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全国的にも珍しい「JA職員と同じ福利厚生」で働ける、酪農ヘルパーのお仕事@佐賀

全国的にも珍しい「JA職員と同じ福利厚生」で働ける、酪農ヘルパーのお仕事@佐賀

3カ月の試用期間後は、JAの嘱託職員として採用。安定した収入が得られるのはもちろん、JA職員と同じ福利厚生が利用できる上、経験を積むことで高収入も期待できるというJAさがの酪農ヘルパーの仕事をご存じでしょうか。仕事は朝と夕方の2回。日中は自分の好きなことができるため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。稲刈りなどの繁忙期に休みを取りながら、酪農ヘルパーを続ける兼業農家のメンバーもいるそう。JAさがの酪農ヘルパーとして働く魅力を伺いました。

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酪農家が信頼して現場を任せられる、
なくてはならない大切な存在

佐賀県酪農ヘルパー利用組合 組合長の弥冨豊さん

九州の北西部に位置し、海や山に囲まれ、見渡す限り肥沃な平野が広がる地域を中心にさまざまな農業が盛んに行なわれる佐賀県。各エリアには、酪農を営む農家が点在し、地域で愛飲される牛乳を作り続けています。

酪農業では、朝晩の搾乳が欠かせません。酪農ヘルパーの体制ができる以前は、1年365日休むことなく働いていたそうです。現在、酪農ヘルパー利用組合組合長を務める弥冨豊さんも以前は休みなく働いていた1人でした。「365日、牛から離れたことはありませんでした。生きものだから毎日仕事があるのは当たり前だし、朝晩の搾乳が絶対です。家族で旅行することもなければ、身内に不幸があっても家族の誰かが仕事に出ていましたね」

酪農ヘルパーは、そんな酪農家の休みを確保するための自主的な組織として誕生しました。国の後押しもあり、全国各地で組織が発足。佐賀県でもJAさがによって誕生し、徐々に信頼関係を築いてきたといいます。「酪農ヘルパー制度がスタートした当初は、任せる方も任される方も大変だったと思います。ただ、JAさがの酪農ヘルパーには長く働く人が多く、各酪農家と信頼関係を築けているのではないでしょうか」と弥冨さん。

「酪農家から必要とされている仕事。生きもの相手だから大変だろうけど、ぜひチャレンジして欲しいですね」と弥冨さん

地域には、約30戸の酪農家がありますが、酪農ヘルパーの存在はとても心強いといいます。普段は家族行事やリフレッシュのために利用することが多いそうですが、万が一事故や病気などに見舞われても、酪農ヘルパーがいることで経営を維持できた事例もあったといいます。酪農家にとって、酪農ヘルパーは居なくてはならない存在なのです。

守るべきは、酪農家の財産。
牛が好きな人と働きたい

酪農ヘルパーとして働く先輩職員2名に、仕事を選んだ理由やそのやりがいを教えていただきました。

【CASE1】野田 仁さん(61歳・酪農ヘルパー歴23年)

1頭1頭の体調を見ながら搾乳していく。気になることがあれば、管理表に記して情報を共有している

30代後半で酪農の仕事を辞めて、味噌や醤油の製造会社に転職しました。麹を扱う仕事に面白みを感じていましたが、一方で農業との両立ができず、兼業で働ける酪農ヘルパーとして働くことに。朝は早いですが、午前9時には牛舎を後にして、夕方まで家の農業をしています。稲刈りなどの繁忙期には休みが取れるので、凄く助かっていますね。
現在は、再雇用職員として働いています。酪農ヘルパーとして20年以上勤めましたが、難しいのは酪農家さんのやり方が一戸一戸違うこと。設備が違えば機械の操作方法も異なりますし、餌や仕事の進め方も異なるため、最初は戸惑うこともあるかも知れません。とはいえ、焦ることなく朝晩のリズムに慣れることからはじめるとともに、酪農家さんの大切な財産を守るという気持ちを大切にしてもらえたらと思います。動物が好きという人に向いている仕事です。

【CASE2】平野 和美さん(47歳・酪農ヘルパー歴24年)

友人を頼りに佐賀へと移住したのが20代の頃。酪農ヘルパーの友人から勧められてこの仕事を選びました。実家が酪農を営む平野さんの場合、仕事に対する不安はありませんでしたが、難しいと感じたのは酪農家さんによってやり方やコツが違うこと、と話します。一通りのことを覚えるまで約1年は必要となる仕事です。
毎日の仕事は、朝6時からスタート。早くて8時半、遅くても9時頃には、朝の仕事が終了します。個人で事業を行う平野さんの場合、日中は自動車関係の仕事をして、夕方になるとまた酪農ヘルパーの仕事に戻ります。1日2往復するのは大変かも知れませんが、平野さんのように自分の事業や農業と兼業したい人にはお勧めな仕事かもしれません。兼業農家のメンバーから野菜を分けてもらうなど、和気あいあいとした職場だそうです。

野田さんと平野さんが思う酪農ヘルパーの一番の魅力は、農業や他の仕事と兼業しやすい環境があり、毎月安定収入が得られることだそうです。また、酪農経営を目指す若手にとって、さまざまな酪農家の経営やノウハウに触れながら学べる環境も魅力のはず。酪農家の高齢化が進む佐賀では、事業継承のチャンスもあるのではという声も聞こえてきました。

手厚い福利厚生や昇給賞与あり。
自由な職場環境が働きやすさに直結!

3カ月の試用期間が終わり、JAさがの嘱託職員になると、職員と同じ福利厚生を利用することができます。また、休みがほしい時は、ヘルパー同士で相談し合えるラフな雰囲気もあります。朝晩の勤務が終われば、日中は自由に過ごすことができるため、農業や漁業と兼業する他、個人事業主として活躍する先輩も多いそうです。出勤日数は、月15日~20日。本人や酪農家の希望をヒアリングしながら調整しています。

「自由度が高く、伸び伸び働くことができる職場です」JAさが畜産部酪農課の堤誠一郎さん

「月々の給与だけでなく、7月と12月にはボーナスも支給されます。昇給制度もあり、長く働くことで収入を着実に増やすこともできます」と採用担当の堤誠一郎さん。今回の募集では、ベテランからノウハウを継承し、次世代につなぐ酪農ヘルパーを育成したいと考えているそうです。

未経験からのスタートでも、経験豊富な酪農ヘルパーに1つ1つ教わりながら学べる環境を用意しているというJAさがでは、新人をチームで育てるようにしています。酪農家のもとへ1人で派遣されることはなく、経験者である先輩職員と一緒に動くため、1人で悩むこともありません。

「将来は酪農の仕事に就きたい、就農するために技術を学びたいという方も大歓迎です。自由に伸び伸び働ける職場ですので、お気軽にお問い合わせください。希望される方には、職場見学も実施しています。生まれたばかりの可愛い子牛もいるのでぜひ会いに来てくださいね」と堤さん。

福岡都心部へのアクセスも良い佐賀に根ざし、就農したいという人はもちろん、動物の世話が好き、朝夕に仕事して日中は他の事をしたいという人にお勧めしたい酪農ヘルパーの仕事。JAさがの嘱託職員として、長く安心して働き続けられることも大きな魅力に違いありません。気になる方は、下記までお問い合わせください。

【問い合わせ先】
佐賀県酪農ヘルパー利用組合(JAさが)
〒846-0002 
佐賀県多久市北多久町小侍1951-1
JAさが 畜産部 酪農課(畜産総合センター)
TEL:0952-71-9644
FAX:0952-75-2296

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