牛の胎盤を守り抜く⁉
周産期病は、牛が起立不能になったり泌乳量が落ちたり、治療や手術が必要になることも含め経営での損害が大きいです。何より無事に出産を終えて、これから生乳を搾り出荷しようとした矢先に牛が倒れてしまうのは、日々世話をしている自分たちもやるせない気持ちと、牛に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
牛が胎盤停滞になると、産褥熱(さんじょくねつ)や子宮内膜炎を発症して繁殖成績が悪くなり、こちらも経営に大きな損害が出てしまいます。日々、病気の予防に努めていますが、現場で働いていると牛が健康であることが経営上いかに大切か痛感しますね。
※※※次回予告(毎月第3水曜日更新予定)※※※
お楽しみに!