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有機栽培に挑戦!半農半Xの支援など生計も安心の阿賀野市笹神地区で就農しよう【補助金あり・研修生募集中】

有機栽培に挑戦!半農半Xの支援など生計も安心の阿賀野市笹神地区で就農しよう【補助金あり・研修生募集中】

いつかは農家として生きていきたい、でも本当に農業で食べていけるのだろうか―――。未経験の人が新規就農するにあたって、ほとんどの人は経済的な側面の不安を抱えているかもしれません。そんな人を応援したいと、新潟県阿賀野市では、「笹神地区」において新規就農を目指す人に最長1年間の研修と月12万5千円の補助金交付を行う事業を実施します。加えて「半農半X」で生計を安定させ、就農者を徹底サポート。制度の詳細と、地区の魅力を聞きました。

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「技術を身につけ生計を立てる」新規就農者の不安に有機栽培×半農半Ⅹで応える 新潟県阿賀野市

いつかは農業で生計を立てたい、地方に移住して就農したい―――。

コロナ禍を経てそれぞれの生き方が見直された昨今、このように考える人は少なくないかもしれません。
一方で、「本当に生計を立てられるのか」「農業で食べていけるのか」など、未経験の人が就農することに現実的な経済的問題があることも事実です。

そんな人たちを応援したいと、新潟県阿賀野市あがのしでは「笹神ささかみ地区」において新規就農を目指す方に、最長1年間の研修と月12万5千円の補助金交付を行う「阿賀野市過疎地域新規就農支援事業」を実施しています。

新潟県阿賀野市・笹神地区とは
阿賀野市は、新潟県の県都・新潟市から自動車で30分ほどの東に位置する自治体です。
広々とした田園地帯の背後には5つの峰を持つ名峰・五頭山がそびえ、白鳥が来訪する瓢湖、温泉、キャンプ場など、豊かな自然に恵まれています。

このうち笹神地区は早くから有機米の栽培に取り組んで販路を確保し、栽培から販売のノウハウを構築した、「有機米のパイオニア」。知る人ぞ知る、有機米の全国有数の産地です。
その有機米栽培の技術をはじめとする農業の知識と暮らしを最大1年間学び、新規就農への道を開くことができるのが、この研修制度の魅力です。
さらに、生計の半分は農業で、残り半分を異業種で担うことができる「半農半Ⅹ」も実践できます。
これまでのキャリアを生かしながら農業に軸を置いて生活を営む、新規就農の第一歩がここにあります。

研修における地元協力者のひとつ「夢の谷ファーム」 農業を楽しむ発想を!

五頭山麓・陣ヶ峰の谷間に田圃が拡がる、「夢の谷ファーム」は地元の農家・石塚美津夫さんが家族で経営する農事組合法人。
国内外の農業関係者が研修や実習に訪れる農場で、今回の研修における地元協力者のひとつです。

耕作放棄地を整備・再生した現在はおよそ11haの農地を持ち、農薬と化学肥料を使わず、有機栽培でコシヒカリ、古代米、エゴマ、ライ麦、菜種などを栽培しているほか、エゴマ油等の搾油施設も設置しています。

美津夫さんは元農協職員。在職中にパルシステム(生協)との交流を開始し、そこで「農薬や化学肥料をなるべく使わないものがほしい」という消費者ニーズと、信念と物語性を持って有機米栽培に取り組む全国の農家を知ります。
その後、パルシステム(生協)との取引にあたり、その目玉として有機米栽培に着手。四半世紀以上のキャリアを持つ地域の先駆けです。販売に責任を持ちたいと、複数の販路はすべて産直です。

肥料も自らの手で作る美津夫さんは、有機米栽培にはマニュアルがない、と話します。
「有機栽培は自然の草との戦い。5.5葉の丈夫なポット苗を育て、2回の代掻きを行い、深水管理を行うなど、やり方を開発するのが面白い。草を味方にして共生する、自然から逸脱しない農業を実践しています。有機栽培は、土地や気候など環境によって変わるもの。自分の環境に合ったものを考える、奥が深い農業です。研修を受け入れた際は、有機栽培を楽しむ発想や生き方を伝えたいですね」

夢の谷ファーム 石塚美津夫さん

「夢の谷ファーム」は美津夫さんの息子の浩二さんが代表理事を務めています。
農業のノウハウを家族でつないでゆくことを実践しています。

浩二さんは大学時代からプロボクサーとして活躍し、プロボクシングの管轄団体に就職。妻の敦子さんと結婚してからUターンを志し、栃木県で有機農業の研修を1年間受けた後、30歳で帰郷して農業を始めました。
「農業をする父が楽しそうだったんです」と浩二さん。
「笹神は販路もしっかりしていて、食べ物の種類も豊富。農地に大豆をパラリとまけば夏には枝豆ができます。自分が育てたものを食べるのは常に格別な体験です。販路も自分で決められるので、とても自由です」

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夢の谷ファーム 代表理事の石塚浩二さん

妻の敦子さんは、東京都出身。結婚前はフードコーディネーターをしていました。
笹神地区の魅力について、「四季折々の谷の景色は自然そのままで、その懐に抱かれて生きていると実感します。子どもたちにとっても楽しい環境だと思います」と目を細めます。

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代表理事の石塚浩二さんとともに夢の谷ファームで働く妻の敦子さん

農業のイメージをあまり持たずに飛び込んだということですが、「自分たちが種をまいたものが商品になるのは大きなやりがいです。笹神にありがたみを感じる日々です」と就農の喜びを語ってくれました。

有機栽培なら阿賀野市笹神 時代を先取りし地域ぐるみで未来を創る

笹神地区は減反政策が推進されていた昭和の時代に、全国でいちばん減反をしない地域でした。
そこで1981年、米の購入先を探していた生協(現パルシステム)と出会います。人と人の交流を深めながら餅の取引が始まり、約10年後に減農薬・減化学肥料による特別栽培米の取引を開始。その特別栽培米の頂点にあたるものが有機栽培のお米です。

JAささかみ(現JA新潟かがやき)ではJAS法改正の1999年からいちはやく有機JAS農産物の生産販売を開始。
現在は有機JAS認証取得費用の2/3をJA等で負担するなど、地域ぐるみで農家の有機栽培を推進しています。さらに籾殻をたい肥に使用し、また田圃に戻すための、たい肥センターや散布組織を整備。資源循環型有機農業を行っています。

JA新潟かがやき ささかみアグリセンターの高山和彦さん(有機JAS指導員・兼業農家)は、笹神地区は有機米の栽培技術を学び、農業を体感できる、絶好の土地だと話します。

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JA新潟かがやき ささかみアグリセンター 高山和彦さん

「笹神地区には農閑期のたい肥散布や餅作りの工場、育苗に使用する培土作りなど農業の仕事がたくさんあります。現在、試みているのは有機米の学校給食への提供です。阿賀野市全域で有機農業による農産物が消費されれば生産面積も増えるし、阿賀野市がオーガニックのイメージで認知され、そんな場所に住みたいという人も増えると思うんです。そんな未来を創るために、がんばっています」

就農者が生計を立てるところまでサポート まずはお気軽にご相談ください

自然豊かな里山地域である、阿賀野市笹神地区。
都市と自然のちょうどいい距離が、緑に囲まれて生きるライフスタイルを実現しています。

しかし近年では農業事業者の高齢化が深刻化し、農地の担い手不足が深刻な課題に。
そこで阿賀野市では、笹神地区で新規就農を目指し、最大1年間の研修を行う方に月12万5千円の補助金を交付する「阿賀野市過疎地域新規就農支援事業」を実施しています。
事業の詳細は以下のリンクをご覧ください。

募集要項はこちら

よくある質問はこちら

有機米、トマト、えんだま(枝豆)、柿または笹神なすのいずれか1品目以上の生産を行うことが研修の条件です。

トマトは市が所有するトマトハウスで中玉トマトの養液栽培を学びます。選果場を整備したえんだま(枝豆)では、有機質肥料を使った栽培を実施。柿は高齢化が進む担い手とともに作業を行って学び、後継者の道を選ぶことも可能です。笹神なすは作り手が激減した伝統野菜ですが、若い人を中心に復活の取り組みを行っています。

現在、すでにトマトと柿の研修に取り組んでいる先輩がいます。下記リンクの動画をご覧ください。

【ゆうきの里ささかみ】半農半X、新たな人材が活躍する地域へ

【ゆうきの里ささかみ】有機米づくりとその先の地域の未来

阿賀野市農林課で新規就農を担当する大沼友樹さんは「農業で暮らすのは難しいのでは、と考える人はたくさんいると思います」と話します。

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阿賀野市 産業建設部 農林課 農林企画係 大沼友樹さん

「研修後の就農の際には、自らの農業収入以外にも、選果場や収穫の手伝いなどで収入を得ることもできますし、半農半Xに協力していただける地元の食品製造業者や温泉旅館を紹介することもできます」

こんなことをやってみたい、こんなふうに暮らしてみたい、という就農希望者の夢や希望に寄り添って、実現の道を探る行政の支援体制が充実した阿賀野市笹神地区。
有機栽培に地域全体で取り組むこのまちで、あなたも安心・安全な作物を育てる農業の未来を目指してみませんか。

まずはご相談から、お気軽にお問い合わせください。

移住サイト「あがのライフ」

阿賀野市 公式HP

お問い合わせ先

新潟県阿賀野市岡山町 10 番 15 号
阿賀野市 農林課 農林企画係
電 話:0250-62-2510(内線 2676)
メール:norin@city.agano.niigata.jp

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