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酪農ヘルパーから新規就農も!大自然がひろがる北海道・豊富町で目指す、酪農という仕事

酪農ヘルパーから新規就農も!大自然がひろがる北海道・豊富町で目指す、酪農という仕事

果てしなく広がる空と牧草地。北海道らしい雄大な風景が広がる豊富町は、北海道においても珍しい「放牧農家」が多いエリアです。そんな酪農が盛んな町で、農家さんの休日・休暇の取得をサポートするのが「酪農ヘルパー」という働き方。人手が必要な農家さんを巡り、牛の世話のお手伝いをする仕事ですが、アルバイトやパートではありません。北宗谷農業協同組合の嘱託職員として働くので、社会保険や福利厚生、昇給・賞与、各種手当も受けられます。
未経験でもまったく問題ありません。北海道豊富町の大自然の中で、働きながら酪農について学んでみませんか。新規就農の夢も叶えられるかもしれません!

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「酪農家」と「地域」を支える
なくてはならない仕事 酪農ヘルパー

町をあげて酪農に力を入れ、新規就農者に対するサポートも手厚い北海道豊富町。そこで働く酪農家が休日や忌引き、長期休暇を確保できるよう、代わりに牛の世話をするのが、「酪農ヘルパー」という仕事です。豊富町で酪農業を営むのは121戸。その大半の118戸が組合に入り、酪農ヘルパーを利用しています。豊富町酪農ヘルパー利用組合は専任ヘルパー7名、補助ヘルパー7名が働く、北海道内のヘルパー組合の中でも人数の多い組織なんだそうです。
大手コンビニチェーンの牛乳全てを生産するほど酪農が盛んなエリアでもある豊富町では、その広い土地を活かして7割ほどの農家が放牧で牛を育てています。新規就農を志す人を歓迎し、町を上げて応援するのも豊富町の特徴で、ここ数年でも3名が酪農家として独立。今回は豊富町で働く2名の職員と、酪農ヘルパーを経験して新規就農の夢を叶えた酪農家にインタビューしました。

農家に代わって牛の世話をする酪農ヘルパーという職業

農業系の学校で学んできたわけではなく、未経験から酪農ヘルパーとして働き始め、今年で10年目を迎えた中井さん。酪農家をサポートし、直接感謝の言葉をかけてもらえる日々にやりがいを感じています。

酪農ヘルパーとして10年働く中堅職員 中井 拓哉さん

酪農ヘルパー 中井さんのとある一日
    AM5:30 朝の部/予約のある農家に直接向かい、牛床の掃除に給餌、搾乳作業。
    AM10:00 自由時間・休憩 自宅に戻り休息。買物に出かけることも。
    PM16:30 夜の部/朝と同じく夕方も農家ごとに決まったやり方で作業を担当。
    PM20:30 帰宅

 

酪農ヘルパーを利用するサニーアワーズの山本さん(右)

酪農ヘルパーは冠婚葬祭や病気、休暇など、農家さんが不在になる時に呼ばれるため、「安心して牛を任せてもらえる関係」が大切です。牧場によって牛の育て方も違うため、働き方は十人十色。その農家に合わせて柔軟に対応しなければなりません。『農家さんが普段やっている仕事の100%を補えないかもしれないが、少しでも近づけるように、自分の中では120%の働きをしている』と話す中井さん。仕事中は真剣そのものですが、休憩中は家族や趣味の話で談笑することも多いそうです。

『休日は家族4人で。休みがしっかり取れるのも特徴ですね』

生き物が相手の仕事のため、休みが取りづらいというイメージがある酪農業ですが、ヘルパーとして働く場合、休日は「年間100日以上」としっかり取れ、祝日の振替や有給休暇もあります。状況によって休日が取れない月は、「超過分を買い取る制度」もあり、働いた分しっかり還元されるのも魅力です。プライベートな時間も確保できるので、家族がいても安心。実際に中井さんも、子どもが産まれる時には入っていた仕事をすぐにスタッフが代わってくれ、出産に立ち会えたそうです。一次産業でありながら休みやすいところも、豊富町酪農ヘルパー利用組合の大きな特徴です。

未経験でも心配なし!移住者も安心して暮らせる制度が充実

加藤さんは神奈川県横浜市の出身。農業系の高校を卒業後、北海道での酪農に憧れて移住しました。求人を見つけて、1ヶ月間実際に作業を体験。職場の雰囲気や農家さんとの良好な関係が気に入り、入社を決意しました。補助ヘルパーを2年経験したのち、現在は専任ヘルパーとして働いています。

未経験から新規就農を目指す加藤 未蘭さん

搾乳機の取り扱いについても先輩へルパーがしっかりと教えてくれます

豊富町の酪農ヘルパーは2人1組で仕事にあたります。全くの未経験からはじめた加藤さんは『最初はわからないことの連続でしたが、先輩ヘルパーが丁寧に教えてくれたので、少しずつ仕事を覚えられました』と、当時を振り返ります。機械化が進む最近の酪農業界。ロボット牛舎も増えており、給餌や牛床の掃除など、肉体を酷使するような仕事は減少傾向にあるため、女性でも活躍できる職場です。

加藤さんのように町外から豊富町に移住を考える方には、豊富町酪農ヘルパー利用組合から最大で20万円、引っ越し費用を負担してくれる制度もあります。また、単身住宅も用意されており、月額15,000円と嬉しい価格。家電や寝具、Wi-Fiも完備されているので、すぐに生活をスタートさせることができます。

山本牧場代表の山本さん(右)と作業内容を確認。留守を任されることも多いので責任は重大です

「酪農ヘルパーとして経験を積んで新規就農を目指したい」と夢を語る加藤さん。さまざまな農家さんを巡るので、その分たくさんのことを吸収できるといいます。農家さんの留守を守るという責任感もあるので、仕事に対しても真剣に向き合え、日々自分の成長を感じるそうです。 

仕事で疲れた身体を癒すのが、北海道内でも珍しい「奇跡の湯」とも呼ばれる豊富温泉。
表面に油膜が浮くような泉質が特徴で、皮膚疾患に高い効能があり、多くの方が湯治で訪れる人気の温泉です。身体の芯まで温まるので冬の作業の後や休日のリフレッシュにも最高です。

新規就農を目指す方に豊富町が魅力的な理由

豊富町の酪農ヘルパーとして経験を積み、今年ついに新規就農の夢を叶えた秋葉さん。『毎日楽しく仕事をしています』と語る秋葉さんが新規就農できたのは、町のサポートがあったからと教えてくれました。

『仕事が本当に楽しい』と話す秋葉 杏平さん

豊富町は新規就農者のサポートにも力を入れている町。北宗谷農業協同組合からは、就農開始から5年間、年間100万円が支給されます。他にも豊富町の助成として、下記のような制度が用意されています。

豊富町の助成の例

・用地や施設、家畜を購入するために借入した資金の
 1/5以内の額を交付(限度額1000万円)
・固定資産税の額を限度に3年間補助金
・農用地、農業用施設、作業用機械の賃借料の1/2を補助(5年間)
・就農開始から5年間、年間100万円を支給

このように新規就農者をバックアップする制度が充実した豊富町。『お金の心配を最小限に事業をスタートできた』と秋葉さんは話します。

 

新規就農するための方法はいくつかありますが、『酪農ヘルパーをスタートにしたことで、最短で就農できた』と振り返る秋葉さん。ヘルパーは10軒あったら10軒分の仕事が身に付くため、色々見てきた農家の「いいとこ取り」で仕事に活かせるんですと笑顔で教えてくれました。
ヘルパー時代にお世話になった農家さんは今でも経営のアドバイザー。牛を買う、牧草を用意するなど、酪農ヘルパーとして経験のないことを親身になって教えてくれるそうです。


酪農に興味があれば、経験は問いません。「やる気」と「情熱」を持って、豊富町で酪農を始めてみませんか。これほど雄大な自然の中で働ける環境は北海道でも珍しいことです。新規就農の夢が叶う日も近いかもしれません!

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【企業情報】
豊富町酪農ヘルパー利用組合
北宗谷農業協同組合
北海道天塩郡豊富町豊富停車場通8
電話:0162-82-2112(担当:相馬)
メールアドレス:d.souma@ja-kitasouya.jp

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