プロ向けの植物工場産の野菜に注目! 日持ちや使い勝手の良さがポイント。|マイナビ農業

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プロ向けの植物工場産の野菜に注目! 日持ちや使い勝手の良さがポイント。

プロ向けの植物工場産の野菜に注目! 日持ちや使い勝手の良さがポイント。

「ラグビーのまち」として有名な大阪府東大阪市にある吉田駅。周辺には昔ながらの町工場が並びます。この駅から徒歩3分のとあるビルでレタスが栽培されているのはご存知でしょうか?栽培面積は60㎡弱というコンパクトサイズの完全人工光型の植物工場で、飲食店や弁当製造会社などのプロ向けに葉物野菜の生産・販売を行うデリファーム株式会社を取材しました。

洗わず食べられる無農薬の葉物野菜を安定供給

デリファーム株式会社は2021年6月にスタートしたベンチャー企業です。植物工場の事業化支援や農業装置の設計開発を行うスパイスキューブ株式会社の子会社として「植物工場での野菜の生産から販売まで」一気通貫のビジネスを展開しています。

デリファーム株式会社

扱う野菜は、鮮やかなグリーンと力強い食感が楽しめるクリスピーレタスを中心に、スイートバジル、ペッパークレソン、レッドソレルなどのハーブ野菜と、それらをミックスしたレタスミックスを袋詰めで販売しています。

デリファーム株式会社

爽やかな酸味が特徴のレッドソレル

デリファーム産の植物工場野菜の魅力について、同社の相塲(あいば)さんはこう話します。

デリファーム株式会社

生産から配送・営業までをこなすデリファームの相塲さん

「植物工場の野菜は食品加工工場と同じ衛生管理下で栽培されています。清潔な環境で野菜作りを行うため、異物混入の可能性が極めて小さいのが特徴です。異物が混入しないということは、それだけ雑菌が少ないということ。つまり、野菜が劣化しにくいので長期間の保存が可能になります。また、露地栽培の野菜と違って、その土地の土壌環境や天候、害虫といったさまざまな要因の影響を受けることはありません。いつでも、どこでも、高品質な野菜の安定生産ができるというわけです」

デリファーム株式会社

親会社のスパイスキューブが得意とするコンパクトな植物工場

培養液とLED光源だけで育てた野菜は、農薬を使用することがないので安心・安全です。

「野菜はすぐに使えるように一口サイズに調整してから袋詰めしています。クリーンな環境下での無農薬栽培のため、野菜は袋から取り出して洗わずにそのまま使用していただけるので、飲食店のキッチンでの下準備を大幅に削減することができます。野菜の下処理にかかっていた時間や人的コストをカットできるので、お客様には大きなメリットを感じていただいていますね」

デリファーム株式会社

シャキシャキ感が特徴のクリスピーレタス

現在、デリファームでは野菜の生産だけでなく、大阪府を中心に奈良県や兵庫県の飲食店などに直接野菜を配達しています。その取引先にはイタリアンやフレンチレストラン、ヴィーガン専門店、ハンバーガーショップなど、食材の味や鮮度にこだわるお店がずらりと並びます。

「取り扱うレタスやハーブ類は綿密な市場調査を行った上でセレクトしていますが、お客様からのご要望があれば別の品目もイレギュラーで対応しています。植物工場産の野菜はまだまだ認知度が低く、小売店などに流通している野菜と比べて見た目の価格が高く、最初は手を出しにくいかもしれません。しかし、一度使っていただくとその良さを実感してリピーターになっていただける場合が多いですね」と、相塲さんは笑顔で語ります。

デリファーム株式会社

焼肉店からの要望で小ネギも栽培

もちろん、デリファーム産の植物工場野菜には中間業者が全く入りません。

「お客様との間に業者が入らないので、良い商品をできるだけ安く提供することが可能です。商品はオーダーを受けた当日か翌日には出荷しており、直接自分たちの手で届けているので利用者の方の生の声を聞くことができ、ご要望などをすぐに反映できる点も非常に喜んでいただいています」

デリファーム株式会社

需要の拡大で2022年度中に新しい植物工場を稼働させる予定

また、植物工場野菜は市場価格のように天候不順などで乱高下することはありません。この点も飲食店などの事業者にとっては大きなメリットになるでしょう。

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ハンバーガーのパテを引き立てる「映えるレタス」

「一度使ったら、その良さに気づきます!」と、デリファーム産の植物工場野菜に太鼓判を押すのは、淡路島バーガー扇町公園前店で店長を務める田川さんです。

2021年8月にオープンした同店では、レタスは近隣の青果店で購入していました。飛び込みで営業に来た相塲さんがサンプルとして置いていったクリスピーレタスを間違えてスタッフが使用したことがきっかけで、デリファーム産の野菜を使うようになったと笑います。

デリファーム株式会社

「いつもと違うレタスで作ったハンバーガーを見た上司から、見映えが良くなったと褒められたんです。鮮やかな緑のクリスピーレタスは食味もさっぱりとしており、パテのおいしさを引き立ててくれます。また、芯を抜き、葉を一枚ずつ洗ってバラバラにして乾かす、といった作業も発生しません。一般的なレタスは廃棄する部分が多く、バラバラにしたところから劣化が進みます。デリファーム産のレタスは驚くほど日持ちするので、発注量が定まらないオープンしたての頃は特に助かりましたね」と、導入メリットを教えてくれました。

デリファーム株式会社

<取材協力>
淡路島バーガー扇町公園前店
大阪市北区天神橋4丁目7-11

クリスピーレタスは一袋500g入って1500円。通常のレタス1玉の値段と比較すると決して安いものではありません。

しかし、無農薬栽培で味はもちろん、日持ちがよく、全量が使える部分。更に下準備にかかる手間や人件費など、さまざまな観点で考えるとコストパフォーマンスに優れた商品と言えるのではないでしょうか。

希望する飲食店などにはサンプルを提供しているので、関心を持たれた方は問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?

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お問い合わせ

デリファーム株式会社

本社:大阪市浪速区桜川1-1-30
植物工場:東大阪市水走2-14-9
TEL:06-6563-9280
E-mail:contact@deli-farm.com
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