「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード~第10回選定~」とは?
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、「強い農林水産業」「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の地域資源を活用した、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図ることを目的としたアワードです。
今年も他の地域の参考となるような優れた地域活性化等の取組を募集しています。
ご応募頂いた中から特に優れた取組については選定証を授与するとともに、特設WEBサイト等での活動紹介、PR動画の制作、交流会、メディア媒体での記事掲載など、全国に広く発信していきます。
募集内容及び資格(団体部門・個人部門)
<募集する取組>
地域において、新たな需要の発掘・創造や潜在している地域資源の活用を行うことにより、農林水産業・地域の活力創造につながる、次の(ア)から(ウ)のいずれかに該当する取組について幅広く募集します。
(ア) 美しく伝統ある農山漁村の次世代へ継承する取組
(イ) 幅広い分野・地域との連携による農林水産業・農山漁村の再生する取組
(ウ) 国内外の新たな需要に即した農林水産業を実現する取組
\これまで選定された取組例/
・障がい者や高齢者が生きがいを実感できる農園づくりの取組【個人部門】
・地域の生物資源から生産されたシルクを使ったスキンケア商品をブランド化して海外進出した取組【ビジネス・イノベーション部門】
・スギの弱点とされている木目を活かしたデザインの木製品を開発。地元産業振興により地域活性化に貢献した取組【コミュニティ部門】
・地元特産品の大使としてメディア等でPRし学校・福祉・企業とも連携した取組【個人部門】
・地域の処理課題であった“牡蠣の殻”を加工粉砕して農畜産物の生産・飼育に活用し、資源循環を実現した取組【コミュニティ・地産地消部門】
…などなど、様々な取組を幅広く募集しています!
<応募資格>
(ア) 募集する取組に該当する取組を行っている団体及び個人とし、自薦・他薦は問いません。
(イ) 「団体部門」と「個人部門」の重複応募は可能です。
(ウ) 過去に選定された団体及び個人は再応募できません。ただし、過去に選定された団体の構成員が「個人部門」で応募することは可能です。また、過去に地方版「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された団体及び個人は再応募可能です。
<エントリー期間>
2023年6月16日(金)から2023年8月27日(日)まで
<選定方法>
応募資料をもとに有識者懇談会において総合的に審査し、30地区程度を優良事例として選定します。
さらに、選定された優良事例の中から、グランプリ、優秀賞及び特別賞を選定します。
募集内容及び資格(第10回記念賞)
<募集する取組>
過去に選定された優良事例のうち、地域の活性化や所得向上への取組をさらに発展させている団体・個人を対象とし、次の(ア)から(ウ)のいずれかに該当する取組について幅広く募集します。
(ア) 美しく伝統ある農山漁村の次世代へ継承する取組
(イ) 幅広い分野・地域との連携による農林水産業・農山漁村の再生する取組
(ウ) 国内外の新たな需要に即した農林水産業を実現する取組
<応募資格>
募集する取組を行っている、過去に選定された団体・個人(第1回~第9回)とし、自薦・他薦は問いません。
<エントリー期間>
2023年6月16日(金)から2023年8月27日(日)まで
<選定方法>
応募資料をもとに有識者懇談会において総合的に審査し、過去に選定された団体・個人の中から、地域の活性化や所得向上に対する選定後の発展性を評価して「第10回記念賞」として選定し、表彰します。
選定された場合の特典
「ディスカバー農山漁村の宝」に選定された地区に対しては、選定証を授与するとともに下記の方法で全国へ幅広く発信します。
・特設Webサイト等で活動を紹介
・PR動画の制作
・メディア媒体での記事掲載
・交流会への参加
選定地区は、新聞、テレビ等のメディアで紹介される機会が増加し、関係者の意欲の向上や、他地域への普及、売上の増加等の直接的な効果が確認されています。
団体はもちろん個人でも応募可能です!
キラリと光り輝く可能性の宝庫である、あなたと、あなたのふるさとの底力を見せてください!
昨年度の受賞者について
令和4年度(第9回選定)では、応募総数616件の中から37地区(33団体と4名)を選定しました。
また、選定された37地区の中からさらにグランプリ、優秀賞(4団体と1名)及び特別賞(9団体と1名)を決定しました。
第9回選定地区の代表者は総理大臣官邸で行われた選定証の授与式及び交流会に参加し、内閣総理大臣、内閣官房長官、農林水産大臣、内閣府大臣政務官等からの激励を受けるとともに、関係者同士の交流を深める機会となりました。
過去の選定者インタビュー
第7回「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された石川県・株式会社笠間農園をマイナビ農業が取材しました。
作業療法士として働いていた笠間さんが「障がいがあっても活躍できる環境を提供し、農作業を通じて達成感や生きがいを感じられる農園を作る」と障がい者の受け入れをはじめ、作業環境の整備や負担のない就労時間などを工夫し農福連携を実現しました。
さらに石川県農福連携推進アドバイザーとして県内で農業法人と就農希望者のマッチングを増やしたり、金沢医科大学の医師の協力のもと農業と睡眠の関係性を示す実証実験を行い、医学的なエビデンスをもって農業がもたらす健康促進への理解を深め福祉分野や高齢者の就労につなげようと活動されています。こうした積極的な取組が「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」に選定されました。
詳細につきましては、特設WEBサイトに掲載しておりますのでご覧ください。