共感で売る農産物。出品農家を募集中
「マルシェル」はNTTレゾナントが手掛ける、ハンドメイド品や中古品などが購入できるプラットフォーム。「ストーリー型マーケットプレイス」をうたい、同社が18年間運営してきた「goo blog」のノウハウを生かして運営しています。たとえば、商品ページにブログの記事をひもづけることで、購入者に商品の制作過程や思いを伝え、共感を集めながら商品を販売できることなどが特徴です。5.5%(有料会員は3.85%)という低い販売手数料も強みの一つです。
新型コロナウイルス流行後は、対面での販売機会などが失われているクリエイターなどを応援しようと、手数料が割引になる有料プランを期間限定で無償提供するなどの支援を行いながら販路を提供しています。
8月下旬からは支援対象を農家とし、農林水産省主催の「農業女子プロジェクト」、「農プロデュース リッツ」、「農GIRL農LIFE」の3団体とのコラボレーションとして、‟顔の見える農産物“を取り扱っています。
参加する農家の多くは、ウェブでの農作物販売を検討するなかで、個別にショップを立ち上げるハードルの高さや、ショップ開設後の発信力に課題を感じていたといいます。
goo blogのブロガーとして活躍し、マルシェルでも農作物の販売を行う「農プロデュース リッツ」代表の新谷梨恵子(あらや・りえこ)さんは、「初めてネット販売に挑戦する人も多いため、今回の出店を機会に、これからどんどん自社農産物や自分たちの仕事の様子をアピールしてほしいです。私自身もブログを通じて応援してくださる方、一度ご縁のあった方とつながり続けることができています。農家の皆さんにも良い出会いがあることを期待しています」と話します。
10月中旬以降は、出品された米をまとめて掲載する特設ページを作る予定。コラボレーション企画への参加団体は継続募集しており、同社は「PRに協力してほしい農家や団体は、ご連絡を」と呼び掛けています。
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