雑草をあえて残す5つのメリット

雑草が周囲に生えていても元気に育つ野菜
梅雨明け後の時期はとても気温が高く、雑草の勢いもすごいため、つい徹底的に雑草を取り除こうとしてしまいがちだと思います。しかし、この時期だからこそ雑草を全て取り除くのではなく、あえて「一部残しておく」ことも必要だと思っています。雑草を残すことで野菜づくりにおいてメリットがあると感じているからです。雑草を残すメリット5つをそれぞれ解説していきます。
メリット①土の乾燥を防ぐ
土の乾燥を防ぐためには刈り取った雑草でマルチングしておくだけでも効果はあります。もっと保湿効果を高めるには「生きた雑草を残しておく」という方法も。雑草が日陰を作ってくれる他、朝露が降りやすくなるからです。そのため、特に梅雨明け後の高温乾燥が続く時期は、あえて生きたままの雑草をある程度残しておくことで水やりしなくても野菜がしなびにくい環境をつくることができます。