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フルーツ栽培であなたの夢を描く。実り豊かな茨城県八千代町で果樹農家になりませんか

フルーツ栽培であなたの夢を描く。実り豊かな茨城県八千代町で果樹農家になりませんか

平らな台地と温暖な気候に恵まれた茨城県八千代町。白菜の市町村別出荷量は全国1位(令和2年度作物統計調査)で、全国でもトップクラスの農業がさかんな町です。さらに果樹、とりわけ梨の一大産地でもあり、「あくと梨」をブランド化するなど町を挙げて栽培に力を入れています。その八千代町が、梨の栽培やPR活動などを行う「地域おこし協力隊」の募集をスタートしました。一大産地ならではの知識や技術を学べるなど、八千代町で就農する魅力はたくさんあります。ベテラン農家さんと町役場の方にお話を聞いてみました。※地域おこし協力隊の募集は終了しました※

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自然に恵まれ、消費地にも近い。就農する上で圧倒的に有利な茨城県八千代町とは

茨城県の内陸、南西部に位置する八千代町。鬼怒川が運んできた肥沃な土と、平坦な地形、さらに温暖な気候に恵まれています。その環境を生かして農業が基幹産業になっており、白菜、メロン、そして梨の栽培が盛んです。

特に梨は、肥土(あくと)の恵みを受けながら約150年前から栽培されてきました。幸水、豊水、新高などの多くの品種が作られ、町産の梨は「あくと梨」というブランド名で県の銘柄産地の指定を受けています。
八千代町のこれらの農作物は、大消費地である首都東京から60km圏内という立地上の強みも武器に、販路を展開しています。

梨農家として35年。ひたむきに梨を愛するベテラン農家・草間勝美さん

この八千代町で生まれ育ち、梨農家を営んでいる草間勝美(くさま・かつみ)さん。県の梨組合連合会の会長も務めています。
「品質の良い大玉の梨がたくさん収穫できたときが一番嬉しい」と話します。

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冬の剪定作業を進める草間勝美さん。広大なほ場でも丁寧に手作業で行っていきます

草間さんは現在70歳。就農当初の苦労を笑って話します。
「祖父の代から梨を作っていたので、この地区の梨農家では古いほうなのですが、私自身はもともと会社員。35歳で農業を始めました。始めた頃は梨農家の方に作り方を見せてもらったりしながら学びましたよ。その当時『収入を上げたい』という思いから、ハウス栽培に取り組み、6年計画で一気に70a増やしました。相当、無理をしましたよね」。

現在、ほ場は露地・ハウスを合わせて約2haまで拡大。家族3人で幸水、豊水、新高、あきづき、茨城県の独自品種である恵水(けいすい)といった多くの品目を育てています。
「広い面積を管理しているから忙しいですよ」と話しますが、その表情は意欲に満ちていました。意欲の理由はどこにあるのでしょうか。

「私は、これから農業を始める方がなるべく簡単に経営できる方法を整えたいと思っています。この町でも後継者不足に困っている農家は少なくありません。八千代町の農業を、後継者になりたいと思える仕事にするためにも、栽培管理など省力化できる方法を考えなければいけません。そこで私自身が様々なチャレンジをして、言わば“実験台”になっているのです。また、八千代町は東京まで約1時間と近いですし、首都圏への食糧供給基地となっています。立地を生かして、販売方法の面でもチャレンジできる町だと思います」。

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取材陣にも明るく穏やかに、分け隔てなく接していただき、町やほかの農家から信頼を集めるだけの人徳を感じました

そこには従来のやり方にこだわることなく、町を思い、新しいことにチャレンジをし続けるベテラン農家のまっすぐな姿勢がありました。
草間さんは梨のジョイント栽培などにも取り組み、“2人で2haを栽培管理”できる経営スタイルを作ろうとしています。

草間さんのもとで梨農家として修業!地域おこし協力隊募集中

※地域おこし協力隊の募集は終了しました※

農業の後継者不足や人手不足という課題については、町としても解消に向けて取り組んでいます。
その一つが、八千代町がスタートさせた「地域おこし協力隊」の募集です。
八千代町の地域おこし協力隊の活動内容は、主に梨の生産販売の推進です。ベテラン農家に栽培技術を学び、販路拡大のためのPRなども行うことで、生産から販売まで、農業の様々な知識と経験が得られることでしょう。
もちろん、先ほどの草間さんも栽培技術などを教えてくれるベテラン農家の一人です。

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「市場の方には『あくと梨は甘い』とよく言われますよ。食味のバランスが良いようです」と草間さん

地域おこし協力隊を募集する八千代町の産業振興課の鴨目定典(かもめ・さだのり)さんは話します。
「町には40戸ほどの梨農家さんがいて30代半ばの方もいますが、60代以上が多く、後継者が決まっている方はほとんどいません。もしも『八千代町から梨が無くなってしまったら……』と危機感と寂しさがあります。歴史ある八千代町の梨、『あくと梨』というブランドを未来につなげていきたいです」。

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八千代町の産業振興課の鴨目定典さん。自身も八千代町生まれ・八千代町育ちで、梨は身近な食べ物だそうです

地域おこし協力隊の活動終了後に就農を希望する方には、梨の生産部会に協力を仰ぎ借りられる農地情報を提供するなどの各種サポートを検討しているそうです。
では、どのような人が八千代町の地域おこし協力隊に向いているのでしょうか。鴨目さんは次のように答えました。
「探究心を持って新たなことにチャレンジする気持ちのある方に、ぜひご応募いただきたいです。技術を学んでいただくうえでは素直に意見を受け入れることで、より成長できると思います。また、梨の場合は、剪定などの作業が多くなります。そのため、どちらかと言えば、細かな作業が好きな方のほうが合うかもしれませんね」。

「収穫の喜びをぜひ」。新規就農に関心をお持ちの方はお気軽にお問い合わせ下さい

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農業の現実を語りつつも「ぜひ八千代で収穫の喜びを味わってほしいです」と話す草間さん

草間さんは新規就農希望者に向けて「転職してくると収入が減る可能性もありますから、その気構えは必要かもしれませんね」と現実的なアドバイスをしてくれました。一方で、先述のとおり、自らが実験台になって、できるだけ低コストで農業ができるような経営スタイルを追求しています。

この草間さんのまじめでひたむきな姿勢は、町の職員である鴨目さんもよく知っています。「草間さんは、いつも親身になって話を聞いてくれて、町からの相談も快く引き受けてくれます。八千代町にはこうした温和な方が多いですから、誰も知り合いがいないという状態でいらしても、すぐに馴染むことができると思いますよ」。

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談笑する2人。「私にとっての草間さんは、年齢的にも人柄としても父親のような方ですね」と鴨目さんは話していました

人もあたたかで穏やかな茨城県八千代町。新規就農や地域おこし協力隊に関心のある方はぜひ一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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お問い合わせ先

八千代町 産業振興課 農業振興係
住所:〒300-3592 茨城県結城郡八千代町大字菅谷1170
電話:0296-49-3943
Email: sanshin2@town.ibaraki-yachiyo.lg.jp

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