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生育ムラを上空から確認→収量アップへ!ベテラン水稲農家も満足のPix4Dとは?

生育ムラを上空から確認→収量アップへ!ベテラン水稲農家も満足のPix4Dとは?

広い圃場で作物の生育状況をピンポイントで確認するのは容易ではありません。施肥ムラや病害虫の発生時にはすぐにでも対応したいところですが、前述のように目視による確認作業は限界があります。そのような際にとても便利なのがPix4D株式会社の『PIX4Dfields』というソフトウェアです。上空から撮影した画像を使って精緻な測定マップを簡単に生成してくれるので、まるで鳥になったように圃場を確認することが出来ます。今回は実際に使用した水稲農家の島野彰さんにその効果を伺いました。

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ドローンを有効活用するには?PIX4Dfieldsにたどり着いた島野さん

今回、PIX4Dfieldsを使用していただいた島野さんは、群馬県館林市でビール大麦(アスカゴールデン等)や水稲(あさひの夢等)を栽培する就農20年のベテラン生産者です。27haほどの圃場で、冬季はビール大麦、夏季は水稲を栽培し、収穫期は他の農家の刈り取り作業も請け負っています。

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先祖代々農業を営んできましたが、自身は35才まで会社勤めのサラリーマンだったそうです。元々、車やバイクが好きで、新しい機械に対しても常に興味を持つ島野さんは、スマート農業に対して今後の未来を感じていた事から農業を受け継ぐ決心を固めました。

「最新の機器を上手に使うことで、各段に労力が減るので積極的に導入しています。負担を減らすことで、メリハリを付けて作業することができています。繁忙期は1日15時間働くこともありますが、年間120日は休めるので、趣味の海外旅行にも行けます」(島野さん)

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自動運転トラクターや大型コンバインも所有する島野さんは、ドローンも6年前に導入して活用してきました。もっとドローンを有効に使いたいと思案していた時にPix4Dのアンバサダーを務める友人の後藤敦弘さんの紹介で、PIX4Dfieldsを使ってみることになったそうです。

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島野さんの作業場には自動操舵トラクターや大型コンバインがズラリ(一部)

「圃場に入らずとも、生育状況を正確に確認することができた」

PIX4Dfieldsがどのような測定結果を提供してくれるのか、前述の後藤さんの協力を得て、ビール大麦を栽培している1haの圃場で2月と4月に撮影して診断してみました。

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当時使用したドローン

「圃場の中でも追肥有りのエリアと追肥無しのエリアに分けてみたのですが、測定結果は見事に合致し、追肥した大麦のエリアが一目で確認する事が出来ました」と、予想していたとは言え、満足のいく精度だったと島野さんは話します。

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追肥なし(上)と追肥あり(下)のデータ。ハッキリと生育状態が色分けできています(2021年4月撮影)

「圃場に入らなくても生育を確認できるのはいいですね。今までは見るとしても農道に停めた軽トラックの上からが限界でしたし、衛星画像を使うにしてもヘリを飛ばすにしてもコストがかかったり、欲しい時に欲しいエリアの画像を入手する難しさも課題として存在する。広い圃場を所有している人にとっては良い選択肢になると思います」

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Pix4Dのアンバサダーを務める後藤さんと撮影を実施。後藤さんは元海外青年協力隊員で現在は農mers Cafeというカフェを経営しています

また、行政が各地で進める圃場整備の際にも役立ちそうだと教えてくれました。整備後の1年目は土壌が変わることによりどうしても収量が減ってしまいますが、PIX4Dfieldsで細かに生育状況をモニタリングして対処することで、収量の確保も期待できるのではと、その可能性を話してくれました。

「スマート技術を活用し、楽しみながら稼ぐ農業に」

スマート農業を積極的に取り入れている島野さんは今後について、苦しいや辛いではなく、楽しみながら稼ぐ農業を自身が行い、それを後継者や就農者に見せていくのが使命だと言い切ります。

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関東平野の奥に位置し、北は渡良瀬川、南は利根川と大きな川に囲まれた館林市は自然豊かな沼が多く残る水資源が豊かな場所です。水と気候を生かし、冬は麦、夏は稲と二毛作を行う事で反収を確保し、多くの圃場が今なお受け継がれています。しかし、高齢化による熟練した農家の引退や新規就農者の減少による耕作放棄地の問題は解決の兆しが見えません。

そのような中でPix4Dのような最新技術を活用する事で、労力の削減や見える化を推進し、多くの圃場を少数の生産者で管理する時代になって行くのではと島野さんは予想しています

今後については、「意欲のある人しか残れない厳しい時代になって行きます。しかし、米麦をやっている人には『この地域の水田を守る』という自負があります。私のところにも大事な水田を預けてくれる人が増えてきています。働ける限りは頑張って地域を守っていきたいですね」と力強く語ってくれました。

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JA邑楽館林のマスコットキャラの「でんえんまる」(左)、Pix4D 久林さん(右)

スイス生まれのPIX4Dfields 15日間無料のトライアル版もご用意

PIX4Dfieldsは高度な農業マッピングソフトウェアです。ドローンに搭載したマルチスペクトルカメラやRGBカメラで撮影した画像から、生育状況や圃場の境界線など記載したマップを作成し、手軽に上空から確認することができます。ノートパソコンなどで作業できるため、場所を選ばず、任意の日時ですぐに圃場の様子を確認、結果はPDFレポートツールで簡単にシェア出来ます。

その他の機能としては、撮影画像から生成したマップは、プリセットされた植生指数や、それ以外の自身で計算式を指定した指数マップとして表示することができ、別の情報レイヤーとの比較も出来ます。また、あるエリアを指定して平均や標準偏差を表示することも可能です。

実際の処理結果をクラウド上にアップロードして、URLシェアをする機能も新しく加わりました。可変施肥やスポットスプレーに生かすためのシェイプファイルを出力する機能も持ちます。

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PIX4Dfields フロー図

PIX4Dfieldsは月額もしくは年額契約で使用することが可能です。購入の前にお試しで使用できる15日間の無料トライアル版も用意されています。
「世界をはじめとし、日本の大規模生産者や農業研究所でもご利用いただいている実績があります。Pix4Dではユーザーからのリクエストに基づいて製品開発を進めており、PIX4Dfieldsは今後も進化を続けます。日本の皆さまの声もぜひお聞かせください。ドローンをお持ちの方や圃場を上空から見てみたいという方は、お気軽にお問い合わせください」(Pix4D 久林さん)

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【企業情報】
Pix4D株式会社

〒150-0041
東京都渋谷区神南一丁目5番6号H¹O渋谷神南906
PIX4Dfields製品ページはこちら

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