「おんせん県おおいた」で森を育てる人へ。就職率100%の林業アカデミー|マイナビ農業

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「おんせん県おおいた」で森を育てる人へ。就職率100%の林業アカデミー

「おんせん県おおいた」で森を育てる人へ。就職率100%の林業アカデミー

県土の約70%が森林という自然豊かな大分県。なかでも、スギやヒノキなどの人工林の割合は51%と高く、全国でも丸太生産量で高いシェアを誇っています。近年は、木質バイオマス発電所や大型合板工場の進出により、木材の需要が増加。林業の重要性がさらに高まる今、大分県では1年間で“即戦力”となる未来の森のエンジニアを育てるべく、座学から実践まで学べる林業アカデミーを開設しています。次世代の林業を担う人財を多く輩出する同校の魅力を探りに、研修中の先輩たちを訪ねました。

「研修費無料」「給付金12.9万円」「就職率100%」
安心して学べる環境

県土に豊かな森林が広がる大分県では、将来の林業経営を担う有望な人材を育成しようと、林業に必要な知識や技術を1年間で習得する『おおいた林業アカデミー』を開校しています。
県内はもちろん、県外からのUIターン希望者も積極的に受け入れている同校の研修費は無料。月額12.9万円の給付金を支給することで、研修中の生活をサポートしています。また、住居を構える自治体により内容は異なりますが、家賃補助や交通費補助といった行政の支援を受けられるほか、就職率100%であることも同校の強みです。

実習中の様子

「4~5月は座学が中心。6~7月に下刈りと呼ばれる雑草などを刈り払う作業を学び、8月からはチェーンソーを使用した伐採作業について、時間を掛けて習得していきます。10月下旬~12月までは、就職を見据えた1週間のインターンシップを計4回実施。1月からはクレーンや機械作業を学び、技能資格の取得をめざします。座学と実践を交互に交えながら作業を繰り返すことで、しっかりと身に付けられる内容になっています」と話すのは、おおいた林業アカデミーの小原秀敏校長先生です。

おおいた林業アカデミー 小原秀敏校長先生

まったくの未経験からスタートした人でも、1年後には現場で“即戦力”として力を発揮できるほどに成長できるとのこと。同校の卒業生がいろいろな場所で活躍している今、実際の仕事や地域での暮らしについて、卒業生のリアルな声とともに情報を得る機会を増やして未来設計をさらに力強くサポートしたい、と小原校長先生は話します。「林業を始めるのに30歳を過ぎていても遅くはありません。『おおいた林業アカデミー』を卒業した後は、それぞれの地域に根を下ろし、地域活動に参加しながら、会社や組織を経営する人へと成長して欲しいですね」。

林業機械の操作に必要な資格を取得できます

アカデミーの魅力について
7期生として研修中の先輩にインタビュー!

7期生として研修を受けているのは、近隣県から移住してきたメンバーを含む8名の先輩たち。実際の研修について深く知りたいと、男女1名ずつインタビューに答えていただきました。

福岡からIターンで日田市に住む武谷ちひろさん(40)

Q.林業にチャレンジしようと思ったきっかけは?

武谷さん

A.環境問題に興味があり、大学で緑地工学を専攻していました。ここ数年で温暖化のニュースが増えたことから、毎日の仕事で何かしら環境問題に関われる仕事に就きたいと林業に興味を持ちました。

Q.『おおいた林業アカデミー』を選んだ理由は?

武谷さん

A.夫と暮らす福岡で探そうと、林業関係の就職イベントに参加しましたが、福岡では女性の採用事例がなく、どうしようと悩んでいた時、『おおいた林業アカデミー』のブースで「男性でも女性でも大丈夫ですよ!」と声を掛けていただきました。ウェルカムな雰囲気に惹かれましたね!

Q.研修を受けてみて感じていることは?

武谷さん

A.女性の卒業生もいるので心強いですし、「機械に乗れば体力の差は関係ないよ。作業が丁寧など、女性ならではの強みもあるから」と声を掛けていただいたこともあります。体力面で差を感じることもありますが、同期が助けてくれますし、自然と体力がついてきたと感じています。

Q.『おおいた林業アカデミー』の魅力は?

武谷さん

A.月12.9万円の給付金に加え、日田市なら交通費補助、由布市なら家賃補助など、各市町村でアカデミーに通う人への支援があります。また、同期や先輩方と情報交換することもできます。日々の研修で同期と励まし合い、助け合いができるのも安心感につながっています。

再現度の高いシミュレーション実習も受講できます

引越しなど初期費用は必要なものの、現在は月12.9万円の給付金でやり繰りできていると武谷さん。同期の中には、土日に草刈りのアルバイトをして家族を養っている人もいるそうです。「将来は林業を通して環境問題などを伝えられる人になれたらと思っています」と話していただきました。

武谷さんと同じく福岡県から大分県に移住した福田将大さん(27歳)

Q.林業に興味を持ったきっかけは?

A.祖父や父が林業を営んでおり、いつかは林業をしたいと考えていました。父から「ウッドショックの影響で林業が潤っているよ」と聞き、今が始め時だろうと思いました。

福田さん

Q.研修を受けてみて感じていることは?

A.最初はきついと感じましたが、スポーツをしていたからか、すぐに慣れることができました。第一に学べているのは、安全に対する意識です。いい意味で慣れることなく、安全第一で仕事に取り組む大切さを学んでいます。

福田さん

Q.どんなことを学べていますか?

A.講師の先生が座学中に豆知識を話してくれるのですが、実技をした時に「先生が言っていたのはこのことか!」と結びつくことが多くあります。経験豊富な先生方のおかげで知識量が増えています。

福田さん

Q.目標を教えてください

A.卒業後は事業体で働きながら経験や知識を蓄え、休日に父の手伝いをしながら山に関するノウハウを養いたいですね。経営に関するスキルも身につけたいと考えています。

福田さん

自然環境を目的とするか、個人の資源として活用するかで山の管理方法は異なると福田さん。将来を見据え、事業体で働きながらノウハウを学び、経営者として関わっていきたいと話していただきました。

「おんせん県おおいた」で
仕事もプライベートも充実できる♪

各市町村でも『おおいた林業アカデミー』の研修生に対し、さまざまな支援が用意されています。武谷さんと福田さんに今の暮らしについて尋ねました。

日田市に移住した武谷さん

武谷さん

日田市の皆さんはとても優しいですね。国内でも移住者が多い人気の市だそうで、地域ではさまざまなイベントが開催されています。普段から活気があり、誰でもすぐに馴染める雰囲気。空き家バンクに登録して家を借りることで家賃を抑えることができ、移住の際にはNPO法人の皆さんの支援があるので安心感がありました。

由布市に移住した福田さん

1年間通うアカデミーの近くにしようと由布市を選択しました。大分県の中心に位置しているので、どこに行くにも移動しやすいですし、毎日の通勤片道約8分という利便性の良さが魅力です。由布市に長期移住する場合は家賃補助が用意されています。休日は別府まで足を伸ばし、温泉で癒されています。

福田さん

小原校長先生に林業の魅力、林業に興味がある方へのメッセージをいただきました

小原校長先生

自然の中で働く魅力はもちろん、50年サイクルの長いスパンで木を育てていくのも1つの魅力です。山をきちんと管理することで災害防止につなげられますし、林業を通じてSDGsに貢献することができます。林業にチャレンジしたい、森を守りたいという熱い心があれば、知識や技術はアカデミーでしっかり学ぶことができるので、少しでも興味があればぜひ応募していただきたいですね

取材を通じて感じたのは、小原校長先生をはじめ、講師の先生や研修生の皆さんの和気あいあいとした明るい雰囲気。7期生の皆さんも年齢はそれぞれですが、互いに助け合いながら楽しく研修を受けているそうです。自然豊かな大分で暮らし、温泉に癒され、美味しいグルメを堪能しながら、林業の醍醐味を知ることができる絶好のチャンス。興味がある方は、下記までお気軽にお問い合わせください。

\ホームページはこちら/


【問い合わせ先】
公益財団法人 森林ネットおおいた
〒870-0846
大分県大分市花園2丁目6番46号
TEL:097-546-3009
FAX:097-546-6969

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