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新城のホウレンソウを県No1に!一緒に歴史を作るメンバーを募集中

新城のホウレンソウを県No1に!一緒に歴史を作るメンバーを募集中

取材に訪れた愛知県新城市の作手地区では、ホウレンソウの生産者が中心となったチーム550(ゴーゴーマル)の会議が開かれていました。チーム550では今、ブランド野菜『奥三河ほうれん草』のステージアップを狙ったプランが着々と進行中です。一丸となって高品質のホウレンソウを栽培し、県内ナンバーワンの産地を目指すため、盛り上げる新メンバー(新規就農者)の受け入れも進めています。ここでの農業の魅力をチームリーダーの竹下 健二さんと若手就農者に聞いてきました。

清らかな水と緑、風が心地よい新城市

新城市について

愛知県東部に位置する新城市は、自然の恵み豊かでのどかな土地柄です。市内を大きく分けると、平らかな新城地区、歴史と景観で知られる鳳来地区、平均標高550メートルの作手地区となります。2016年の新東名高速道路〈新城IC〉開設によって交通アクセスが向上したことから、休日にはリフレッシュを求めて訪れる人も増えています。

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新城市上空からの写真

新城市の農業について

古くから農業が盛んな新城市。米づくりのほか、お茶、梅、シイタケなどの栽培や和牛の生産が行われています。また近年では、イチゴ、夏秋トマト、ホウレンソウを市の奨励品目に選定。イチゴ栽培は新城地区で盛んです。高原地帯で、矢作川水系と豊川水系の水源がある作手地区では、朝晩の寒暖差を活かした夏秋トマトの栽培が主体となっていますが、数年前から『奥三河ほうれん草』のブランド名でホウレンソウ栽培・出荷も本格化しています。同市では特にこの3品目について研修体制を整え、充実した就農支援を展開しています。

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チーム550インタビュー

チーム550とは

『奥三河ほうれん草』を育てるチーム550。生産者メンバーは現在4名。他に経済連や市役所の職員、種苗メーカーの担当者などがサブメンバーに加わり、品質向上やブランディング強化、認知度アップや販路拡大向けてアイデアを出し合ってフットワーク良く動いています。鈴木さんが親しみと尊敬を込めて「健二さん」と呼ぶ竹下健二さんがチームリーダーで、愛知県ナンバーワンを目指しています。

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農業は自分で考えるのが面白い【若手就農者インタビュー】

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■鈴木 雅貴さん プロフィール ※2021年9月時点
年齢: 31歳 出身:愛知県新城市 就農歴:7年
栽培品種:ホウレンソウ 圃場面積:36a

「せっかく就農するなら新しいことを」

地元・新城市作手地区で生まれ育った鈴木さんは、大学進学を機に岐阜県へ。卒業後は岐阜で介護職に就きましたが、「故郷で暮らしたい」という思いが強まり、帰郷しました。「作手で働き続けるなら…」と選んだのが農業です。

この地で『周年ホウレンソウ栽培を』という動きが本格化するのと、鈴木さんが就農を決めたタイミングがちょうど重なり、「せっかくなら新しいことを」と考え、竹下健二さんを訪ねました。
「健二さんに生産計画を見せてもらい、実状も確かめた上で『これならやっていける』と確信しました」周囲のサポートに加え、5年にわたる補助金制度も心強く感じたといいます。

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「失敗は想定内。どう防ぎ、対応するかが大切」

鈴木さんは1年間の研修を経て、2年目には26aの農地を確保し、本格就農を果たします。同時期に結婚もして前途洋々…かと思いきや、トラブル発生。「圃場に水がついてしまい、健二さんや営農センターに泣きつきましたよ。新しい土を手配してもらい、土を入れるのも手伝ってもらって大変でした」。翌年から一定の収穫ができたものの、思った成果には達しませんでした。

「農業はプロスポーツに似ていると思います。頑張っても結果を出さないと意味がない。覚悟はしていましたが、簡単ではないですね」と鈴木さん。先輩に栽培指導を求めつつ、どのタイミングで何をすれば失敗を防げるかを体得していったそうです。
補助金制度終了の5年目には安定した収穫を実現。現在は36aの圃場で年間約30tのホウレンソウを出荷しています。

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「新城市で就農は簡単。でも営農には努力が必要」

「新城市は指導者や補助金、支援体制が充実しているので就農するのは簡単です。ですが利益に繋げるには努力が必要です」と、鈴木さんは季節ごとの栽培品種を探るなど、研究に余念がありません。「向上心や自主性の高い人が、ここでの営農に合うと思います。品種選びや種まきのタイミングも自分次第。自分で考えて仕事をつくっていけるのが、農業の面白さであり、難しさです」。

えぐみが少なく食べやすい『奥三河ほうれん草』は、生産農家ごとに微妙に味が違うとか。「自分では改善したつもりでも、他の生産者さんから見ると、まだまだなのかな」と話す鈴木さん。今の課題として「生産性アップによる売上アップ」を掲げ、「収入を上げて、マイホームを建てたいですからね!」と最後に明るく目標を語ってくれました。

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高くても売れるホウレンソウを!【リーダーインタビュー】

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■竹下 健二さん プロフィール ※2021年9月時点
年齢:49歳 出身:愛知県新城市 就農歴:8年 
経営内容:ホウレンソウ、米栽培、和牛繁殖
圃場面積:ホウレンソウ:40a、米:80a、和牛繁殖(母牛5頭)

「ホウレンソウの産地をつくる」

竹下さんは、元は農協職員でした。職員として『作手地区に新たな特産品を』という課題に向き合う中で、ホウレンソウに着目。この地は水が良く、寒暖差のある気候も栽培に適していたからです。

関係各所やメーカーとも連携し、ホウレンソウ用のハウスを建てて、農業経験ゼロから試験的に栽培を始めた竹下さんは、3年にわたる実証実験の後、農協を退職。いつしか芽生えた「効率良い栽培で、どこにも負けない美味しいホウレンソウの産地となる」という熱い思いを着実に育み、農家として本格的にホウレンソウ栽培を始めました。

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「産地強化のためにも、仲間づくりを!」

本格就農から1年で鈴木さんを研修生に迎え、指導した竹下さん。また、既にホウレンソウ栽培を始めていた生産者とも連携。自身の農作業と並行してチームづくりに精力的に取り組んだのは、「いいものをつくって結果を出し、みんなを引っ張っていく」というリーダーとしての強い覚悟があるからです。

施設栽培の『奥三河ほうれん草』は、棟ごとに種まきのタイミングをずらすローテーション栽培で、切れ目なく収穫・出荷できます。年間を通じての収穫は、収入の安定につながります。
「種まきから収穫までのサイクルが短いので、試した結果が出るのが早いのが面白い」と竹下さん。土づくりの探究や、効率的な通年栽培の技術、『奥三河ほうれん草』としての出荷の規格づくりなど、竹下さんを中心に確立してきた各種情報はチームで共有。さらに各生産者が創意工夫を加えて。チームで栽培に励んでいます。

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「ブランド野菜の歴史を作るチャンス」

「基礎を身につけたら、その先は自分で考えて自由にやればいい。言われるままに動くのではなく、自主的に動きたい人にとって、農業の喜びは大きい」と、サラリーマン経験があるだけに、竹下さんの言葉には実感があります。

現在、“高値でもいいもの”を求める層に向けての販路拡大中の550。産地を活性化し、生産量を安定させるためにはメンバーが必要です。
「まだこれからの産地なので、ブランド野菜の歴史を築いていく手応えも実感できるはず。面倒見はいいので、人生に迷っているなら一度来てみては?」と笑顔で就農を誘う竹下さんでした。

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新城市は新規就農者を応援します

新城市では、農業関係の各種機関とも協力し合って、新規就農を希望する方々を支援しています。各方面とつながることで、就農に至るまでから就農後までも、多面的なサポートが可能となっています。

就農希望者とって文字通り最初の窓口となるのが、就農相談窓口です。常時問い合わせができ、相談会などのイベント開催もあります。また、農業インターンシップ研修への参加も可能です。

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アグリチャレンジ相談会の様子

就農の意志が固まってきた人には、資金面をはじめ独立経営に向けたプラン・スケジュールの立案をサポート。「新城市での就農を希望します」と意思表明した人には、受入支援検討会による面談を行い、認められれば新規就農受入支援対象者に! 栽培技術を習得する農業研修に加えて経営知識等も学べます。また、農地取得や栽培施設の整備などのサポートを受け、就農準備を進めます。

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現地説明会の様子

就農後も随時、栽培に関する相談をはじめ、金融支援や助成事業の申請サポート、経営サポートなどを受けられるのが、新城市で新規就農するメリット。困ったときに頼れる存在があるのは、何より心強いことです。

これから就農を考えるなら、手厚い支援のある新城市がおすすめです。

<取材協力>
■愛知東農業協同組合作手営農センター
愛知県新城市作手高里縄手下54−1
■チーム550
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<問い合わせ先>
新城市 産業振興部 農業課
〒441-1392 愛知県新城市字東入船115 本庁舎2階
TEL:0536-23-7632
FAX:0536-23-7047
ホームページ:https://www.city.shinshiro.lg.jp
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