あったら安心・便利な発電機、しかし大きな音がするのは困る
台風や地震などの災害時のために備えておきたい発電機。しかし、災害時にしか使わないとなると、決して安いものではないので、なかなか購入に踏み切れません。それならば、農園、キャンプ、レジャーなどにも活用してはいかがでしょう。
畑で農作業をしていると電源が必要になる場面がしばしばあります。例えば、草刈り機やチェンソー、ドローンのバッテリーの充電、日没後の作業のための照明。ITツールで圃場管理をしているならスマホやパソコンの充電、動画の撮影・編集、畑からのライブ配信も発電機があれば安心です。
インバーター式の発電機なら家電や電子機器の接続もできるので、マルチクッカーやホットプレート、電気ケトル、エスプレッソマシーンなどの調理家電、小型冷蔵庫、暖房器具や扇風機なども畑に持ち込むことができます。
発電機さえあれば、コロナ禍で外へ出かけることが減ったいま、畑の中でグランピングを楽しむこともできれば、停電時には納屋や倉庫の電源のバックアップとしても活躍します。
しかし、一般的なポータブル発電機は、音がうるさいと感じる60dBを超えるものがほとんど。
「発電機は音がうるさそうで畑で使う発想はありませんでした」と話すのは、体験農園などの事業を行うマイファームが運営する貸農園を利用している宮本直美さんです。借りている畑は、小田急線座間駅前のハタムスビ。団地の敷地内にあるため、発電機を使うことは現実的ではありませんでした。
とにかく軽くてコンパクト、静かで安価な1700VA発電機が新登場
発電機の騒音を低減させたらもっと活用の幅が広がるのでは―――。
バイクアフターパーツメーカーのデイトナは、2021年に最高レベルの静かな発電機「DAYGENE(ディジェネ)1700」を開発しました。
騒音レベルは53.5dB(※)で、静かなオフィスと同程度です。
重量18.3kgは発電機の中でも群を抜いた軽さ。コンパクトで持ち運びしやすいことがポイントです。
静音性を追求しながらも、パワーと性能は妥協しません。電力出力1700VA(消費電力1700W)は電子レンジやパソコンの使用が可能。
動力はガソリンエンジンで燃料タンク4リットルを満タンで連続6時間の運転が可能(エコモード時)。
災害時の備えとしても十分なスペックです。
(※)7m離れた地点で計測・エコモード時(無負荷)
コントロールパネルは、100Vコンセント2口、USBポート2口のほか、シガーソケットに付属のUSBポート2口をプラスすることができます。
メインスイッチはON/OFFのダイヤル式。
発電機はガソリンを入れたまま長い間使わないと、いざというときにエンジンがかからないことがありますが、ダイヤルで燃料OFFにすると1~2分で燃料供給装置内のガソリンが空になり、いわゆるガス欠でエンジンが止まります。その後スイッチをOFFにするだけ。
デイトナ発電機「DAYGENE(ディジェネ)1700」は、価格の安さも魅力です。
同等クラスの他社製品は軒並み10万円を超える中で79,800円(税込)は破格。主要メーカー品と比べると1/2以下の価格です。
貸農園やガーデンでおもてなし、ライフスタイルが広がる発電機
早速、宮本さんに貸農園でデイトナ発電機「DAYGENE1700」を使ってもらいました。
まずは自身で持っていただきます。
「旅行カバンぐらいの重さでコンパクトなので持ち運びしやすいです」と驚きの声。「ゴツゴツした機械ではなくてシンプルなフォルムもいいですね」とデザインに関しても気に入っていただけたようです。
スターターを引いてエンジンをかけてもらうと、「操作はわかりやすくて簡単ですね。音はぜんぜん気になりません。むしろ電車や車の音にかき消されるぐらいです」と宮本さん。
これなら団地内の貸農園でも気兼ねなく使ってもらえそうです。
電力出力1700VAは、小型のホットプレート(1000W)とケトル(600W)を同時に使うことができる発電量。ランチの調理やティータイムにも十分です。
「収穫した野菜をその場で調理して食べてもらうなど、シェア畑のみなさんとガーデンパーティーもできますね。畑の写真を撮るのが好きなので、スマホの充電ができるのはすごく便利です」と使い方のアイデアが次々と浮かんできたようです。
発電機をもっと身近に、農業をより楽しくするメーカーの提案
デイトナGMDグループの伊藤博之さんに、デイトナ発電機「DAYGENE1700」開発の経緯を聞いてみました。
「災害時に役立つ発電機ですが、それ以外の用途をいろいろ考えたときに、電気のない農園やキャンプで使えたらいいのではないかと思いました。ただ、趣味で農業をしている方にも使っていただけるように、貸農園や家庭菜園などの農業環境も考えて静音性を追求しました」とこだわりを話します。
「使いやすさにこだわり小型化するためにコンパクトなレイアウトにした結果、使用部品の数を減らすことができ、大幅なコストダウンにもつながりました」と良心的なお値段の背景も説明してくれました。
デイトナのプロダクトといえば、デザインのよさに定評があります。
デイトナ耕うん機ではグッドデザイン賞2021を受賞しました。発電機もグレーのボディにデイトナのブランドカラー・オレンジのロゴが映えています。
エンジンの稼働時間を見える化するツールとして、別売りのオプション「振動感知式ワイヤレスアワメーター」(メーカー希望小売価格4,180円・税込)もあります。振動を感知してエンジンの稼働時間を計測するので、配線不要で両面テープ簡単に取り付けられます。こちらはガソリンエンジンの耕うん機、芝刈り機などにも使えます。
発電機は約10時間の稼働後、または2か月ごとにオイルの交換が必要なので、アワメーターがあると管理しやすく心強いですね。
また、今回「DAYGENE1700」を購入すると、マスコットUSBメモリーを先着100台限定でプレゼントします。
春です! 静かな発電機で、菜園ライフをより豊かにしませんか。
取材協力
菜園「ハタムスビ」
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喫茶ランドリー
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