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僕が野菜を売らない農家になったワケ

僕が野菜を売らない農家になったワケ

初めまして。そーやんこと橋口創也です。有機農家の二代目として生まれ、一時期は普通の生産農家を目指した僕ですが、ある理由から野菜を売らない農家になることを決意しました。今では農家ではなく初心者の方向けに、家庭菜園づくりを教えたり、プランターワークショップを開いたり、店舗ディスプレイとしての畑を作成したりなどしています。今回は自己紹介も兼ねまして、僕が野菜を売らない農家を目指した理由をお話しします。

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子供のころ農家だけはなりたくなかった

僕は鹿児島県鹿児島市の、30年以上つづく有機農家の長男として生まれました。
今では僕も農家みたいな仕事をしていますが、実は子供のころは、親が農家であることが恥ずかしくてたまりませんでした。
親の職業を聞かれれば自営業と答えていましたし、大学生の時まで農家にだけはなるまいと思っていたほどです。
親からも「好きなことやりなさい」と言われてはいたのですが、何になりたいかと聞かれると特になく、ただ「子供を育てるなら自然のたくさんある環境がいいなあ」という程度のイメージしかありませんでした。

農に興味を持ち始めたきっかけ

ドイツで有機農業を共に学んだクラスメイト達

そんな僕が農業を志すようになった理由は主に2つあります。
1つはやはり自然が好きだったから。自分が一番心地よく、自分らしくいられる場所を仕事場にしたいと考えた時、畑が最適なような気がしたのです。

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