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【宮城県石巻市】すべての就農者を取り残さない充実の支援体制。目指す営農スタイルに応じたきめ細かなサポートのカギは関係機関の連携にあり!

【宮城県石巻市】すべての就農者を取り残さない充実の支援体制。目指す営農スタイルに応じたきめ細かなサポートのカギは関係機関の連携にあり!

農業を生業に独立したい。農業法人の一員として地域農業を支えたい。自然の中で生き生きと農業を楽しみたい。農業を志す理由は人それぞれ異なります。その思いの数だけある営農スタイルに寄り添い、導くのが宮城県石巻市の農業支援です。行政と民間組織の密な連携が支える“石巻スタイル”のサポート体制を紐解くと、母なる大地のような力強さとあたたかさが見えてきました。

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生産量日本一を誇るササニシキに県内トップクラスの野菜。「食材王国みやぎ」を支える石巻市ってこんなところ

宮城県第二の都市・石巻市は、北上川の河口に位置する宮城県北東部地域を代表する風光明媚な都市です。世界三大漁場に数えられる三陸金華山沖を有することから「石巻=漁業のまち」というイメージを抱きがちですが、水稲や野菜、畜産なども盛んな地域です。なかでも米の品種「ササニシキ」の生産量は全国1位。トマト、キュウリ、イチゴなどの園芸品目も県内トップクラスの生産量を誇ります。

生産量日本一を誇る米の品種「ササニシキ」のほか、イチゴやキュウリなどの園芸品目の栽培が盛ん。石巻市は世界三大漁場・三陸金華山沖の豊かな水産資源も有する一次産業のまちとして知られている。

夏は涼しく、冬は暖かい海洋性気候は1年を通して過ごしやすく、人々は豊かな自然のなかで暮らしを営んでいます。海、山、田畑と農業を志す人にとって理想の地と言える石巻市。その所以(ゆえん)は恵まれた自然環境だけではなく、県内屈指の充実した石巻市ならではの支援体制が密接に関係しています。3つの機関・企業から成る“石巻スタイル”を紹介しましょう!

【石巻スタイルその1】“伴走支援”で目指す営農スタイルへ!『石巻市農業担い手センター』

一般社団法人イシノマキ・ファーム/石巻市農業担い手センター 石牧 紘汰さん

就農には大きく分けて「独立就農」と「雇用就農」の2つの選択肢があります。また、雇用就農で技術や知識を習得した後に独立をするケースも。「農業をやってみたい」そんな思いを具体化へと導くのが『石巻市農業担い手センター』です。石巻市が業務を委託する『一般社団法人イシノマキ・ファーム』の石牧 紘汰さんはコーディネーターとして就農希望者の相談に対応しながら多角的にサポートをしています。

「農業になんとなく興味がある人や移住後、すぐに就農したい人など就農へのきっかけは人それぞれです。当センターでは目指す営農スタイルに合わせて必要な就農プランを“伴走”しながら組み立てています」。

自身も移住者である石牧紘汰さん(左)と地元出身者の倉嶋茂樹さん(右)。それぞれの経験を生かし、就農者に伴走しながら営農をサポート。

例えば、独立就農を希望する人には技術習得に向けた研修先へのマッチング、営農計画や農地の確保、各種助成金の申請サポートなどを行います。農業法人などで雇用就農を検討している場合は会社見学や体験入社をコーディネート。就農後は新規就農者が交流できる場を提供するなど、その手厚さはまさに“伴走者”

就農希望者の相談内容や目指す営農スタイルに合わせ、必要な支援を紹介・サポート。就農後のアフタフォローも万全だ。

「せっかく就農をしたのにコミュニケーションがうまく図れず、志半ばで離農する人が一定数いるのも事実です。わたしたちコーディネーターの仕事は就農者と地域をつなげ、みんなで石巻の農業を盛り上げていくことです」。

同センターでは石巻市内の農業者を定期的に訪問。担い手不足や後継者問題など農業者が抱えるリアルな声に耳を傾け、地域農業の課題解決に取り組んでいます。また、移住を伴う就農者への負担軽減と、新たな土地での生活を円滑にスタートしてほしいという思いから「シェアハウス」を運営しています。

初めての土地での暮らしも同じ志しを持った仲間との共同生活があるから安心!家電や家賃など初期費用を抑えられるのも魅力だ。

「シェアハウスには生活に必要な家電や家具などが備えられているので、家賃も含め新生活を始めるうえでのハードルを下げることができます。また、同じ志しを持った仲間と共同生活をすることで精神的な負担を和らげていただきたいと考えています」。

こうした生活面でのサポートのほか、石巻市では農地賃借や農機を導入する際の助成金など、独自の支援制度も行っています。石巻市産業部農林課の阿部 雅裕さんは担い手センターを就農の入り口にすることで、さまざまな要望に応じていきたいと話します。

石巻市産業部農林課/阿部 雅裕さん

「石巻市では行政と民間企業が連携し、技術向上や安定経営のためのノウハウなど、一貫したサポートを行っています。就農をしたら終わりではなく、継続的に支援をすることで地域農業の活性化につなげていきたいと考えています」。

その連携先として次に紹介するのは、『一般社団法人イシノマキ・ファーム』と『J Aいしのまき』です。それぞれの役割や制度を知ることで、“石巻スタイル”の手厚さを知ることができますよ。

石巻市の詳しい支援内容はこちら

【石巻スタイルその2】多様性を認め合うソーシャルファーム『イシノマキ・ファーム』で見つける自分らしい農業

『イシノマキ・ファーム』は農業に従事しながら自分のやりたいことや将来をじっくり考えることができる場所。

農業を通じて多様な人々の「はたらく」をサポートする『一般社団法人イシノマキ・ファーム』では、耕作放棄地を活用した景観保護や交流人口の増加を目的とした農福連携による農業体験を行っています。「農業を暮らしの中に取り入れることで自分らしい生き方を見つけてほしい」と話す代表理事の高橋 由佳さんは同ファームの役割を「だれもとり残さない場所」と位置付けています。

一般社団法人イシノマキ・ファーム 代表理事/高橋 由佳さん

「社会に順応できなかったり心に傷を負っている方が農業を通じて自分をリカバリーできる場所を提供していきたいと考えています。また、農業になんとなく興味があるけれど具体的なイメージがつかめないという方の体験ファーム、本格的な営農スタートに向けた研修先としての役割も担っています」。

この多様性こそが「だれも取り残さない場所」。イシノマキ・ファームでは有機栽培のホップや野菜づくりに従事しながら農業技術を学ぶ農業体験をはじめ、ファームステイなどを実施。就農者の学びの場を提供しています。

2017年に『イシノマキ・ファーム』で栽培がスタートした「ホップ」。農業を通して新しい雇用を生むため、地域でのホップ栽培とビール醸造にチャレンジしている。

【石巻スタイルその3】独自のネットワークで成功へと導く営農指導のプロ『JAいしのまき』

石巻管内での営農や栽培技術指導などを一手に担っているのが『JAいしのまき』です。組織としての役割は新規就農者を成功へと導くこと。JAならではのネットワークを介し、継続的なサポートを行っています。

JAいしのまき 営農部 営農企画課/西條 祐さん

「営農計画や栽培にかかわる指導を生産部会と共に行っています。組織の性質上、支援の決定には審査があるため、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。担い手センターによって受け入れの間口が広がることにより、互いの得意分野で新規就農者を支援することができます。各組織が密に連携する石巻市は農業に興味関心があるすべての人を多角的にサポートする理想の地と言えるのではないでしょうか」。と、JAいしのまき営農部営農企画課の西條祐さん。

JAいしのまきでは「農業振興支援対策事業」を実施し、JA商品券での支援などを継続的に行っています。また、高齢や後継者不足によって離農した農家の「空きハウス」の情報を集約し、担い手センターと連携しながら農業施設の利活用にも積極的に取り組んでいます。

JA支援策である「農業振興支援対策事業」
についての詳しい内容はこちら

夢が実現できる場所・いしのまきで豊かな農業ライフを!

全国でもトップクラスの生産量を誇る宮城県産の「せり」。『イシノマキ・ファーム』でも愛情を込めて育てている。

農業を生業にするには、作付け品目の選定や経営のあり方も重要な要素ですが、住む場所や暮らし方が大きく影響します。石巻市では関係機関が一丸となって新規就農者を支援することで、それぞれが描く営農スタイルはもちろん、理想の生き方の実現へと導いています。

「支援を受けるためにはしっかりとした営農計画を必要とするケースが一般的ですが、農業に興味がある、まずは試してみたいという人も受け入れているのが石巻市の特長です。まずは一度、石巻市を訪れ、風土を感じてもらえたらうれしいですね」(石巻市産業部農林課・渡邊 泉さん)

石巻市産業部農林課/渡邊 泉さん

石巻市農業担い手センターでは、旅行感覚で参加ができる「お試し移住ツアー」を実施。石巻市内の農家訪問やシェアハウスに宿泊することでその土地が自分に合っているか、どんな暮らしができるかをイメージすることができます。こうした石巻市ならではの手厚い支援体制は、宮城県における就農モデルになると宮城県農政部の舟山 和宏さんは話します。

宮城県農政部農業振興課/舟山 和宏さん

「就農にはさまざまな課題があり、ひとりでは解決できないことがあります。石巻のケースでは市、JA、イシノマキ・ファーム、県農業改良普及センターが連携し、互いを補うことで準備段階から就農後まで寄り添い、支える心が根付いています。この姿をぜひ他の地域でも参考とし、県全域での農業の活性化につなげていきたいと考えています」。

関係者が一堂に会した取材当日。笑顔が絶えないその様子からも関係機関の仲の良さや密な連携を感じ取ることができました。「石巻市なら自分らしい生き方、営農スタイルがきっと見つかる」。マイナビ取材班も太鼓判を押す宮城県石巻市で、あなたらしい自由な農業を実現してみませんか?

行政と民間、それぞれが支え合い、協力しながら地域農業を守っている石巻市は、新規就農者にとって理想の地と言える。

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宮城県農政部 農業振興課
〒980-8570
宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号
TEL:022-211-2836
FAX:022-211-2839

取材協力
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