、経済産業省や農林水産省などが定めた全国津々浦々の「スマート定住条件強化型モデル地区」を中心に全国10地区から選べます。各地域が抱える課題の解決に向け、多様な取り組みを積極的に行っているエリアであるのが特徴です。研修内容も就農研修がメインだったり、地域課題を解決する研修があったりと地域の実情に応じてさまざまです。
「地方に移住したいけれど実際どんな地域なのかわからず不安」「新規就農したいけれどどこで何をすればいいかわからない」、そんな方におすすめのプログラムです。

お問い合わせはこちら

一般社団法人全国農協観光協会 『あぐトリ』
そのほか様々な自治体でも実施予定!

 

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