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「銀イオン」で、手間をかけずに「水耕栽培での根腐病」のリスクを軽減! 三島光産株式会社の『オクトクロス』に注目

「銀イオン」で、手間をかけずに「水耕栽培での根腐病」のリスクを軽減! 三島光産株式会社の『オクトクロス』に注目

水耕栽培(養液栽培)を行う生産者にとって「根腐病」は一番の大敵です。特に水温が上がる春先から秋口までは原因となる「ピシウム菌」が増殖しやすく、その対策は重要です。今回は、「水耕栽培での根腐病の防除剤」として国内で唯一農薬登録されている三島光産株式会社の『オクトクロス(農林水産省登録 第20950号)』について、開発に携わった大阪府立環境農林水産総合研究所の草刈眞一先生と、長年導入している兵庫県の『兵神ファーム(兵神機械工業株式会社)』に話を聞きました。

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食品添加物としても認可されている「銀」で、水耕栽培での「根腐病」を防除

「根腐病の原因となる『ピシウム菌』は、植物の根に寄生するカビの仲間で、土の中など至るところに潜んでいます。農地にハウスを建てた循環式の水耕栽培では、作物への感染を完全に防ぐことは難しいので、感染を予防することが大変重要になります。銀をナイロン製の布に担持させた『オクトクロス』を培養液タンクに入れると、殺菌効果のある銀イオン(Ag+)が溶け出し、根腐病菌を殺菌することができます。その上、植物の根の表面が銀で薄く保護されるので、病原菌に感染しにくい状態を作ることができます」と、『オクトクロス』のメカニズムを教えてくれるのは、植物病理学を専門とし、長きにわたって土壌伝染性病害や養液栽培病害の防除研究に従事されてきた大阪府立環境農林水産総合研究所の草刈眞一先生です。

三島光産株式会社

銀は細菌などに対して優れた殺菌力を示す一方で、人や動物に対しては非常に安全性の高い物質です。「漢方薬」をはじめ、製菓材料である「アラザン」などの食品にも銀は使用されており、「海産物」、「キノコ」などの一部にも銀が含まれていることが知られています。

『オクトクロス』以前には、培養液を介して伝染する病害に対して、培養液中に投与できる防除薬剤がなかったことから、銀を使用した農薬の開発に着手。しかしながら、「まずは銀そのものの安全証明から取りかからなければならなかった」と、草刈先生は苦笑いで当時を振り返ります。草刈先生や開発チームの尽力の結果、『オクトクロス』は2002年11月に農林水産省から認められた日本初の銀農薬として誕生。2023年8月現在でも、水耕栽培での野菜類で発生する「根腐病」が予防できる、国内唯一の農薬です。

特別な設備は不要!養液タンクに『オクトクロス』を入れるだけ

安全性以外にも『オクトクロス』が他の防除対策と比較して優れている点があり、そのひとつが「高額な設備投資が不要」なことが挙げられます。水耕栽培で溶液中の細菌を除去する方法として「UV殺菌」や「オゾン殺菌」などがありますが、いずれも高額な装置の設置が必要で、フィルター交換などでランニングコストもかかります。

三島光産株式会社

しかし、『オクトクロス』の場合は培養液1t(1㎥)につき、1枚投入するのみというシンプルな使い方。おまけにタンク内などの局所的な場所に作用する一部の殺菌装置とは違い、栽培ベッド内に留まる「ピシウム菌」にも作用するのが特長です。また、UVやオゾンを使用した殺菌方法では鉄(Fe)やマンガン(Mn)などの微量栄養素が沈殿し、「欠乏症」が生じる可能性もありますが、『オクトクロス』の場合は微量栄養素の沈殿はほぼありません。

『オクトクロス』が「ピシウム菌」を殺菌する効果はトマト、キュウリなどの「果葉類」では約6カ月~1年間。ホウレンソウやレタスなどの「葉菜類」では約2カ月~3カ月間効果が持続します。(※注)布の色が「黒」から「薄茶色」に変色すれば交換タイミングという分かりやすさもポイントです。※使用条件によって効果継続期間が変わることがあります

三島光産株式会社

右側のオクトクロス未使用区では、根腐病でネギに萎凋が見られる

「水耕栽培は生産性が高いので『儲かる農業』の一翼を担っていますが、その反面、病害が蔓延すると大変で、細菌をなるべく繁殖させずに栽培するための技術が必要です。『オクトクロス』は生産者の能力に関わらず防除効果が期待できるので、大いに活用すべき製品だと思いますね」と、草刈先生は予防薬としての活用を薦めます。

『オクトクロス』の詳細はこちら

手軽でコスパも良い『オクトクロス』を導入しない選択肢はない?!

『オクトクロス』を栽培に導入し、その効果や使い勝手の良さを評価している兵庫県の『兵神ファーム』にも話を聞きました。『兵神ファーム』は、船舶用ポンプの製造で100年近い歴史を持つ老舗の機械メーカーである兵神機械工業株式会社の農工部が運営しています。

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「地域に根付いて会社を経営していく中で、地域や食への貢献を目的に誕生したのが農工部です。水稲や露地野菜など、地域の農家の方といろいろと取り組む中で、農業できちんと利益を生み出す仕組みを考えた時、当社では水耕栽培に行き着きました。こちらの『兵神ファーム』では、ベビーリーフやサンチュ(レタス)、セロリやクレソンなどを育て、卸売業者を通じてスーパーやレストランチェーンに出荷しています」と、穏やかに話すのは農工部部長の中平吉男さんです。

三島光産株式会社

また、同社は『兵神ファーム』での野菜作り以外にも、ものづくり企業の技術力を生かし、水耕栽培システム『オンディーネVH』を開発して販売しています。設計・施工・設備導入までプロデュースし、導入後の栽培技術までをサポート。ビニールハウス1棟から始められる初期投資が抑えられるシステムのため、農業への新規参入のお客様が大半を占めていると話します。

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「初めての方でも分かりやすい水耕栽培のオペレーションを模索する中で出会ったのが『オクトクロス』です。『オクトクロス』は投入するだけで、培養液が循環する設備全体の防除効果が得られるので、余計な工程や工数に手間を取られることなく、収穫作業などに集中することができます。培養液中の殺菌方法としてUV殺菌やオゾン殺菌、光触媒を用いたものなど、当社ではさまざまな殺菌装置を導入し、検証を行いましたが、それぞれいくつか問題点がありました。例えば、UV殺菌では栽培ベッド内に留まっている病原菌を除去することが難しく、オゾン殺菌ではオゾンの発生量が多すぎると植物の根にもダメージが出るため濃度の調整に気を配らなければいけません。コスト面も考えると『オクトクロス』一択でしたね」と、農工部係長の佐野悠太さんは導入の経緯を話します。

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まさに「ほったらかし」の状態でも防除対策ができるのは、忙しい生産者には大きなメリットです。投入するだけで防除効果を発揮する『オクトクロス』は農業経験の浅い新規就農者の強い味方となり、「ピシウム菌」の活動が活発になる夏場の圃場で大活躍。『兵神ファーム』の水耕栽培システムを導入したユーザーには稼働初期からの予防的な使用を薦めているそうです。現在は、栽培現場で培ったノウハウを生かし、三島光産への技術協力を実施。『兵神ファーム』でもオクトクロスの販売を行っており、現場での効果的な使用方法含めたアドバイスを還元しています。

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水耕栽培の大敵である「根腐病」は、病原菌をいかに侵入させないか、また仮に入ってしまったとしても菌を繁殖させないという点が最も重要です。忙しい生産者にとって、手間をかけずに、手軽に導入できる『オクトクロス』は、一度試してみる価値のある防除剤ではないでしょうか。

『オクトクロス』の詳細はこちら

<取材協力>
兵神ファーム(兵神機械工業株式会社 農工部)
〒675-0148兵庫県加古郡播磨町北古田1-64
TEL:079-436-3355
ホームページはこちら

◆お問い合わせ

三島光産株式会社
機工事業本部 新規事業開発グループ

TEL:093-471-7091
※受付時間:9時~12時 13時~17時(土日・祝祭日・年末年始は除く)
※お問い合わせの際は『マイナビ農業』を見たとお伝えください
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