スマート農業の第一歩は生産者とのコミュニケーションから
飯島町は長野県南部に位置し、中央アルプスと南アルプスに囲まれた自然豊かなエリアだ。稲作を中心に、リンゴやナシなどの果樹栽培が盛んな地域であり、信州蕎麦の原料になる「信濃一号」の種の産地としても有名である。
町では全ての生産者が効率的な営農ができるよう飯島町営農センターを設置するとともに旧村単位に全生産者参加の地区営農組合を設立、精力的にさまざまな取り組みを実施している。従来は営農センターがWEBで情報を発信し施策を行ってきたが「生産者に情報を広めるには発信力が弱く一方通行だった」と飯島町産業振興課の下平英樹さんは導入前の苦悩を述べた。
その後、営農センターの発信力を強化するためにSNSの積極的な活用を推進してきたが、ワンステップ先を考えていた時に目に入ったのが、『LINE WORKS』と『NCXX FARM(ネクスファーム)』の記事だったと振り返る。
LINEで農業!? LINE WORKSで創る、楽しみながら、しっかり稼げる農業
飯島町でも生産者の高齢化は進んでおり、後継者不在による労働力不足は喫緊の課題だ。スマート農業導入による省力化への期待は大きい。そのスマート農業を推進する取り組みとして『飯島町ICT農業実証実験プラットフォーム構想』を立ち上げ、多くの生産者と意思疎通を図るのにLINE WORKSなら機能面でもセキュリティ面でも最適であるとのことから導入を決めた。
下平さんは「LINEなら皆さん使っているし、LINE WORKSの操作にもすぐ慣れていただけるだろう」と導入に踏み切ったポイントを挙げている。
導入初年度の現在(2021年11月)は『デジタル農業実験コンソーシアム』を構築し、参加する農業関係者30名にLINE WORKSのアカウントを配布。第一段階はスマート農業への理解を深める学習とコミュニティ形成期間とし、製品や技術知識、他の市町村で行われている実例などの情報共有をメインに行っている。
また、飯島町ではRTK-GNSS基地局が設置されているので、先行して自動運転田植え機やドローンを導入している生産者からは稼働状況も提供してもらうとのことだ。
こういった先行事例の共有や生産者同士の意見交換がスムーズに行える環境ができることで、コミュニティの基盤確立につながり、生産者がそれぞれの事業に役立てることができる。また、ロボットやセンサーの操作、データの分析結果の確認をLINE WORKSで行えるよう進められていることから、生産者にとってのICT利活用のハードルを大きく下げることができるだろう。
稼げる農業の実現に向けて、LINE WORKSは協力を惜しまない
LINE WORKSはLINEの操作感を持ったビジネスアプリで、チャット機能の他、予定管理、共有、タスク管理、掲示板など、農業経営においても有用な機能を備えている。LINE同様のインタフェースを持つことから、デジタルが苦手な人でも一から覚える必要は無い点が最大の魅力だ。「難しい機能は覚えられない」「ITには疎いから」と敬遠していた生産者でも気軽に導入でき、スムーズに操作ができるはずだ。
マーケティング本部で地方創生を担当している廣瀬信行さんは「農業が魅力ある産業になるには稼げることが重要。そのためにはスマート農業の導入は必要不可欠です。成功事例を築き上げ、他の自治体への派生、新しい商流の構築ができればいいですね」と説明し、そのためにもLINE WORKSを使ったスマート農業の推進を今後も全力でお手伝いしていきたいと力強く語ってくれた。
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商品について
商品名:『LINE WORKS』
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価格:無料プランと有料プラン(300円~)
問い合わせ先
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