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土壌微生物を増やす4つの方法|働きやメリットについて解説

土壌微生物を増やす4つの方法|働きやメリットについて解説

土壌微生物を増やせる主な方法4つをまとめました。土壌の環境を整える上で非常に重要な役割を担う土壌微生物の効果や恩恵なども網羅的に解説します。農業に携わっている方から興味のある方まで役立つ情報なので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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土壌微生物とは?

細菌、放線菌、糸状菌、藻類、原生動物など

土壌の中には小さな微生物が多く存在しています。1グラムの土壌の中には、1億個以上の土壌微生物が生息しており、大きさは2~3ミクロンから数ミリメートルまでさまざまです。

土壌微生物の代表的な種類は、バクテリアなどの細菌、放射状の菌糸の先端に胞子を持つ放線菌、一般的に「かび」と呼ばれる糸状菌、陸上植物以外で光合成を行うものを指す藻類などがあります。

土壌微生物が土壌にもたらす働き

土壌微生物は餌を取り合ったり共存して増殖したりと、お互いに作用しあっています。この作用が、土壌の栄養のバランスを保つ役割を果たしています。また、ミミズなどの土壌生物と共生することで、動植物の死骸を分解して有機物に変え、自然のサイクルを維持する働きがあります。

土壌微生物が農業に与える恩恵

土壌の栄養バランスを保ってくれる土壌微生物は、農業全般に対しても大きな影響を与えてくれます。多くの作物の栽培において考えられる恩恵を詳しく解説します。

農薬に頼らない作物の栽培

農薬に頼らず土壌微生物の力を借りた栽培では、環境や土壌汚染の問題に配慮することができます。植物の根元に有効な土壌微生物を含んだ土壌では、害を与える病原菌が入り込みづらくなるため、病気にかかりにくくなります。

連作障害の防止

同じ作物を同じ場所で作り続けることによって、収穫量が年々落ちてきてしまう「連作障害」。連作によって植物の根に病原菌が増え、植物が病気にかかりやすくなります。有効な土壌微生物を増やすと、病原菌と根の間に拮抗作用が生まれ、病原菌の働きを抑制できます。

柔らかい土の生成

通気性や水分維持に優れた土壌づくりに大切なのが「腐植」です。土壌内で、枯れ木や動植物の糞、死骸などが土壌微生物によって分解される過程で「腐植物質」と呼ばれるものに変わります。腐植物質の中でも、「フミン酸」と「フルボ酸」を合わせて「腐植酸」と言います。腐植酸は土壌の通気性や保水力を高め、「団粒構造」と呼ばれる作物が育ちやすい柔らかな土を作るのに役立ちます。

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土壌微生物を増やす4つの方法

土壌微生物は、農業において大切な役割を果たしてくれる存在ですが、放置しているだけでは増加は見込めません。ここでは、土壌微生物を増やして、農業により適した土壌を作る方法をご紹介します。

堆肥の使用

堆肥に含まれる有機物は微生物の餌となります。そのため、堆肥を使用すると生存しやすい環境が整い、微生物の数が増加するのです。また、堆肥自体にも微生物が含まれており、多様な微生物が共存する、生態系のバランスがとれた土壌づくりにも役立ちます。

メリット ・作物づくりに適した柔らかい土壌になる
・堆肥に含まれる栄養分が土壌に行き渡り、肥料となる
デメリット ・使いすぎると、土壌のバランスが崩れやすくなる
・完熟していない堆肥を使うと、病原菌が残ることも

堆肥を選ぶ際には、植物への養分の吸収率を高め、微生物が増えやすい環境を整える「腐植酸」が入っているものを選ぶことをおすすめします。作物の育ちやすい土壌が、効率よく育めます。

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米ぬかの散布

微生物は、病原菌の増殖を防いだり病原菌そのものを死滅させたりする力があります。ミネラルやビタミンが豊富に含まれている米ぬかは、微生物の絶好の餌であるため、散布することで微生物を増殖できます。

メリット ・作物を病気から守れる
・散布することで生まれるカビが、害虫対策にも役立つ
デメリット ・栄養豊富であるが故に散布しすぎるとカビが増殖しやすくなる
・分解する過程で土壌内の窒素を消費するため、必要以上に散布すると作物が吸収する窒素分まで消費されてしまい、土壌の固定窒素が減少してしまう

計画的な雑草の刈り取り

雑草を刈り取ることは、作物づくりにおいて大切です。しかし、雑草の根にも土壌微生物が存在しています。過度に刈り取ると微生物も一緒に減少してしまうので、注意が必要です。また、雑草を土と一緒に耕すことで雑草が微生物の餌となり、土壌微生物が増加しやすくなります。

メリット ・定期的に刈り取ることで土壌の養分が雑草に渡るのを防げる
・一緒に耕すことで、新たに肥料を加えずに微生物を増やせる
デメリット ・過度な刈り取りは土壌微生物を減らしてしまう
・根から刈り取らないようにするのには時間や手間がかかる

輪作

同じ土壌の上でさまざまな作物を育てる「輪作」は、育てる作物によって土壌微生物の種類が変化します。そのため土壌微生物が多様化し、豊かな土壌が作れます。また、連作障害を防げるのも魅力。一方、手間がかかる手法でもあるため、他手段との比較が大切です。

メリット ・多様な土壌微生物によって、さまざまな病原菌から作物を守れる
・連作障害を防ぐことができる
デメリット ・いくつもの作物を育てるため、手間がかかる
・作物の組み合わせによっては、生育に悪影響を及ぼす場合もある

効率的に土壌微生物を増やすなら天然土壌改良材「恵土」

土壌微生物の増やし方についてご紹介してきましたが、定期的な雑草の刈り取りや輪作などは、大きな手間や時間がかかってしまいます。米ぬかや堆肥の散布は、気軽に行える一方、量が多すぎるとかえって土壌に悪影響を及ぼすことも。

そこで、作物の育ちやすい柔らかな土を作る際は、効率的に土壌微生物を増やせる「腐植酸」を活用するのがおすすめです。腐植酸を45%も含んだ「恵土」であれば、微生物の活性を促し、栽培に適した土壌を手軽に作ることができます。より栄養豊富な土壌を目指す方はもちろん、土づくりの効率を上げたい方はぜひご検討ください。

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