収量と品質で他県を引き離す「IoP」とは 農家所得2割増を目指す高知の挑戦

ライター:窪田 新之助

高知県が施設野菜の収量と品質で他県を一層引き離し、農家所得の2割増を目指す研究課題に取り組んでいる。とはいえ少なくとも収量では、県の主要野菜7品目のほとんどがすでに全国で最も高い中、さらに伸ばす余地はどこにあるのか。その答えは、作物の生体に関するデータを産地や農家個々の経営に活用する「データ農業」だという。
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