農業を始めるなら守山！滋賀県守山市でモリヤマメロンを作りませんか？

公開日：2023年06月30日

最終更新日：2024年02月07日

琵琶湖の南東部に位置する「滋賀県守山市」をご存知ですか？
”守る山”と書きますが、山はなく平坦な地形をもち、豊かな自然環境に恵まれた田園都市「守山」。温暖な気候で、冬の降雪量も少なく、季節を問わず農業ができるので、様々な農産物が生産されています。京都や大阪のような近隣都市へのアクセスがしやすく、交通の利便性が高いところも魅力です。
そんな住みやすい環境と農業に適した環境を合わせもつ守山市では、特産品であるモリヤマメロンの生産者を募集中です！
毎年直売所で行列のできるモリヤマメロンを作りませんか？

大阪から移住し守山へ！農業未経験からモリヤマメロン農家に

「ベテラン農家でも「毎年1年生」と言われるメロン栽培。たしかに難しいけれど、すごくやりがいがあります。」

こう語るのは、2021年に大阪から守山市へ移住し、農業未経験からモリヤマメロンの栽培を始めた岩﨑優希さん。現在は「あさやけファーム」の代表として日々試行錯誤しながら農業を営んでいます。

そんな岩﨑さんに守山市での就農についてインタビューしました。

━━就農先に守山市を選んだ理由を教えてください。

農業フェアに訪れた際に受け取った守山市の就農者募集パンフレットがきっかけです。
就農相談で市役所を訪問した時にはじめて守山に来ましたが、景色に魅了されここに住みたいと思いました。
市役所の方も親身に相談に乗ってくださり、他の市と比べて新規就農者に対するサポートが充実していると感じたのも決め手の1つです。

━━なぜモリヤマメロンを選んだのでしょう？

野菜の中でも難しいと言われるのでチャレンジしてみたいと思いました。
モリヤマメロン栽培の研修ができるトレーニングハウスの存在や、モリヤマメロンを生産する就農者への手厚い補助金の存在も大きかったです。

━━守山市で就農して良かったことはありますか？

滋賀の中でも比較的雪が少なく冬でもしっかり仕事ができます。
田舎ののどかさと便利さを兼ね備えていてとても暮らしやすいですね。
知らない土地で、知り合いもいなかったのですが、市役所の方の紹介もあり、いろんな人と繋がれて、横の繋がりができたのでとてもありがたかったです。今ではいろんなことを教えていただき、親切にしてもらっているので、日々を楽しく過ごせています。

━━モリヤマメロンを育ててみてどうでしたか？

モリヤマメロンは本当に美味しいです。
育て甲斐があり、日々の成長が動物のようで本当に可愛いですね。
時間をかけて大事に育てたメロンができたときはとても感動しますよ。
モリヤマメロンは後継者不足で生産量が減っているけど、栽培する中で、モリヤマメロンを盛り上げるために少しでも協力したいと思うようになりました。

━━1年のスケジュールについて教えてください。

春から夏はメロン、夏から秋はいちじく、秋から初春はシュンギクをメインに栽培しています。
それに加えて年間30種類ほど少量多品目栽培をしていますね。
ハウスは現在10棟で、そのうちモリヤマメロンハウスは3棟。モリヤマメロンは今後も棟数を増やしていく予定です。
モリヤマメロンはJAに出荷、そのほかは直売所、小売店の地元野菜コーナーなどに出荷しています。また、消費者に直接宅配もしていますね。

━━就農を考えている人にメッセージがあればお願いします。

農業を始めるにはある程度、金銭の余裕と体力作り、創意工夫が必要ですが、私にはすごくやりがいがありますし、毎日が本当に楽しいです。力仕事が多く、男社会のイメージが強いと思う方もいるかもしれませんが、女性独自の目線が役立つシーンもあるので、男女関係なくぜひ踏み込んでもらえたらと思います。

岩﨑さんが収穫したメロン

━━最後に、市との関わりや市の新規就農者受け入れ態勢などについても一言お願いします。

私が農業を行う上で感じた疑問には、その都度対応していただいています。
現在も市の補助金を活用しながら農業を続けていますが、新規就農者を受け入れる体制が守山市にはあると思います。

あさやけファーム代表岩﨑優希さん
新型コロナウイルスの影響で経営していたカラオケ店を廃業。もともと興味のあった農業を始めようと、2021年に大阪から移住し守山市で就農。“自分が安心して食べられる”をコンセプトに日々野菜作りに取り組んでいます。
栽培している作物や、自分で作った野菜を使った料理などをInstagramやFacebookに投稿中！ぜひご覧ください。
・Instagramアカウントはこちら
・Facebookアカウントはこちら
・あさやけファームHPはこちら

守山市はモリヤマメロンの新規生産者を全力でサポートします！

守山市では、モリヤマメロン農家として守山市の農業を積極的に盛り上げていただける方を募集中です！
モリヤマメロンの栽培を検討している方やモリヤマメロン農家として就農された方には、守山市独自の様々なサポートがあります。

トレーニングハウス事業

トレーニングハウスとは、未経験の方でも安心してモリヤマメロンの栽培が始められ、栽培のノウハウが学べるレーク滋賀農業協同組合の研修用ハウスです。モリヤマメロンの栽培から出荷するまでの一連の流れを、JAや県の指導の下で学べます。ハウスの見学も可能ですので、お気軽にご相談ください。

トレーニングハウス

守山市の取り組み① 手厚い補助金制度

農業を始める上で必要な機械や施設の購入費用への支援はもちろん、移住者を対象とした家賃や引っ越し費用への支援やトレーニングハウスの利用にかかる費用への支援など、幅広い支援を行なっています。これらの支援は守山市独自の補助金制度であり、国の補助金制度（経営開始資金など）との併用も可能です。
・補助金のチラシはこちら
・就農者募集のパンフレットはこちら

守山市の取り組み② 選果場の見学

モリヤマメロンは6月上旬ごろから8月上旬ごろにかけて出荷。出荷作業は、モリヤマメロンの生産者で構成される「モリヤマメロン部会」の会員が選果場に集まり、協力して行っています。出荷作業風景を実際に見て、肌で感じられるだけでなく、タイミングが合えば生産者の声が聞ける貴重な機会なので、見学をご希望の方はお気軽にご相談ください。

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新たに農業を始めるのは簡単なことではありません。しかし、今回インタビューした岩﨑さんは、知らない土地への移住かつ農業未経験からのスタートでしたが、毎日楽しく農業を続けています。あなたも農業に適した環境と新規メロン生産者に手厚いサポートがある「守山」でモリヤマメロンを作りませんか？