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【秋田県大館市地域おこし協力隊募集】プロデューサーはあなたです!伝統野菜「とんぶり」&「山の芋」を伝承し、“大館ブランド”の確立へ

【秋田県大館市地域おこし協力隊募集】プロデューサーはあなたです!伝統野菜「とんぶり」&「山の芋」を伝承し、“大館ブランド”の確立へ

秋田犬の里として知られる秋田県大館市では、北国の盆地特有の気候を生かしたさまざまな農産物が育まれています。首都圏からのアクセス抜群な”ほどよい田舎・大館市”が地域おこし協力隊に託すのは伝統野菜「とんぶり」と「山の芋」のプロデュース。大館での暮らしと共に、協力隊に託す思い、伝統野菜の魅力をたっぷり紹介します!

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知れば知るほど魅力にあふれるまち。大館市ってこんなところ

秋田県内陸北部に位置する大館(おおだて)市は、奥羽山脈と世界自然遺産・白神山地に挟まれた森林資源が豊富な都市です。秋田犬やきりたんぽ、曲げわっぱなど観光資源にも恵まれた同市は、全国からの交流・関係人口が多いことでも知られています。さらに首都圏からのアクセスの良さや利便性に優れたほどよい暮らしやすさは多くの人を魅了。まずはその理由をひも解いてみましょう!

アクセス抜群!


東京からの直線距離は約450kmですが、飛行機を利用すれば羽田空港ー大館能代空港間を約1時間10分で結ぶ抜群のアクセス。宮城県仙台市や岩手県盛岡市など東北の中枢都市からは新幹線、高速バスが走り、近隣県からも多くの人が訪れています。

忠犬ハチ公と秋田犬のふるさと


忠犬ハチ公でお馴染みの秋田犬発祥の地である大館市。観光キャラクターの「はちくん」をはじめ、市内の至る所でかわいい秋田犬を見ることができます。観光スポット「秋田犬の里」では、“ふわもふ”の秋田犬と出会うことができますよ。

豊かな自然&温泉


山に囲まれた大館市は、山登りやアウトドアが盛んです。田代岳の9合目付近には大湿原が広がり、大小120ほどの池塘(ちとう)が点在。多くの高山植物が咲き誇ることから「雲上のアラスカ庭園」とも呼ばれています。また、市内の至る所に日帰りで利用できる温泉施設が27ヶ所あり、お手ごろ価格で利用することができます。

充実のライフライン


市立総合病院を含むたくさんの医療施設や介護施設があり、医療体制も整い安心です。教育機関は小中高、大学まであり、就学前の子どもは市立保育園、私立認定こども園と多様な保育施設を利用することができます。

“ほどよい田舎”で農業を楽しむ


東西に流れる米代川(よねしろがわ)と長木川(ながきがわ)沿いに拓けた大館盆地では、寒暖差を利用したさまざまな農作物が栽培されています。水稲、果樹のほか、えだまめ、ネギ、アスパラガス、とんぶり、山の芋などが重点作物として栽培されています。
なかでも伝統野菜である「とんぶり」と「山の芋」は、大館ブランド野菜として大切に育まれています。

海外からも注目される“畑のキャビア”「とんぶり」

「とんぶり」とはその見た目から「畑のキャビア」と呼ばれるほうき草(コキア)の実です。直径1~2mmの小さな緑色の実のプリプリとした食感と、クセのない淡白な味わいが特徴で、刺身などの和食に添えられていたり、納豆や胡麻和えに混ぜたり、パスタの具材に和えても美味しくいただけます。

主に東北地方で栽培されてきたとんぶりですが、現在、国内で生産されるとんぶりのほぼ100%が大館産です。ほうき草の実は強い風が吹くとポロポロと落ちてしまうため、あまり風の影響を受けない場所が適しています。また、加工には大量の水を使用することから、水道が普及していない時代は湧き水に恵まれた土地でしかとんぶりを作ることができませんでした。

このような課題をクリアし、とんぶりを栽培・加工するのにぴったりな気候風土だったのが、大館市の山あいに位置する比内地区。同地区を中心に伝統野菜として大切に育まれ、2017年には「大館とんぶり」が秋田県第1号となる「地理的表示(GI)保護制度」に登録されました。
※「地理的表示(GI)保護制度」とは
その土地の気候風土特有の農林水産物や、伝統技術を生かした加工食品を産地ブランドとして登録する「地理的表示(GI)保護制度」

比内地区にある大日神社から道なりに広がるとんぶり畑は、8月から9月ごろになると一面がエメラルドグリーンに輝き、真っ直ぐに青々と成長した美しい表情を楽しむことができます。葉が黄に色づけば収穫の合図。かつてのとんぶりの刈り取り作業は、熟したものから一本一本カマで刈り取るとても手間のかかる作業でしたが近年は機械化が進み、コンバインで脱穀した実をおよそ1週間天日で乾燥させ、翌年の春まで毎日加工、各地へと出荷されます。

◎とんぶり生産者・羽賀一雄さん

とんぶりには3大栄養素であるたんぱく質や脂質、炭水化物のほか、食物繊維、βカロテンも含まれてることから、ヴィーガンやベジタリアン、ハラルフードとして海外からも注目されているんですよ。

見た目はゴツイが中身は純白で粘り気が強い!「山の芋」


まるでゲンコツのような見た目の「山の芋」は、一般的には「つくね芋」や「やまと芋」の名前で流通するイモの一種です。
ゴツゴツとした外観は黒く、いかにも固そうですが、中身は真っ白なのが山の芋の特徴。長芋に比べて水分が少なく、粘り気の強さも特徴の一つです。


山の芋は基本的に温暖な気候を好むため、関西地方で多く栽培されていましたが、大館市では稲作からの転作として1978年頃に青森から種芋を導入。1988年には山の芋の生産のピークを迎え、全国でもトップクラスの産地となり、名実ともに山の芋は大館市の名物となりました。


山の芋は栄養素が豊富に含まれており、特に、近年話題の酵素を多分に含んでいることで知られています。消化に良く、栄養も豊富で、古くからスタミナ食として親しまれてきました。

◎山の芋生産者・因幡 成弘さん

現在、37件の農家が「山の芋」を栽培しています。高齢化や担い手不足が深刻化する大館市の農業を、若手の力で盛り上げていきたいですね。

◎産直センター「陽気な母さんの店」・高橋えり子さん

「とんぶり」や「山の芋」はもちろん、旬を迎えた新鮮な農産物が安く購入できる店内はいつも活気にあふれています。買い物だけでなく、地域のコミュニティとしても愛されており、大館市民の憩いの場でもあるんですよ。

求む!「匠の技」担い手プロデューサー。あなたのアイデアで大館ブランドを全国区に

「とんぶり」、「山の芋」の伝統野菜をはじめ、名物料理「きりんたんぽ鍋」、「比内地鶏」など、大館市には豊かな食文化が根付いています。でも、恥ずかしがりやで控えめな大館市民。ブランディングや販売戦略、PR活動は苦手と言うのが正直なところ。
そこでぜひ、プロデューサーとして舵取りをしてもらいたいのが地域おこし協力隊です。伝統野菜の栽培方法の伝承や販路開拓、商品開発を通し、地域活性化につなげることを目的としています。

◎大館市 農政課・石川 久人さん

協力隊の方にはぜひ、田舎暮らしを楽しむだけでなく、田舎だからこその可能性を引き出してほしいですね!

◎現・地域おこし協力隊
 小尾 由布子さん(ANAグループ)


大館市の地域おこし協力隊の制度を活用し、現職を休職して着任しました。首都圏からのアクセスもよく、四季折々の美しい景色と美味しい郷土料理、暮らしやすさをもっと多くの方に知っていただきたいです。


だれもが知っている渋谷駅の待ち合わせスポット「忠犬ハチ公」のふるさと大館市は、十分な都市機能を備えながらも、ひとたび遠くに目を向ければ秋田杉や田園の緑が広がる自然豊かなまちです。
知れば知るほど関わってみたい、可能性を掘り起こしてみたい。そんなふうに思える魅力にあふれた大館市。その実現に向け、ぜひ、あなたのアイデアを生かしてみませんか?
プロデューサーはそう、“あなた”です!

募集内容

秋田県大館市では令和4年度地域おこし協力隊を募集しています。
おまかせするのは、

  • 担い手課題の農作物への就農・ノウハウ伝承
  • 就農作物のマニュアル化及び記録
  • 加工品アイデアや試作等による研究開発、販売戦略等
  • SNS等チャンネルによる情報発信

  • 地域おこし協力隊について、詳細・問い合わせはこちら

    【お問い合わせ】
    大館市役所 農政課
    〒017-8555 秋田県大館市字中城20番地
    TEL:0186-43-7074
    FAX:0186-42-8570
    E-mail:seisan@city.odate.akita.jp

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