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農薬散布ドローンも、アシストスーツも、自走式草刈りロボットも。国内53社の先進技術が集結するスマート農業バーチャル展示会が初開催

農薬散布ドローンも、アシストスーツも、自走式草刈りロボットも。国内53社の先進技術が集結するスマート農業バーチャル展示会が初開催

農林水産省主催の展示会『スマート農業を目指す先端技術フェア』が、2021年1月20日(水)~3月5日(金)、オンラインで開催されます。2018年の初開催以来、スマート農業に特化した国内有数の展示会として、多くの農業関係者が訪れている同フェア。今回は初出展を含む計53社が一堂に会する「バーチャル展示会」形式で、農業課題を解決するさまざまな先端技術が紹介されます。同展示会の魅力について、事務局を務める公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会(以下、JATAFF)の石脇尚武さんに話を聞きました。

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高齢化や担い手不足、先端技術で問題解決

日本の農業が直面している大きな課題といえば、高齢化と担い手不足。解決の糸口として、ICTやAI、ロボットなどの先端技術を活用した「スマート農業」に期待が寄せられています。

「スマート農業」の社会実装を加速させようと、農林水産省では令和元年度より「スマート農業実証プロジェクト」に着手。日本各地、さまざまな品目・技術等を対象として、実証の取り組みが展開されています。時を同じくして『スマート農業を目指す先端技術フェア』も、農業関係者らの情報収集の場として、各地で開催されてきました。

先端技術に興味・関心があっても、自身の農業経営・規模に適合するのか、投資に対する効果があるのか、確証が得られず導入を躊躇している農業者は少なくありません。それもそのはず、スマート農業と聞いてまず思い浮かぶのは、農業機械の自動運転やドローン、ハウスの環境制御など。しかし、実際はもっと裾野が広く、例えばソフトウェアやクラウドで提供される、投資負担が少なく汎用的な製品・サービスもあります。

「スマート農業の情報収集の場としてさまざまな先端技術を紹介し、その活用方法や効用を理解していただくことが展示会の目的です」と話すのは、JATAFF理事で展示会の企画・運営に携わる石脇尚武さん。

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展示会開催の経緯を語る石脇さん

『スマート農業を目指す先端技術フェア』は、できるだけ多くの農業関係者が来場できるように、農繁期を外して、各地域に赴く巡回展として開催されてきました。来場者は生産者団体を含む農業関係者が全体の50%以上(JATAFF調べ)を占めていることからも、生産現場のニーズに応える展示会であることがうかがえます。

情報収集の場をオンラインで。もっと身近に

農業分野で活用されている先端技術は、ソフトウェアや制御系の製品も少なくなく、パンフレットだけで使い方や効果を知ることは容易ではありません。「情報化社会といわれる現代ですが、意外なことに過去の来場者アンケートで、先端技術に関する情報が不足している、情報の入手方法がわからないという声が多く聞かれました。スマート農業の普及には、先端技術の出展者(ベンダー)が一堂に集い、対面でコミュニケーションが取れる場が必要だと実感しました」と石脇さん。

以来、農業者固有のノウハウや営農情報と照らし合わせて、メーカー担当者らと直接やり取りしながら導入を検討できる場として開催されてきた同展示会。20年度はコロナ禍でリアルでの大規模イベントができない状況となりましたが、スマート農業化の動きを停滞させてはならないと、初のオンライン開催に踏み切りました。

従来は各会場で数日しか開催できなかった展示会は、今回のオンライン開催で約1カ月半にわたって24時間アクセスできるように。出展企業ごとに画像や解説記事のほか、動画などで製品や技術、サービスが紹介されており、これらの資料をアーカイブすることで、後々まで使えるリソースとして活用することができます。

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特設サイトには、企業ごとの製品概要や使い方等の情報がずらり

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ページ内には製品やサービスの解説動画が埋め込まれており、より理解を深めることができます

「もともと深く話し込める雰囲気が展示会の魅力。オンラインでもコミュニケーションを深めて技術的な問い合わせや導入の相談ができるよう、各企業のページ内に問い合わせフォームを作り、担当者が迅速に対応することで補っていきます」と石脇さんは力強く語ってくれました。

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気になった製品情報は、紹介ページ内で担当者に直接問い合わせることができます

スマート農業を知ることから始まる、新たな可能性

初のオンラインで開催される『スマート農業を目指す先端技術フェア』は、新規を含む53社が出展。2021年1月20日(水)から3月5日(金)までの期間中、いつでもどこからでも気軽に参加でき、じっくりと先端技術を理解して導入検討できる機会となっています。

『スマート農業を目指す先端技術フェア』への参加はこちら

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53を数える出展社。日本を代表するメーカーから農業界の新鋭まで、幅広く情報を網羅しています

「スマート農業の効果は、プロダクトの導入による省力化・効率化、働き方改革などの直接的なものだけではありません。個人の勘と経験による農業から、データに基づいた農業への転換を促進する意味合いも大きいと思います。経験の暗黙知を棚卸しすることによって、農業の技術やノウハウが伝承され、人手不足や後継者不足などの問題の解決につながると期待しています」(石脇さん)。

農業の先端技術は、この数年間で大きな進化を遂げています。その背景には、展示会などで得た生産者のリアルな声、農業の現場での実証実験のフィードバックがありました。今回、農業関係者向けの本展示会をオンラインで公開することで、より幅広い層の来場者が増え、「スマート農業」の認知度が高まり、農業の先端技術に関心を持つ人の裾野が広がれば、より大きな動きが期待できるでしょう。

農業の課題解決と持続的な発展の一歩へ。みなさまの『スマート農業を目指す先端技術フェア』へのアクセスをお待ちしています。

『スマート農業を目指す先端技術フェア』への参加はこちら


【問い合わせ】
公益社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)
〒107-0052
東京都港区赤坂一丁目9-13 三会堂ビル7F
TEL / 03-3586-8644 FAX / 03-3586-8277
http://www.jataff.or.jp/

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