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パリの三つ星シェフの尊敬を集める農家、山下朝史さんの言葉から感じた農業の哲学

武井 敏信

ライター:

パリの三つ星シェフの尊敬を集める農家、山下朝史さんの言葉から感じた農業の哲学

農業を始めて一度の営業もせずに、現在は栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)です。
パリの一流シェフから絶大な支持を受ける日本人農家として、フランスで知られる山下朝史(やました・あさふみ)さん。2013年の出会い以来、毎年会って農業に関する意見交換などをしています。これまでの山下さんとの交流の中で、私の農業に影響を与えてくれた彼の言葉を紹介します。

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農家の手本となる山下さんの言葉

山下さんは、私の農業人生の中で間違いなく影響を受けた一人です。

わたしはこれまで山下さんから勉強になる話を数多く聞いてきました。それを「手本」として、周りの農家にも伝えることがあります。山下さんの言葉をそのまままねて「パクる」ことは決してしません。もちろん許されないことですし、そんなことには何の意味もないからです。
同じ野菜を栽培しても、すべての農家が同じように売ることはできません。そこにたどり着くまでには、農家それぞれの努力と苦労から得た経験、そして運もあります。まねをすることは間違いではありませんが、自分なりに解釈をし、それを自分の状況に落とし込んだうえで実践につなげることが大切だと思っています。

山下さんの話にはいつも「なるほどな」と思うところがあり、私自身の学びにつながっています。

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