戦国武将ゆかりの温泉地でヤマメ養殖を継承。山と自然が好きな方、一緒に観光を盛り上げませんか【静岡市・梅ケ島で地域おこし協力隊募集中】|マイナビ農業

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戦国武将ゆかりの温泉地でヤマメ養殖を継承。山と自然が好きな方、一緒に観光を盛り上げませんか【静岡市・梅ケ島で地域おこし協力隊募集中】

戦国武将ゆかりの温泉地でヤマメ養殖を継承。山と自然が好きな方、一緒に観光を盛り上げませんか【静岡市・梅ケ島で地域おこし協力隊募集中】

駿河湾から南アルプスまで南北に伸びる静岡市。人口70万人の県庁所在地でありながら中山間地が面積の大半を占め、そこでは地域の伝統文化を受け継ぎながら人々の生活が営まれています。なかでも古くからの温泉地として知られるのが、梅ケ島(葵区)です。安倍川源流域の標高1,000mに位置し、市街地からは車で1時間。気軽に手つかずの自然や秘湯にアクセスできる観光地で、近年は移住先としても人気です。そんな梅ケ島でこのほど、ヤマメ養殖に従事する地域おこし協力隊員の募集が決定。隊員OGと川魚養殖の先輩に梅ケ島の魅力を聞きました。

秘湯、絶景、野外体験、山の幸。自然と歴史豊かな静岡市の奥座敷「梅ケ島」

静岡市街地から県道29号を安倍川に沿って遡ること1時間、その源流域にある山里が梅ケ島です。
1700年前に発見されたとされる梅ケ島温泉は、古くから湯治場として知られ、戦国時代には「信玄公の隠し湯」として戦で傷ついた兵の療養所になったと伝えられています。洞窟から湧き出る硫黄泉の梅ケ島温泉をはじめ、コンヤ温泉、新田温泉、金山温泉の4つの源泉からなる温泉郷には、旅館や民宿のほか、梅ケ島キャンプ場もあり、登山やハイキングの拠点にもなっています。

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四季折々の姿をみせる梅ケ島。温泉やキャンプを楽しめる歴史ある観光地

足を延ばせば、日本の滝百選で市内最大の「安倍の大滝」や白糸のような「三段の滝」など趣の異なるいくつもの滝や、日本三大崩のひとつ「大谷崩(おおやくずれ)」などの絶景が望めます。奥山の自然は、春の梅や桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と表情を変え、祭りや伝統行事、旬の幸が季節を彩ります。

戦国武将たちが領有権を争った日影沢金山跡には、徳川幕府の金坑跡、金掘衆の住居や墓の跡をめぐるハイキングコースがあり、その拠点となる「魚魚の里(ととのさと)」は、日影沢の伏流水を引いたヤマメの養殖所と釣り池などが整備された自然体験スポットです。

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左上から時計回りに安倍の大滝、大谷崩、魚魚の里、ライトアップされた赤水の滝、紅葉時の赤水の滝


 

東京で子育てをしていた主婦が地域おこし協力隊へ。一家四人で梅ケ島に移住

元地域おこし協力隊の安明錦(あん・みょんくん)さん(50歳)は、韓国の出身。結婚後、夫と共に日本に来て新宿で焼肉店を経営していました。

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安明錦さん

子どもが生まれてからは住まいを八王子に移しましたが、「東京で子育てをするのはちょっと違う」と感じて、地方移住のための物件探しをしていました。そこでヒットしたのが梅ケ島。東京・有楽町で行われた静岡市の移住フェアで話を聞き、家族で物件を見に出かけると、新東名高速道路の新静岡インターチェンジから梅ケ島へ向かう道筋の景観が美しく、初めて夫と「ここに住もう」と意見が一致したそうです。

そして静岡市に移住を相談したところ、地域おこし協力隊の募集を知り、「これだ!」と協力隊にチャレンジすることも決意しました。
子ども二人が小学5年生・3年生のとき、家族で梅ケ島へ移住して、梅ケ島学区振興協議会で観光促進イベントの運営などに従事しながら、個人で任意団体「プラム倶楽部」を立ち上げて、お弁当づくりや料理教室で地域の人たちと交流してきました。

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家族と写真に写る安さん(左)と、安さんが開いた料理教室のようす

「任期が終わって梅ケ島に残ろうと決めたのは、純粋に地域のみなさんと離れたくないからです」と話す安さん。「それに、周りを山に囲まれたこんなにいい環境はありません」と言葉を続けます。冬が好きなので寒さは平気。買い物は家族4人でドライブがてら。不便を感じたことはないそうです。
「旬のものが食べられて、直接手に入るメリットは大きいです。原木しいたけが東京ではあり得ない値段で、お茶の味も以前買っていたものと全然違います」と、食の豊かさを噛みしめています。

「梅ケ島に来て家族で過ごす時間が増えました。朝ごはんも夕ごはんも一緒に食べられることが幸せです」と安さん。梅ケ島キャンプ場に泊まって、朝ごはんを食べて帰ってくることもあるそうです。

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安さんも大好きな梅ケ島の原木しいたけ

現在、安さんは「プラム倶楽部」の8人のメンバーで、しいたけ、茶、梅などの地域の特産物を使った加工品づくりをしています。茶ジャム、茶饅頭、梅パウンドケーキ、一番茶の新芽でつくるお茶キムチも人気。韓国の食文化と融合させた新たな特産品が生まれつつあります。「直売所をつくって地元の人も買い物ができるようにしたい」と、今後実現したいことを語ってくれました。

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安さんが考案した地域食材をふんだんに使ったカレー弁当

 

川魚養殖の後継者を募集! 自然体験で観光地を盛り上げてほしい

梅ケ島の人気スポットの一つが、日影沢親水園「魚魚の里(ととのさと)」。森林の中に整備された釣り池でヤマメ釣りや掴み取りが楽しめる体験型施設です。釣ったヤマメはその場でさばいて炭火の塩焼きにして食べることができます。

そのヤマメを大切に育てているのが、企業組合魚魚の里の内野重男さんです。岡部町(静岡県藤枝市)の出身で遠洋漁業の漁師を60歳でリタイアした後、梅ケ島に別荘を買って住んでいたところ組合から声がかかり、養殖場の管理を前任者から引き継いで、12年が経ちました。
梅ケ島に住むきっかけは、「40年間、遠洋船で海ばかり見てきたので山のほうがよくなり、夏の暑さをしのぎたくて涼しい梅ケ島に来た」とのことです。

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内野重男さん

仕事内容は、朝夕2回の餌やりのほか、清掃、草刈り、木の伐採、地元の旅館に卸している成魚の配達、採卵と人工授精もすれば、繁忙期には親水園内の釣り堀も手伝うなど、オールラウンド。「やることはたくさんあるもんで、もう一人来てくれたらいろいろ教えたい」と新メンバーを心待ちにしています。

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人工授精から稚魚を育てるところまで、緻密に管理しています

今回、地域おこし協力隊として「魚魚の里」で活動する人材を募集します。
組合長の近藤勝美さんに協力隊に期待することを聞くと、「“魚魚の里”を通じて、釣りを楽しむ人を増やしたい」とのミッションが降りてきました。ファミリーでゆっくり過ごしてもらえるように、釣りだけではなく他の遊びも模索しているそうです。「ここでできることはたくさんあります。アウトドアや山遊びが好きな人はぜひ、地域の人とコミュニケーションを取りながらやりたいことを実現して、地域を盛り上げてほしいですね」とメッセージを送ってくれました。

静岡市もサポート! 山で遊びながら地域のポテンシャルを発掘

静岡市では、東京・有楽町の東京交通会館に静岡市移住支援センターを設置して、移住や仕事などの相談に応じています。
特にコロナ以降、梅ケ島は移住先として注目度を増していますが、地域おこし協力隊員用の住宅改修補助制度などが充実しており、安心して居住できます。「受け入れる地域も歓迎しているので、興味があればぜひご案内させてください」と静岡市の保田崇行さんと萩原出さん(共に、経済局農林水産部中山間地振興課企画係)。

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静岡市経済局農林水産部中山間地振興課企画係 保田崇行さん

地域おこし協力隊の任期中は、週6日ほど「魚魚の里」に通うことになります。朝夕の餌やり以外の業務は、自分で時間を組み立てて活動できるので、自然やアウトドアが好きな人は趣味も兼ねて梅ケ島ライフを楽しむことができるでしょう。将来は、川魚養殖の後継者としての活躍も期待されています。

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組合長の近藤勝美さん(左)と静岡市の萩原出さん(右)

保田さんと萩原さんからは「梅ケ島は観光地としてのポテンシャルを秘めています。観光に関心のある方はぜひ地域おこし協力隊として一歩踏み込んでみてください」と、エールをいただきました。

人のあたたかみを感じながら、温泉に囲まれた町で川魚の養殖に従事する。そんな珍しい地域おこし協力隊の募集はここ梅ケ島だけかもしれません。
興味を持った方は、ぜひ一度静岡市までご連絡ください。

お問い合わせ

静岡市役所 経済局農林水産部中山間地振興課 企画係
住所:〒421-1212 静岡市葵区千代 538 番地の 11
電話:054-294-8805 ※土、日、祝日を除く8時30分から17 時15分まで

地域おこし協力隊の詳細についてはこちら

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