竹を枯らす方法をご紹介!それぞれの手順やメリット、注意点を解説します。

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竹を枯らす方法をご紹介!それぞれの手順やメリット、注意点を解説します。

竹を枯らす方法をご紹介!それぞれの手順やメリット、注意点を解説します。
最終更新日:2021年04月01日

竹の成長は非常に早く、少しでも管理を怠ると、すぐに荒れ果ててしまいます。大きく成長した竹を切り倒しても、地中に広がった地下茎から新たな竹が生えてくるため、竹林を処分することは決して簡単なことではないのです。そこで竹林の管理に困っている方々に向けて、竹を枯らす方法をいくつかご紹介します。重機で地下茎ごと排除する方法から、除草剤を用いてより手軽に竹を枯らす方法、さらには切り倒した竹の処分方法まで詳しく解説。それぞれの状況にあった方法が見つかるでしょう。

なぜ竹はしぶといのか?

きれいに整備された竹林は見て楽しめるだけでなく、春には私たちに美味しいタケノコをもたらしてくれます。しかし、竹は成長が早く、1日(24時間)で1m以上も伸びたという記録があるほどで、少し管理の手間を惜しんだだけで荒れ果ててしまいます。竹林が一定のエリアに留まってくれていればいいのですが、地下茎も活発に伸長し、1年で5mも伸びたという記録もあります。これでは隣家の敷地にまで竹林が広がりかねません。

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地中には地下茎が広がっている

竹林の拡がりを抑えるため、竹を枯らすことが求められますが、竹は栄養を蓄えた地下茎から生えてくるので、地上の竹を切り倒しただけでは枯れることはありません。広がった地下茎を人力で掘り越すことは到底できるものではなく、管理ができずに全国的に放置竹林が増加しています。

しぶとい竹にはどのような対処方法があるのでしょうか?竹を枯らす方法を、手順やメリット、注意点と合わせてご紹介します。

重機で地下茎ごと掘り起こす方法

一般的な雑草と違って竹は大きく育つため、手作業で切り倒していくことは決して簡単なことではありません。そこで手っ取り早く竹林を処分したい人におすすめなのが、ショベルカーや専用の重機を使った方法です。重機によって手順は異なりますが、地上部をチェーンソーなどで伐採して、地下茎ごと掘り起こします。

重機で掘り起こす方法の注意点

掘り残した地下茎があると、そこから新たな竹が生えてくるので注意が必要です。また、誰もが重機を所有しているわけではなく、業者に依頼して伐根まで行おうとすると相応の費用が掛かります。竹林が斜面にあれば、重機が進入しにくくなり、さらに費用はかさみます。竹の伸長によってアスファルト舗装が痛んでいると、重機を乗せたトラックが進入できなくなることもあるため重機を利用できないところも少なくありません。

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費用面や立地などの制約が多い

『デゾレートAZ粒剤』で枯らす方法

重機で掘り起こすようなことをせずに、竹林を処分したい人におすすめなのが除草剤『デゾレートAZ粒剤』を散布する方法です。竹を伐採するよりも手軽で、地下茎まで枯らすので、翌年の再生を抑制します。

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デゾレートAZ粒剤は『笹枯らし』といわれ長年使用されている

デゾレートAZ粒剤の散布方法

基本的には処分したい竹の土壌に撒くだけです。粒剤に含まれる有効成分の塩素酸ナトリウムが根から吸収され効果を発揮するため、土壌全面に落ちるように散布してください。
地上の竹だけでなく、地下茎も枯らすので翌年のタケノコ発生が大幅に抑えられます。
散布量は竹の太さに応じて1平方メートルあたり40g~60gと少なく、有効成分の塩素酸ナトリウムは土壌中で分解されるので環境に優しく安全に使用できます。

デゾレートAZ粒剤の散布時期

デゾレートAZ粒剤は、竹の成長が最も活発な春(3~5月)に散布すると最も効果があらわれます。(真夏と真冬は避けてください)マダケ、モウソウチク、ゴサンチク、ササなど、種類に関わりなく枯らすことができます。

最も効果的なのは春の散布で、即効性が高いです。15日~30日で効果があらわれ、30日~60日で竹を枯らすことができます。秋の散布も有効です。春よりもゆっくりとした効き方になりますが、粒剤を撒いてから30日~60日で効果があらわれはじめ、翌春には竹を枯らすことができます。

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散布前後の様子。しっかり枯れているのがわかる

デゾレートAZ粒剤の有効的な使用方法

前述の通り、デゾレートAZ粒剤は、粒剤に含まれる有効成分が溶け出し、地中に浸透することで効果を発揮する薬剤です。そのため、粒剤から有効成分が溶け出やすいよう、散布は雨が降った後など、地面が湿っているタイミングがおすすめです。地面が乾いている場合は水を撒いてから散布するといいでしょう。
ただし、散布後に大雨が降ると、有効成分が流されてしまい、効果がなくなったり、周囲の環境に影響を及ぼしたりする可能性があります。散布の前には天気予報を確認し、大雨が降る前は散布を控えましょう。

散布の際、地面に落ち葉が積み重なっていたら、落ち葉を取り除くことをおすすめします。もちろん、落ち葉があっても効果は失われませんが、有効成分の浸透に時間がかかります。
また、散布した粒剤が転がり落ちてしまうような急斜面では十分な効果が得られなかったり、周囲の環境に影響を及ぼしたりする可能性がありますので、散布の前にご確認ください。

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竹への散布めやす

デゾレートAZ粒剤で枯らす方法の注意点

デゾレートAZ粒剤に含まれる有効成分の塩素酸ナトリウムは土壌中で分解され、塩(NaCl)となります。人体に影響を及ぼす可能性は低いですが、農薬取締法に則り、散布した場所とその周辺に生えるタケノコは食べないようにしてください。

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グリホサート系除草剤で枯らす方法

竹を枯らす方法として、グリホサート系除草剤も有効です。

グリホサート系除草剤で枯らす方法の手順

グリホサート系除草剤で竹を枯らす場合、電導ドリルやナタなどを使って地面から30㎝~100㎝の高さに穴を開け、ここにグリホサート系除草剤を希釈せずに10ml注入します。10ml用のスポイトを用意できれば、量を測りながら注入することができますが、スポイトが入手できない場合、シャンプーのポンプ式容器を流用するのも有効です。ポンプ式容器の多くは1回で5ml程度が出るようになっているので、2回押すとちょうど10ml注入できるようになっています。注入後はガムテープなどで穴をふさいでおくと、竹の葉が落ち、根まで枯らすことができます。

グリホサート系除草剤で枯らす方法の注意点

竹を伐採するよりも手軽で、1年で地下茎まで枯らすことができるとはいえ、手間がかかります。注入した竹から地下茎を通じて隣家の竹林まで枯らしてしまうようなトラブルを避けるため、事前に近隣住民に相談することが大切です。

また、注入したところから15m以内で発生したタケノコには除草剤が混入する可能性があるため食べないようにしましょう。除草剤を使っていることを知らずにタケノコ掘りに来る人もいるかもしれないため、注意喚起の看板を立てるなどの対策も講じなければなりません。

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周囲で発生したタケノコは食べないように注意しましょう

毎年、夏に竹を伐採する方法

竹を枯らすためとはいえ、できれば除草剤を使いたくない人、薬剤散布量を減らしたい人には、6月末頃に竹を伐採する方法がすすめられます。

夏に竹を伐採する方法のメリットとデメリット

竹は、春先にタケノコとして地上に出てくると、地下茎中の養分を使って夏までに立派な竹に成長します。その後、光合成によって地下茎に養分をたくわえますが、夏前の6月末頃に地上の竹を伐採することで光合成が行えなくなります。当然、養分をたくわえることができず、徐々に弱っていきます。

ただし、地下茎にたくわえられた養分を完全に使い果たすのに数年かかることがあります。その間、夏の暑い時期に大きく成長した竹を伐採し続けなければならず、決して楽な作業とはいえないでしょう。

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伐採する際は、周囲の状況を確認しながら作業しましょう

毎年、冬に竹を伐採する方法

夏の暑い時期の伐採は重労働ですから、近年、注目されている方法が、毎年冬に地面から1mのところで切り詰める方法です。

冬に竹を伐採する方法のメリット

地下茎に養分をたくわえた後なので、地上の竹を切っても、また地下茎から竹が生えてくると思われるかもしれません。ところが、12月~2月に1mの高さのところで切り詰めておくと、春に地下茎の養分を吸い上げて、切ったところから泡を吹くように水分とともに養分を放出してしまいます。その結果、地下茎の養分が無駄に消費されて成長できず、枯れていきます。

冬に竹を伐採する方法の注意点

この方法がうまく効くと、同じ地下茎でつながっている切っていない竹まで枯らすことができると言われています。しかし、地下茎内の養分を完全に放出させることは難しいため、地下茎を含めて枯らすには数年かかることもあります。

また、比較的新しい方法であるため、確実に効果が得られるとは言えないようで、この方法を使用する場合は効果を確認しながら実施し、効果があらわれなかったら別の方法に切り替えた方がいいでしょう。

上手な竹の切り方

根元から伐採するにしろ、地面から高さ1mに切り詰めるにしろ、大きく成長した竹を切り倒すのですから、一般的なノコギリでは肉体的に大変な作業になります。たくさん切り倒す場合はチェーンソーを用いるといいでしょう。
伐採する際は注意が必要です。伐採した竹が隣家や通行人、公道に倒れたりすると大きな事故になりかねません。そういった危険がないよう事前に確認することが重要です。

デゾレートAZ粒剤で竹を枯らすと、竹独特の粘りがなくなる分、生きている竹に比べて切りやすくなります。とはいえ、大きく成長した竹が倒れた際の注意点は生きている竹と変わりはないので、トラブルが起こらないように周囲の状況を確認しながら切り倒しましょう。

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切った竹の処分方法

竹は放置しても腐りにくく、なかなか土に還ることはありません。伐採した竹は野焼きすることが多いようですが、野焼きは廃棄物処理法で禁じられています。そのため各自治体のルールに従いゴミに出すことになりますが、少量ならば扱ってもらえても、量が多くなると引き取ってもらえなくなることもあります。

そこでおすすめしたいのが無煙炭化器を利用して炭にする処分方法です。無煙炭化器の大きさに合わせて切った竹を入れて燃やすだけです。上部の竹は激しく炎を出して燃える一方、下部は酸欠状態で炭化していきます。ただし、竹の内部には空洞があるため、短く切っただけで燃やすと、空気が膨張して破裂することがあるため、節と節の間に切り込みを入れるなどして破裂しないようにしておきましょう。

まとめ~手軽でありながら確実に竹を枯らすデゾレートAZ粒剤

このように竹を枯らす方法には様々なものがありますが、重機の利用はお金がかかりますし、自分で伐採するのは労力がかかり、なかなかできるものではありません。グリホサート系除草剤にしても、竹に穴を開けて注入する手間がかかるわけで、散布するだけで地下茎まで枯らすことができるデゾレートAZ粒剤は手軽でありながら、確実に竹を枯らすことができるという点でお勧めできます。竹林の処分でお困りの皆さん、デゾレートAZ粒剤を利用してみてはいかがでしょうか。

日本カーリット

【問い合わせ先】
日本カーリット株式会社
東京都中央区京橋1丁目17番10号
TEL:03-6685-2046
FAX:03-6685-2050

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