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僕が1カ月でチャンネル登録者数1万人の農家YouTuberになれたわけ【畑は小さな大自然vol.100】

僕が1カ月でチャンネル登録者数1万人の農家YouTuberになれたわけ【畑は小さな大自然vol.100】

こんにちは、暮らしの畑屋そーやんです。僕は「畑は小さな大自然!そーやん」というYouTubeチャンネルを運営していて、2021年7月でチャンネル開設1周年を迎えます。さらにチャンネル登録者数4万人を達成。紆余(うよ)曲折はありましたが、結果的に広く人に知ってもらい収入的にも向上するきっかけになりました。農業系YouTuberという言葉もある通り、農的な働き方をしていく上でYouTubeを活用するという選択肢はだいぶ身近になったように思います。しかしその一方で動画配信を行っても登録者数が増えないまま足踏みをしているという人も。そこで今回は僕がYouTubeを始めてたった1カ月で登録者数1万人を達成するために意識したポイントについて紹介します。

YouTubeチャンネル「畑は小さな大自然!そーやん」の紹介


僕は2020年の6月17日からYouTubeの「畑は小さな大自然!そーやん」というチャンネルで、このマイナビ農業で書いているような、暮らしのための畑作りについての動画配信を始めました。平均月5〜6本のペースで投稿をしており、特に雑草対策についてや土づくりについての動画などが人気です。当初の目標は3カ月でチャンネル登録者数1000人を目指していましたが、その予想を大きく上回り、開設後約1カ月で登録者数1万人に到達しました。その後2カ月半で2万人、1年経った今は4万人という状況です。そこで僕のことを知ってくれた人からの仕事の話も増えましたし、オンラインサロンやコンサルタントなどの集客にも役立っています。

そもそもYouTubeを始めたきっかけ

長男と一緒に動画撮影することも

僕がYouTubeを始めたきっかけには、2020年の春に新型コロナが社会的に大きな問題になったことがかなり影響しています。それまで畑で行っていたイベントの開催や遠方へ出張しての仕事が困難に。そしてちょうどその時期に長男が腎臓の病気を発症したことで、投薬治療が必要になり、保育園に一時的に通えなくなりました(今はすっかり元気です)。
こういった出来事がきっかけで、子供と一緒に畑や家にいながらできる仕事のスタイルを模索する必要性が急に出てきました。またこのころ、コロナの影響で家庭菜園に取り組む人が増えたせいか、遠方に住んでいる知り合いなどから「畑づくりを学びたい」という要望も急増。
そこでオンラインでも畑づくりを学んでもらうための仕組みとして、選択肢のひとつに挙がってきたのがYouTubeでの動画配信だったのです。

YouTubeを始めるときの準備は?

スマホだけで撮影から編集までできます

YouTube配信の仕方はどこで学んだのかとよく聞かれるのですが、実は全てYouTubeの動画で学びました。配信の仕方などを細かに解説しているチャンネルがあり、そこで動画の作り方や登録者数を伸ばすためのポイント、再生数をあげるコツなどが紹介されています。
撮影機材はスマホだけでも撮影から編集まで全てできてしまうので、実は動画配信自体はそんなにお金をかけずに始めることができます。あとは三脚があれば最低限のことは全てできます。本当に便利な時代ですよね。
ただ1点だけオススメしたいのは、農業系は外での撮影が多くなるので、風が吹いている時は風の音が入ってしまわないように対策することです。外付けのマイクを買うと、一緒に「ウインドジャマー」という防風グッズが付いてくるものがあるので、これを用意しておくと風のある日でも撮影できます。

スマホの外付けマイクを買うとセットで付いてくるウインドジャマー

「動画で話すのはまだいいけれど、機械に疎くて撮影や編集はちょっと……」という人は、別に企画、撮影、編集を担当してくれる人を探すのもありだと思います。僕は一人で企画、撮影、編集などをほとんどやっていますが、結構大変です。そういった役割分担を行っている配信者は結構多いですし、僕もその方向性を目指しています。

収益はどのくらい上がるのか?

YouTubeを仕事の一部として始める際に気になるのは、実際どのくらい収益が見込めるのかということだと思います。YouTubeからの収益は、基本的に「広告収入」という形で入ります。動画の前後や間に流れる広告などを視聴者が見ることによって、その広告費の一部が配信者に入ってくるという仕組みです。
この広告収入は純粋に再生数で決まるわけではなく、後述する視聴者維持率や視聴者の年齢層、時期などによって広告単価が大きく変わっていきます。例えば僕の場合、広告単価は約0.4〜0.7円の中で推移しています。10万回再生される動画が1つあれば、そこからの広告収入は4万〜7万円になりますが、1000回だと400〜700円ということになります。
農業系YouTuberのなかでも、動画の合計再生回数が、1カ月で1000万回ほどいっている人も実際にいるので、かなり夢はありますよね。ただそこまでいけるのは本当に一部の人だけなのも事実ですし、動画配信の労力に見合うだけの収益が確実に入ってくる保証はありません。収益を安定して得ていくためには、戦略的に配信していく必要があります。

登録者数を伸ばすために最も大切なポイント

再生している動画の横や下に出てくるのが関連動画

YouTubeの登録者数を増やすためには、まず自分のチャンネルの存在を知ってもらわなければなりません。もともとSNSのフォロワー数が多いとか、有名人であれば最初から登録してもらえる可能性がありますが、僕は当然そうではなかったので、いかに「初めて」動画を見てもらうかがまず大事になります。そこで気に入ってもらえればチャンネル登録してもらいやすいわけです。

「関連動画」でYouTubeにオススメしてもらうには

ではどうやって無名の状態で最初の動画を見てもらうか。僕はまず「すでに再生数の多い動画の関連動画に載る」ということを目指しました。
YouTubeの動画を見ると、その横とか下とかにYouTubeが勝手に選んだオススメ動画がたくさん出てきますが、こういった動画のことを関連動画といいます。人気のあるチャンネルの動画を見た人に関連動画としてオススメされることで、僕のことを知らなかったとしても、ついでに僕の動画も見てくれる可能性があるわけです。僕はちなみに「雑草対策」で再生回数の多い動画の関連動画に載れることを目指して動画作りをし、これが見事に当たりました。最初に出した動画がそれまで数百回程度の再生数だったのに、2週間後に関連動画に掲載されるようになって、一気に数万回再生されるようになりました。

「視聴者維持率」を高めるには

では関連動画に載るようにするためにはどうすればよいのか。YouTubeにオススメしてもらうには、それだけの価値がある動画だと評価してもらわなければなりません。
その評価のなかで最も大切になると言われているのが「視聴者維持率」です。これは視聴者がその動画をどこまで見続けたかを表す指標で、この数値が高いほど視聴者が飽きずに動画を見続けたということになります。視聴者が動画を長く見続けるほど、動画の途中で流れる広告も見ているということになるので、YouTubeの運営側としてもそういった動画の評価は高くなります。視聴者維持率を高く保つには、視聴者が興味あるテーマなのか、話の構成がわかりやすいか、話のテンポは良いかなどが重要になってきます。

YouTubeをやっていて良かったこと・大変だったこと

YouTuberになって、理想の働き方に近づけた

YouTubeを始めて良かったことは、まず知ってもらえる人の絶対数が爆発的に増えたことです。同じ内容のことを自分のブログなどに書いていても全く広まらず、なんの反響もなかったようなことがYouTubeだと膨大な数の人に見てもらうことができ、感謝され、そこから収益も入るのだから、とてもありがたいことです。そして自分がどこかにわざわざ行かなくても、自分の最も居心地が良いと思う場所にいながら、家族との時間も犠牲にせずに全国や世界に発信することができるのですから、働き方としてはかなり理想の状態に近づくことができるようになりました。

YouTuber、ココがつらいよ

逆に大変なのは、動画を投稿し続けることです。投稿頻度が落ちると、YouTubeからの評価が落ちて自分の動画がオススメされなくなるのです。僕は飽き性ということもあり、ここが一番の難関です。特に冬は農業系や雑草系の動画は一気に再生回数が落ちるので、収益も一気に減ってしまいました。当たった時は大きいですが、その変動も大きいのでそこに惑わされすぎないような心構えが必要だなと感じています。

これからYouTubeで農業の情報発信をしたい人へ

2020年以降、食や農への関心はとても高まっているなと感じます。実際に僕を含めて農業系YouTuberはかなり増えたなと感じていますし、全体的に登録者数はどんどん増えていると思います。YouTube側の評価の仕組みに慣れるまでは大変ですが、そこをきちんと理解していると動画の質さえ良ければ登録者数は十分狙って増やせるものだと思いますので、興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。

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静岡県伊豆の国市地域おこし協力隊、農家志し中のちだです。農業素人の僕、何をするにもいちいち調べながらチャレンジしています。最近ではYouTubeの動画を参考にすることも多くなりました。そこで発見したのが愛知県にある松本自然農園…

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