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【北海道富良野】スイカの名産地で農業体験。メロンやワイン用ブドウも栽培、GAP認証の農業法人で生産現場を学べるインターンシップ

【北海道富良野】スイカの名産地で農業体験。メロンやワイン用ブドウも栽培、GAP認証の農業法人で生産現場を学べるインターンシップ

北海道の真ん中にあたる富良野盆地は、一日の寒暖差が大きく、 水はけのよい土壌に恵まれたスイカやメロンの栽培適地。その中でも、スイカの作付面積日本一、総勢およそ20人の従業員を擁する天間農産本舗が、初のインターンシップを開催します。甘くて品質の良いスイカ作りはもちろん、農作物の安全、環境、従業員の働きやすさに配慮した生産法人で、どんな農業体験ができるのか、同社専務の天間紀明(てんま のりあき)さんに聞きました。

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畑作り・苗作りからコツコツと、北の大地で育む甘いスイカ

農業と観光で有名な北海道 富良野。天間農産本舗は、南北に広がる富良野盆地で最も南の山部地区にあります。地区の面積の4分の3が山に囲まれた平地 。昼は気温が高く、夜は冷え込む。この寒暖差が農作物の糖度を上げ、甘いスイカやメロンを育みます。

広い空、大きな山に囲まれ広大な畑で働くことができる

天間農産本舗が、この地域でスイカを作り始めたのは約40年前。もともとは水稲がメインでしたが、 コメに代わって需要のある作物としてスイカの作付面積を拡大してきました。経営面積54ヘクタールのうち25ヘクタールを占めるスイカの作付面積は全国トップ。現在はスイカをメインに、メロン、醸造用ブドウ、秋まき小麦を栽培しています。
天間農産本舗の スイカ作りは大地を耕すところから始まります。水はけのいい土地を選んでハウスを建て、露地は排水性を高めるために機械で土を柔らかく砕いて苗を植えます。ハウス栽培は有機肥料100%、露地も化学的な肥料は北海道の基準の半分以下に抑えて有機質主体で栽培しています。

3代にわたり農業を守り育てている天間専務

「スイカは苗が肝心です」と専務の天間紀明さん。同社では毎年種から育苗します。苗の状態を見ながら温度・湿度・水分量などを調整して、太く短く丈夫に育てることがポイントです。その苗1本から作る実の数は、ハウス栽培の高級スイカは1玉だけ。露地栽培のスイカは2〜3玉を厳選して残すことで、平均12度の甘く大きなスイカに育つのだそうです。

糖度12度以上の「マドンナ」有機肥料100%で丁寧に育てる

富良野の大地でこうして育てられたスイカやメロンは、自社で選果・箱詰めを行います。大玉は「ヒグマのごちそう」、小玉は「ヒグマのおやつ」、ハウス栽培の高級スイカは「マドンナ」のブランド名で日本全国へ出荷され、首都圏のフルーツ専門店で1万円前後の値がつくことも。近年は香港や台湾へ、以前はアブダビ、ドバイ、シンガポール、オランダにも輸出され、現地では日本の4倍の価格で売られているそうです。

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スイカの収穫はもちろん、他の作物や春から秋の管理も体験できる

天間農産本舗のインターンシップでは、時期によってさまざまな仕事を体験してもらうことができます。
2月末~4月上旬までは主にハウスでの作業。81棟のハウスの準備をしてスイカとメロンの苗を定植します。この間に露地スイカの育苗も行いますが、天間農産本舗では種をまくところから、芽出し、接ぎ木も自分たちの手で行っています。接ぎ木をするのは連作障害を防ぐため。ユウガオの台木にスイカを接いでいく作業は、手先が器用なスタッフが担当しています。

4月になると露地畑を耕して準備し、ハウスでは不要なつるを取り除く芽かきをします。5月~6月にかけては、露地スイカの芽かき、摘果などの管理を行います。1株に5〜6玉の実がつくので、その中からすでに変形しているものなどを取り除き、良いものを見分けながら2玉を残していきます。

そして、7月にはメロンの収穫、8月には露地スイカの収穫が最盛期を迎え、9月下旬からはブドウの収穫が待っています。スイカ・メロンは畑で作物を収穫するところから、選果場での選別、ラベル貼り、箱詰めなどの出荷調整、収穫後のハウスの片付けなども行います。10月に醸造用ブドウの収穫が終わると畑仕事は一段落。11月は冬支度や来年に向けてブドウの 木の剪定(せんてい) を行います。

収穫したスイカは丁寧に選別する

「種をまいて5カ月後、夏の収穫はスイカ栽培 の醍醐味(だいごみ) ですが、できれば春、夏、秋に1度ずついろいろな体験をしてもらえたらいいですね」と天間専務。スイカ、メロン、ブドウ、小麦など、いろいろな作物栽培 を体験できることも魅力です。

スイカだけでなく、大ぶりなメロンも人気


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実際の現場・働きやすさ・福利厚生は?

天間農産本舗の従業員は技能研修生も含めて約20人。スタッフの働きやすさにも配慮してきました。
2011年には農場生産管理の基準となる「JGAP認証」を富良野で一番初めに取得しました。「みんなで共通のルールを作ろうとJGAP認証に取り組みました」と天間専務。農作物の安心安全、働く人の安全、環境保全など、120を超えるチェック項目の審査をクリアして、取引先との信頼も築いています。

美味しいスイカは従業員の安心と安全があってこそ生まれる

2015年には国際認証の「グローバルGAP認証」を取得し、国際基準に沿って持続可能な農業に取り組んでいます。これらのルールについては、インターンシップ初日に教育訓練として1時間未満のレクチャーがあるので、安心して安全に仕事に取り組むことができます。

また、天間農産本舗では 環境への取り組みの一環として、リサイクルや地域の環境保全活動にも積極的に参加しており、これらは 地域のみなさんに顔を覚えていただける機会にもなっています。地域では祭りのほか、焼肉、ビールパーティなどのイベントがあり、それらは 共同排水路の清掃などの活動とセットになっていることが多く、従業員そろって参加しています。インターンシップ期間中に機会があれば、ぜひ一緒に参加しましょう。

日当たりの良い社員住宅

福利厚生では、月3万円で住める自社所有の社員住宅を山部の市街地に確保しています。そのうち1室をインターン生のために確保しているので、富良野での生活もお試しすることができます。「観光地として人気の富良野ですが、メジャーではないツウなスポットを紹介したい」と専務がガイドツアーも企画中です。

夏の農繁期と対照的に、雪が積もる冬は1カ月半の長期休暇になります。従業員は通年雇用なので、その間も給与が支払われます。同社では副業が認められているので、冬休みにスキーインストラクターのアルバイトなどをしてプラスアルファで稼ぐ社員もいるそうです。

最後に、天間専務から農業に興味のあるみなさんへのメッセージ。
「田舎のゆっくりとしたイメージで来ると、こんなにせかせか働くのかと驚くかもしれません。自然が相手なので休みが不規則、天気によって仕事内容が変わるのもこの仕事の特徴だと理解してもらえたらうれしいです。農業の魅力は、収穫した作物を食べてもらえれば一番よくわかります。汗を流して疲れることから、食べておいしいところまで、農業をまるごと体験してください」。
インターン生は専務が丁寧に対応してくれるので安心して参加できます。

先輩たちも優しくサポートしてくれる

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お問い合せ

株式会社 天間農産本舗
〒079-1572
北海道富良野市字山部西22線16番地
TEL:0167-42-3133
※お問い合わせの際は、「マイナビ農業を見た」とお伝えください。

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